第8回協働のまちづくり推進条例検討委員会 議事録

更新日:2020年01月07日

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日時

平成15年12月9日(火曜日) 18時30分~20時50分

場所

八戸市庁別館8階 研修室

出席者

(敬称略)

条例委員会委員4名(2名欠席)

  • 前山総一郎
  • 平間恵美
  • 宮崎菜穂子
  • 池田光則

福田昭良(オブザーバー)

要旨

 前回追加・修正された条例の骨子案を確認し、骨子の構成について検討し、別紙資料1のとおりとした。
 又、事前に各委員が検討してきた条例文案について、一部検討を行った。

内容

条例の骨子案及び条例案骨子の構成について 別紙資料1参照

 前回の委員会で出された骨子案の追加・修正分及び構成について検討
 (追加・修正項目:言葉の定義、こどもの権利・役割、市民活動の推進、人材育成)

  • 骨子案を各章ごとにまとめてみると分かりやすくなる。
  • 人材育成について、前回の委員会で、行政だけではなく、地域や市民活動団体やそれぞれの役割の中で為されるべきことではないかという意見があり、別途項目とすることとしていたが、分類すると収まりが悪い。
  • 市民や行政、事業者などのそれぞれの役割の中にそれぞれの表現で入れるべきではないか。
  • ここでの人材というのは、どういう人材かを考えなければいけない。リーダーを養成することか。
  • 人材育成という時、単に、一人や二人のリーダーを育てればよいということではないのではないか。
  • 草の根的にまちづくりへの関心を高め、底上げを進めていく中で、リーダー役も育つのではないか。
  • 現在の地域づくり、まちづくりを考えると、市民活動団体や大学等と地域の連携が重要で、その接着剤となるようなコーディネーターとしての人材が必要。
  • 学社融合の会議の際、公民館がコーディネーター役をすべきという話しもあった。
  • 草の根的な関心を高めるということは、それぞれの役割の中で考えれば良いのではないか。行政と地域、民間との接着剤としてのコーディネーターの育成という項目としたらどうか。
  • コーディネーターの育成は、「役割」の中の項目ではなく、行政と地域、民間といった様々の間をとりもつ接着剤としての役割りから考えると協働の手法の部分に入れたい。
  • 条例の位置付けについて、最高法規性とともに見直し、育てる条例ということが項目として入っているが、見直し、育てるという部分は、独立した方が良いのではないか。
  • 条例が出来上がって終わりではなく、社会情勢や時代に応じて見直していくことが重要であることから、条例の見直しという項目を最後にもってきたい。
  • 協働の評価の後に、条例の見直しを入れることにしたい。
  • それ以外については、構成としては、概ね良いのではないか。
  • では、項目ごとに、文案(素案)を検討しながら、必要に応じて、修正をする方向で進めたい。

【条例文案検討】各委員の事前検討内容:別紙資料2参照

(1)前文

  • 骨子の構成(資料1)に添って、進めたい。各委員が事前に検討してきた内容を発表しながら、意見交換したい。また、条文自体の検討ではあるが、いきなり、文章化するのは難しい。各自の検討事項で盛り込む内容を決定し、意見を集約して文章化するのは、後日としたい。まず、前文であるが、これまでの話し合いでは、前文では条例制定の背景や住民自治や団体自治に関する基本的な考え方を載せたいということだった。
  • 住民自治や市民主体のまちづくり、市民の意思や考え方をまちづくりに反映させるということ、協働のまちづくりについて考え方を盛り込みたい。
  • 八戸市のこれまで培ってきた歴史や豊かな自然など八戸市の特徴を掲載して八戸市の目指す方向性と条例制定理由、住民自治と協働の考え方を載せたい。
  • 八戸市の住民として誇りをもって次の世代へ受け継ぎ、引き継いでいくということが大事。
  • 住民自治といっても、すぐにはとっつきにくい。先進地の条例を読んでみても、心に響かないものが多い。まず、市民自身に身近なところからまちづくりに参加しようということ、参加できるということを分かるように入れたい。
  • 完璧な条例よりも穴があっても、市民に分かりやすい、心に響くものにしたい。
  • 前文の中にも、最高規範性を盛り込む必要があるだろうか。位置づけできちんと表現すれば、前文ではあまり触れる必要はないと思う。
  • 各委員の事前検討の内容と意見の状況をみると、八戸市の特徴、条例制定の背景と目標、協働のまちづくりと住民自治(市民参加)の考え方、まちづくりの継続性といった点が共通していると思うがどうか。また、分かりやすさも必要。理念は高く言葉は平易にということだが、どうか。良ければ次の項目へ移りたい。(参加委員の賛同)

