第13回地域コミュニティ振興検討委員会 議事録

更新日:2020年01月07日

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日時

平成16年4月8日(木曜日) 18時30分~21時20分

場所

市庁別館6階 会議室

出席者

(敬称略)

コミュニティ委員会委員6名

 大沢 泉 ・ 蟹沢幸治 ・ 藤村幸子 ・ 橋本 敦 ・ 慶長洋子 ・ 稲垣眞理子

オブザーバー1名

 西島 拡

要旨

前回に引き続き指針の構成(骨子案)について、内容等の見直しを行った。

内容

指針策定の背景と地域コミュニティの現状について

  • 地域の連帯感の喪失の部分で喪失という表現は厳しすぎないか。
  • 喪失だと全くなくなってしまったという印象を受ける。古い共同体意識は少なくなっているが、新しいものも生まれている状況だ。
  • 連帯感の希薄化とか減少ではどうか。
  • 連帯感という言葉も分かりにくいように思う。帰属意識の希薄化とかではどうか。
  • 共同体の意識が薄れてきているということであるので、共同意識ではどうか。
  • 共同意識の低下という表現が分かりやすい。(委員賛同)
  • 行政依存の増大という表現も行政への依存の増大としたい。
  • カッコ内の行政の守備範囲の拡大という説明は不要ではないか。かえってあると分かりにくい。(委員賛同)
  • 次に地域コミュニティの崩壊という部分も、崩壊というのは、とても厳しい表現。全くなくなったと言っていることになる。旧来のコミュニティは確かに機能しなくなっている部分もあると思うが、新しい形のコミュニティが生まれている部分もある。
  • 確かに、崩壊では全てが崩れ去って何もないという印象で、とても厳しい印象を受ける。機能低下という表現ではどうか。(委員賛同)
  • 背景のところで、財政危機・低成長時代・地方を取り巻く環境の変化・市町村合併という項目があるが、低成長時代というのはどうか。高度成長に対応して低成長というが、最近は安定成長といわれている。現在の経済情勢について、高度成長ではないから悪いということにはならない。評価が分かれるところである。
  • ここの部分は、高度成長が続く前提で進められてきた政策では合わなくなり、政策転換しなければならなくなってきたことを説明する必要があるという考え方。その結果、地方分権が進められ、市町村合併も現実になり、協働のまちづくりが必要になってきているということ。
  • 低成長時代という表現は不要ではないか。低成長時代となったから、高度成長期のままの行政運営で財政危機が生じたのではないか。低成長時代を削除して、「財政危機などの地方を取り巻く環境の変化」としてはどうか。
  • 市町村合併は地方分権に伴うものであるから、背景というより結果としての項目に入れたい。地方分権時代の次に市町村合併を加える。

地域コミュニティ振興の目的について

  • 地域コミュニティ振興の目的の項目の中で行政依存からの脱却という表現があるが、脱却というのは厳しくないか。
  • 要望型、苦情型の活動から抜け出すということ、依存体質の解消ということが大変重要なこと。まさに、我々が強調したいところでもある。
  • 最近良く使われる表現ではある。
  • 少し強めに表現しておいても良いのではないか。強調する意味で、このままでよい。(委員賛同)
  • 同じ目的のところで、地域の連帯感の回復とあるが、回復というのもどうか。また、ここの連帯感はコミュニティの現状のところで共同意識と言い換えているので、合わせた方が良い。
  • 回復というより、向上でどうか。現状のところで、共同意識の低下という表現だったので、共同意識の向上でどうか。(委員賛同)

住民の役割

  • 住民の役割のところで、地域の連携と連帯の推進者とあるが、住民の役割なので、「者」をとって、地域の連携と連帯の推進で良いのではないか。(委員賛同)
  • 地域の伝統・文化の担い手・継承者とあるが、担い手と継承者の違いは何か。継承者だけでよいのではないか。
  • 継承だけで良い。現在または過去に担い手であるからこそ継承できる。
  • 継承者も先ほどの推進者と同じで「者」を取り、継承としたい。(委員賛同)

町内会の役割について

  • 町内会の機能・役割の部分で、地域資源の保護・伝承とあるが、継承ではだめか。
  • ただ、単に受け継ぐというより、伝えるという意味を持つ伝承の方がより良いと思う。伝統とか地域固有の風習のようなものも含めて伝えていくということが含まれるようで、より良い。
  • 伝承のままとしたい。
  • 地域生活の課題を把握・解決すると言う表現で、把握し、解決するとしたい。
  • 把握して、解決するということ。
  • 最近は、町内会で課題や問題点を把握していない、わからないということがある。地域の課題を地域の問題として把握できない状況がある。
  • 把握し、解決するとしたい。

公民館を軸にしたまちづくりの推進について

  • 公民館の機能・役割で、地域づくりの拠点という表現があるが、生涯学習の拠点というのは問題ないが、地域づくりの拠点と言い切ってよいか。
  • 場という言葉と違って、何か事業も伴わなければいけない印象がある。
  • これからの理想としてはそうであるが、項目出しをすると、何かかやらなければならないという強い印象を与える可能性がある。
  • 地域づくりの推進という表現ではどうか。
  • 強制的に何かをしろということではなく、地域の皆さんと一緒に推進していくという形。(委員賛同)
  • 次に地域の特徴・個性を伝える地域教育の場という表現で、特徴・個性というのは、先に指摘があったとおり、特色という表現で統一したい。
  • 公民館から「交民館」へのところで、括弧書きのところに多様な人々の交流の拠点という表現があるが、ここは「交流の場」にしてはどうか。人々が自由に行き交うことのできる場と言う意味が重要だ。(委員賛同)

