第6回協働のまちづくり推進条例検討委員会 議事録

更新日:2020年01月07日

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日時

平成15年11月10日(月曜日) 18時30分~21時50分

場所

八戸市庁別館4階 会議室

出席者

(敬称略)

条例委員会委員6名(全員出席)

  • 前山総一郎
  • 平間恵美
  • 宮崎菜穂子
  • 新田康介
  • 池田光則
  • 東山光子

要旨

 前回に引き続き、条例の枠組みについて具体的な意見内容から検討した。市民の役割や権利、行政の役割、コミュニティの役割、事業者の役割、議会の役割、市長の役割などについて検討した。

内容

条例骨子の検討について

  • 市民の役割として市民ができることは自分でやるということを示したい。
  • 市民の側からまちづくりができるということを示したい。
  • NPOの位置づけとして、市民の中にNPOを入れられるかきちんと検討が必要。
  • NPOというと法人だけを示すことになり、また、現在の市民のイメージでは、なかなか理解しにくい部分があるので、NPO法人だけではなく、市民活動団体という考え方で位置づければ、まちづくりの担い手として市民の一つの形態とできるのではないか。
  • 事業者も、NPOと同じことではないか。事業者は、企業市民として、まちづくりに協力する意識が必要。
  • 市民について、市民活動団体(NPO)や事業者を含むのか、条例の中に市民の定義をする必要がある。
  • いずれにしても、まちづくりをしなければならないという義務づけではなく、自分たちの発意でまちづくりに参加できるということを謳いたい。
  • 市民の側からまちづくりへの発意ができる条例にしたい。
  • 地域コミュニティについても、まちづくりとか子どもの健全育成とか地域の果たす役割が大きいが、コミュニティとか地域とか言った場合、どういう範囲になるか、町内会とか連合町内会とか学区とかあるが、決まった定義があるのか。
  • アメリカでは、コミュニティについて、国民全体に共通するイメージ、認識があるが、日本にはない。
  • 地域コミュニティについて、行政で決められた定義はない。現在、地域コミュニティ振興検討委員会で、位置づけを含めて、検討を進めている。
  • 八戸の中学校区ごとにある公民館の役割は大きく、まちづくりを進めるうえでは、中学校区ぐらいのサイズが、適当なイメージがある。
  • 具体的なコミュニティ施策にまで、この条例の中で踏み込むのはどうか。自分たちのことは自分たちでという位置づけから、公共の担い手としての役割程度の位置づけでとしたい。
  • 今までの地域と行政の関係は行政に要望し、陳情する、何かを「して欲しい」ということがほとんどと思われる。地域の皆で何かをしようと言うことができる組織として、公共の担い手としての位置づけが必要。
  • コミュニティの何らかのシステム化についても地域コミュニティの委員会で検討してほしい。
  • 事業者も市民の一員としてまちづくりの責任を果たすことが必要。しかし、男女共同参画とか、環境に対する責任とか、個別具体的な問題を事細かく規定するのではなく、やはり、事業者もまちづくりの意識を持ち、社会貢献するという意識付けが、この条例の役割ではないか。
  • この条例では、まちづくりの可能性を開くという意識づけが大事。事業者でも、市民でも、議会、市長の役割でも、何か縛りをかけるものではない。
  • それぞれの分野で規定された法律を守りつつ、可能性を開くということ。
  • 議会については、議員の選出にあたって、選挙を通じて住民の自治権が具現化されているものであり、あれこれと制限するものではない。
  • 市民へ議会活動を報告するとか、活動評価をして報告するということは、議員それぞれの政治活動にもかかわる事で、この条例で規定できるものではないと思う。
  • 議員の評価は市民の側がして、選挙で反映するもの。議会活動の報告も市民側から自発的にそういうムードにしていく市民の側に求められることではないか。条例でいちいち規定することではない。
  • 議会の役割は、市民の意思が市政運営に適切に反映されるように公正・誠実に活動するということに尽きるのではないか。このことも、当然と言えば言えるが、市民の意思に基づく市政運営を目指す条例であるので、この内容は載せたい。
  • 市長についてもこの条例の基本理念に基づいて、責任をもって市民と協働のまちづくりを推進する役割を明記したい。
  • 市長の職員の指揮監督権に基づき、市職員の人材育成の役割もある。
  • 市民の信託に基づき公正誠実な市政の執行を図る必要がある。
  • 総合計画については協働のシステムのところで計画への市民参加という形で記載しているが、各種プランをつくるような審議会等の役割が良く分からない。
  • 審議会等に市民が参加しても役割や活動が見えないことが多々ある。計画づくりへの市民参加の明確化が必要。
  • 総合計画策定の時には、地域の意思を尊重した形で策定するべき。
  • 八戸地域は地震災害が多い地域である、防災についてのシステムづくりがまちづくりの基礎にならないか。
  • 基本理念の中に安全・安心なまちづくりを入れる。災害にも強いという表現を検討してみたい。
  • 連携・協働について、市民と行政だけではなく、行政と他の行政機関や組織との協力も考えて行くべき。
  • 国際化の進む社会において、国際交流、国際色豊かなまちづくりや国際的な人づくりなども理念には必要。
  • 条例ができた後に、この条例の趣旨が守られているかどうかチェックするための高知市のような見守り委員会も必要ではないか。
  • 制度的には必要だと思うが、条例の中に入れる必要があるのかどうか、改めて検討していくことにしたい。

委員長総括

  • 今回で概ね骨子の項目がだされた。次回さらに精査し、条文へ繋げたい。
  • 多くの方々から意見を求めるため、広報へ意見募集記事を掲載する。

今回出された条例骨子項目

  1. 市民の役割・権利:まちづくりに参加する権利
  2. 市民の役割・権利:公共の担い手としての役割(市民の中にはNPOや市民活動団体、事業者も含む)
  3. 行政の役割:まちづくりを担う人材の育成
  4. 行政の役割:市民の自主的なまちづくりの推進
  5. 行政の役割:パブリックコメントの充実
  6. 行政の役割:情報公開
  7. 行政の役割:個人情報の保護
  8. 行政の役割:行政内外との連携努力
  9. 行政の役割:施策の評価システムの確立
  10. 地域コミュニティの役割:公共の担い手としての役割
  11. 事業者の役割:市民の一員としてのまちづくり、公共の担い手としての役割
  12. 事業者の役割:社会貢献に努める
  13. 議会の役割:公正・誠実で市民に開かれた議会運営に努める
  14. 市長の役割:基本理念に基づき、市民協働のまちづくりを推進する
  15. 市長の役割:市民の信託に応え公正誠実な市政の執行
  16. 市長の役割:職員の人材育成

この記事に関するお問い合わせ先

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