(2)第1章 総則

1.条例制定の目的について
  • この条項は、条例が何を目的にしているのかを示す部分。
  • 協働のまちづくりを推進するための基本原則を定めるという目的。そしてこの基本原則に基づいて個性豊かで活力のある地域社会の実現を目指すもの。
  • 市民の意思を市政運営に反映させ、住民自治の実現を図ること。
  • 市と市民との協働によって特色ある個性豊かなまちづくりを進めることが目的
  • 市民や市、事業者、それぞれが責任をもってまちづくりに参加していくということ。
  • 条例制定の目的については、概ね全員の考え方が一致していると思われる。市民主体のまちづくり、パートナーシップ、市民の意思を反映する個性豊かなまちづくりといったもの。つまりは、協働のまちづくりによる住民自治の実現を図るための基本ルールづくりがこの条例の目的と考えてよいのではないか。その方向で良ければ、次の項目、言葉の定義について検討したい。(委員賛同)
2.言葉の定義について
  • これまでの検討の中でいくつか、言葉の定義が必要なものが出てきていると思う。市民、事業者、地域コミュニティ、市民活動などがあるが、ほかに説明の必要な言葉はないか。
  • まちづくりという言葉は分かるようで分からない。まちづくりについても説明が必要。
  • 協働という言葉も、この文字の協働は、最近使われるようになったもので、なじみがない。この条例の中では、どう規定するのかを、きちんと明示する必要があるのではないか。
  • 住民自治と団体自治についても説明が必要ではないか。
  • この条例で書き込むものは、住民自治の実現に向けた基本理念やルールであることから、住民自治のみの説明でよいのではないか。
  • 団体自治は、国と地方自治体間の問題で、前提としては重要なことだが、今回の条例の中身には、直接的には関係ない。条文の中に言葉が出ないのであれば、定義する必要がないと思う。逆に混乱する。
  • 項目的には、市民、事業者、地域コミュニティ、市民活動、まちづくり、協働、住民自治といったところでよいか。(委員賛同)具体的な意味だが、市民については、どうか。
  • 市民と住民という言い方はどちらが良いのか。
  • 住民というのは、自治法上、定義があるが、市民については、特にない。以前総務課の法規担当に確認したとおり、条例の内容に応じて、どちらかを使用すればよいということ。市民という言葉であれば、条例の中で、どのように定義するかを考えればよい。
  • 市民というと普通に考えると八戸市に住んでいる人と思うが、市内に勤務する人や通学する人もいる。
  • 外国人の方もいるし、住民には含まれる法人はどうするか。
  • 法人については事業者で定義する。
  • 事業者については、市内で営利を目的とする事業を行う個人と法人という考え方。
  • 地域コミュニティについては、地域コミュニティ振興検討委員会の考え方と整合性を取らなければならない。
  • 地域コミュニティ委員会では、まだ、確定した定義を作っていないので、その内容を確認のうえ、決定したい。
  • ニュースレター発行の際、コミュニティの委員会から地域コミュニティの言葉の意味を記載してもらっている。基本的には、そこから大きく外れることはないのではないか。
  • 前山委員長から出されている内容が地域コミュニティの意味として一番分かりやすい。
  • 前山委員長案で「基層的な近隣社会」という言葉遣いは、難しいように思える。もう少し、易しい表現にならないか。
  • 市民活動の定義についても、市民活動促進検討委員会との整合性が必要。これについては、市民活動促進検討委員会の定義を確認のうえ、検討したい。
  • 言葉の定義については、条例の文案を検討している中で、追加する必要があるかもしれないので、概ねの共通理解はされているようなので、他の条項を検討のうえ、最終決定したい。
3.条例の位置づけについて
  • 条例の位置づけについては、自治基本条例としての考え方から最高法規性を謳うことで共通認識はできている。
  • 表現の方法として、まちづくりの推進にあたって、最大限尊重するといった形が良いか。
  • 市の基本計画等の策定にあたっても最大限尊重するという内容が必要ではないか。
  • この条例を遵守し、最大限尊重するのは、行政だけではなく、市民の側も自ら守るということが必要。行政も市民も遵守する。
  • 時代の状況・変化に応じて見直し、育てていくという点については、前文のところでもでたが、独立させ、条文の最後に持っていくことにしたい。その部分は改めて検討したい。
  • この条例の位置づけについても、委員全員の考え方にぶれはないと思う。行政も住民も最大限遵守するということで一致していると考えるがどうか。(委員賛同)では、次の項目に移りたい。

