8つの政策と新たな取組項目

更新日:2020年01月07日

1 震災からの復興加速と災害に強い八戸の実現

  1. 地域活動の拠点となる公民館と児童館の耐震化を進めます。
  2. 津波から命を守る津波避難施設や津波避難道路の整備を進めます。
  3. 総合防災訓練の充実・強化と自主防災組織による地区防災訓練の促進を図ります。
  4. 自主防災組織の資機材の完全配備を進めるとともに、団員の確保と機能強化を図るため、機能別消防団制度をより充実させます。
  5. 市民の防災意識の高揚と防災教育の充実を図るため、防災に関する市民研修会の開催や小・中学校への副読本の導入などを進めます。

2 子育て・教育の充実したまちの実現

  1. 子育て情報の充実を図るため、情報サイトの開設やメルマガの配信を進めます。
  2. 「本のまち八戸」を目指し、赤ちゃんを対象にした「ブックスタート」と新小学生を対象にした「ブッククーポン」の配布を行うとともに、書店との連携により、本のセレクトショップ「八戸ブックセンター」を開設します。
  3. 未婚のひとり親家庭を支援するため、寡婦(夫)控除のみなし適用により、保育料と市営住宅の家賃を軽減するとともに、不妊治療を受けている夫婦を対象に、治療費の一部を助成します。
  4. これまでの実施状況を検証しつつ、市内全小・中学校で導入済の地域密着型教育の一層の充実を図ります。
  5. 特別支援教育や心の教育相談の充実を図るため、児童・生徒の相談窓口となる「子どもセンター」を設置するとともに、小・中学校の教育指導体制の整備を促進します。

3 安心して暮らせる共生社会の実現

  1. 中核市移行に伴い設置する保健所を併設した「総合保健センター」の建設を推進します。
  2. がん医療の充実を図るため、青森県におけるがん診療の拠点として、「県立がんセンター」の整備を促進するとともに、市民病院に緩和ケア病棟を整備します。
  3. 介護予防と認知症対策の拠点として、「介護・認知症予防センター」を設置します。
  4. 高齢者や障がい者等の見守り強化や、道路・公園等の公共施設の適切な維持管理を図るため、宅配業者、タクシー会社、新聞販売店等の事業所と、「地域の安心・安全見守り協定」を締結します。
  5. 高齢者や障がい者の権利擁護を強化するため、「権利擁護センター」を設置します。

4 市民と地域に元気をもたらす観光・文化・スポーツの振興

  1. 三陸復興国立公園の北の玄関口として、蕪島エントランス整備事業を推進するとともに、種差海岸の魅力を高めるため、吉田初三郎をはじめとする種差ゆかりの文人墨客記念館「新潮観荘」の建設を進めます。
  2. 芸術やアートを活かしたまちづくりを進めるため、「文化のまちづくりビジョン」を策定します。
  3. 「写真のまち八戸」を目指し、アートイベント「八戸フォトシリーズ」を開催します。
  4. 県立屋内スケート場の早期着工と早期完成に全力を挙げて取り組みます。
  5. 多賀地区多目的運動場の整備や長根公園野球場における電光掲示板の整備を進めるとともに、アイスホッケーやサッカーをはじめとする地域スポーツの活性化と応援体制の強化を図ります。

5 6次産業化による農・水産業の活性化

  1. いちごやブルーベリーをはじめとする特産フルーツや「八戸野菜」のブランド化を図るため、「八戸スイーツコンテスト」の開催や「野菜ソムリエ」の育成を進めます。
  2. 南郷区における新たな作物を研究する「南郷新規作物研究会議」を創設します。
  3. 畜産の国内一大基地化を目指し、「畜産関連産業振興ビジョン」を策定します。
  4. 収益性の高い漁船漁業の確立を目指し、「八戸地域プロジェクト」を推進します。
  5. 魚市場の高度衛生・拠点化を進めるとともに、市内水産加工施設のハサップ認定と、イカ・サバをはじめとする水産物のブランド化を促進します。

6 多様な企業集積と雇用の創出

  1. 八戸港のさらなる物流拠点化を図るため、国内外でのポートセールスを戦略的に推進するとともに、アジア市場をはじめとした海外販路の拡大を図るため、商談会や物産展への積極的な参加・出展を進めます。
  2. トップセールスにより、加工組立型産業、高度技術産業、IT関連産業、テレマーケティング産業など、多様な企業の誘致を一層推進するとともに、地元中小企業の経営強化を図るため、各種融資制度の活用や企業間連携を促進します。
  3. 平成27年供用開始に向けて、八戸LNGターミナルの建設を促進するとともに、LNG(液化天然ガス)の利活用やメガソーラーをはじめとする再生可能エネルギーの導入を促進します。
  4. 市内企業の採用活動を支援するため、求人情報無料ウェブサイトを開設します。
  5. 公契約において適正な労働条件が確保されるよう、国に対し公契約法の早期制定を強く働きかけます。

7 魅力とうるおいに満ちた求心力のあるまちづくりの推進

  1. 中心街の魅力と回遊性の向上を図るため、八日町地区や三日町地区における民間再開発を促進するとともに、中心街の玄関口として、都市計画道路3・5・1号沼館三日町線の早期完成と本八戸駅通りの整備を促進します。
  2. 北奥羽地域の玄関口として、八戸駅西地区土地区画整理事業を推進するとともに、広域的な物流や交流人口の拡大に寄与する「八戸西インターチェンジ」の設置を促進します。
  3. 若者によるにぎわい創出を図るため、大学等の市中心部への機能移転を支援するとともに、市民の学びの場として、大学等の公開講座の開催を促進します。
  4. 花と緑があふれる「みどりの環づくり」を進めるため、「フラワーバスケット」の設置等による市内商店街の環境美化や、地域や市内小・中学校における緑化活動を促進します。
  5. 中心街や南郷区、工場地帯などにおいて、「アートのまちづくり」を進めるため、アート空間の創出やアートイベントの開催を促進します。

8 さらなる行財政改革の推進と住民参画の促進

  1. 地方自治法の改正に即応し、平成28年度を目標に、中核市への移行を進めます。
  2. 広域生活圏における暮らしの向上を図るため、第2次定住自立圏共生ビジョンを策定し、八戸圏域における連携施策を拡充するとともに、住民レベルでの交流や圏域町村への拡大など、岩手県北の久慈・二戸地域との三圏域連携を推進します。
  3. 協働のまちづくりの取組みを一層強化し、町内会への加入促進と地域活動の活性化を図るため、八戸市連合町内会連絡協議会と連携し、町内会・自治会情報コーナーの開設、広報コンクールの開催、各種団体との意見交換などを実施します。
  4. 職員の実務能力の向上や人材の専門化を図るため、類似都市との人事交流や文化・スポーツをはじめとする専門的な人材の登用を進めます。
  5. たゆみない行財政改革に向けて、これまでの検証と新たな視点から、第6次八戸市行財政改革大綱を策定します。また、市民サービスの一層の向上を図るため、コンビニエンスストアでの市税の納入と住民票等の交付、バスの位置情報を案内するバスロケーションシステムの整備を進めます。

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