学校と地域の連携の推進について

  • 学校関係者の地域活動への理解促進というところは、理解の促進にしたい。
  • 学校運営へのPTA、地域住民の参画の項目は「PTA、」ではなく、PTA・地域住民としたい。
  • 地域住民が子どもを見守る体制の整備の部分の括弧書きの部分に地域全体で子どもを育てる意識の醸成とあるが、醸成というのは、解りにくい。役所言葉の印象が強い。
  • 自然に意識がかもし出されるのを待つということか。
  • 醸成の意味としてはそういうことになる。
  • 括弧書きであれば、補足説明なので、「地域全体で子どもを育てる意識」だけで良いのではないか。(委員賛同)
  • PTAと学校の相互理解の推進と関係の改善という小項目があるが、関係の改善というのは今、関係が悪いということを前提にすることになり、ちょっと問題がないか。
  • いろいろとPTAと学校の関係は難しいところがあるというのは実感だが、関係の改善というのは厳しすぎると思う。
  • 現在も協力しあっている部分はある。協力し合う関係をさらに強めるということで協力体制の強化という表現ではどうか。(委員賛同)
  • 同じく、PTA活動の改善という項目について、改善というのはどうか。充実で良いのではないか。(委員賛同)
  • 地域活動との連携で地域人材を活用した地域教育の推進という項目では地域教育の実施としたい。
  • 単に推進するのではなく、地域教育を実施していく必要があるということ。(委員賛同)
  • 行政(市)の役割と地域との関係の見直しの部分でパブリックコメント制度の実施という項目があるが、パブリックコメント制度というのはわかりにくい。
  • カタカナ語で聞きなれないということもある。括弧書きで市の計画等に地域の意見を反映するという説明で補足されているので、何とか理解できるのではないか。
  • 地域の意見という表現でよいか。地域住民の意見を聞くということであれば、地域住民の意見を反映するという方が良いのではないか。(委員賛同)

NPOについて

  • NPOの項目の部分は話し合いが充分でないが、これからの地域づくりを考えるうえで、NPOとか市民活動を無視することはできない。
  • NPOと地域コミュニティとがどのように連携していくことが理想なのか、どのようにかかわっていくことが良いのかを考えなければいけない。
  • 今、地域づくりの理想として、NPO法人となっていくべきかどうかという問題も現実に生じている。
  • この部分はこれまで、NPOの委員会の関係もあり、あまり検討していなかったので、次回までに各自検討し、意見をまとめてくることとしたい。

地域力の向上を目指してについて

  • この部分にも醸成という言葉がでてくる。地域コミュニティ意識の醸成というのはどういうことか。
  • 括弧書きの部分の地域は自らの手でつくるという意識改革が必要ということそのままではないか。
  • 地域コミュニティ意識の醸成というより、地域は自らの手でつくるという意識改革とした方がよいのではないか。(委員賛同)
  • 地域の現状や特徴の把握という項目は特徴は特色で統一する。
  • 人材育成については、地域づくりに関する人材育成となっているが、「関する」という表現は良く分からない。
  • 地域の中で、人と人とを繋ぐような、コーディネートするような人を育てる必要性がある。
  • 地域づくりに「関する」ではなく、地域づくりを「推進する」人材の育成としてはどうか。(委員賛同)
  • 地域情報の共有の促進という項目では促進と言わなくても良いと思うし、括弧書きで地域情報誌の発行とあるが、情報共有の手段は情報誌だけではないと思うので、「地域情報誌の発行など」というふうにしてはどうか。(委員賛同)
  • 伝統行事の継承と地域の新たな伝統の創造については、項目として入れてよいかどうか。
  • 入れるべきと思う。新しく開発された地域に住む人々で新たに、町内会が組織されたりすることも多い。そういう時にはまさに、新たにその地域に伝統を作り上げていくことにつながる。(委員賛同)

その他

  • 骨子の項目の検討について、地域コミュニティ自治の推進の部分と施策の提言の部分が残っている。次回までに各自、内容を検討し、持ち寄りたい。次回でできれば、骨子項目の検討をひととおり終了したい。
  • 指針の骨子案階で、委員会から市民に向けて意見募集または、意見交換会など、行いたい。委員会以外の意見も聞かなければ、思い込みになる場合も考えられる。
  • 公民館長に対して、ヒアリングへ協力いただいたことからも報告を兼ねて、意見を聞く場を設けたい。

委員長の総括

  • 施策の提言とコミュニティ自治の推進については、これから新たにどういう方向を見ていけばよいのかを盛り込む必要がある。積極的、大胆に意見をまとめていきたい。
  • NPOについては次回までに各委員、意見を事前に事務局へ提出していただきたい。事務局は取りまとめて、次回、委員会に提出いただきたい。

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