(3)第2章 基本理念

1.まちづくりの基本理念について
  • まちづくりの基本理念については、八戸市のまちづくりが何を目指すかを規定するもの。
  • 市民憲章内容とともに、市民の幸福の実現、自由・平等・安全、平和に暮らせるまちづくりが必要。
  • 市民と市が対等の立場でまちづくりを進めることも大事。
  • 自然環境や歴史・文化などを生かした魅力あるまちづくりや健康で安心して暮らせるまちづくり、人と人、人と社会のつながりがあり、にぎわいと活力に満ちたまちづくりが必要。
  • この地域の個性をいかしたまちづくり、個性ということが重要。
  • まちづくりの主体は市民であるということや子どもを地域社会が守り育むまちづくり、子ども達が将来も住みつづけられる、住みたいと思うまちづくりが必要。
  • 安全で災害に強いまちづくりということも重要。これまでのアンケートなどにも必ずといっていいほど災害に強いまちづくりということがでてきている。
  • 八戸地域は、地震災害の多い地域でもあり、盛り込みたい。
  • 八戸市のまちづくりの目指すところは、一言で言えば市民の幸福の実現であるが、どのような記述の仕方をするかということもある。例えば、あっさりと市民の幸福・平和の実現を目指すといった書き方と、市民憲章のように、自由・平等・平和、歴史・文化芸術の息づくまちづくり、自然環境を生かしたまちづくり、健康で安心してまちづくりなど、書き並べる方法とあるのではないか。
  • どちらかというと、協働のまちづくりの推進と市民の幸福を目指すということを記載して、そのために、目指すものとして、文化の高いまちづくりとか環境に配慮したまち、災害に強いまちづくりとかを箇条書き的にまとめるのが良いのではないか。
  • 基本理念についても、委員の考え方としては、平和、安全、歴史・文化、自然環境、健康・安全、防災、子どもたちが希望を持てるということ、協働のまちづくり、市民主体のまちづくりといったことで共通していると思うがどうか。(委員賛同)
  • 皆さんの賛同が得られたので、項目的にはこのような内容を記載していくこととしたい。本日は、時間的にも、基本理念のところで検討を打ち切りたい。続きについては次回検討することとする。

その他

  • 現在骨子案に対する意見募集を行っているが、出された意見を再度委員会でも検討し、必要に応じて修正していきたい。ある程度、骨子に添って内容を詰めていった段階で、直接、市民の皆さんと意見交換できる機会を持ちたい。
  • 骨子案への意見募集が終わり、意見を条例案に反映させた上で、実施するとすれば、2月ごろとなるが、できるだけ早い時期に実施するようにしたい。

委員長総括

  • 本日の検討で、前文、目的、条例の位置づけ、基本理念について、概ね共通の認識が得られたと思う。言葉の定義については、今後も必要に応じて検討を続ける。
  • 続きの部分については、各委員の意見が出された資料を次回までに、全員が検討をしたうえで、議論したい。今後、条文に書き込む内容が一応だされたものについては、少し、整理をして、資料を作り、再検討していくこととする。まずは、項目に添って、次回進めるだけ検討を進めていきたい。

別紙

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