記者会見 令和3年11月22日
発表内容
日時:令和3年11月22日月曜日14時00分~14時14分
場所:八戸市庁本館2階庁議室
案件:第32回八戸市景観賞の決定について
【案件に関する質疑】
- 第32回八戸市景観賞の決定について
【案件に関する質疑】
- 魚菜小売市場の改修工事について
第32回八戸市景観賞の決定について
第32回八戸市景観賞を決定いたしましたのでお知らせいたします。
「八戸市景観賞」は、景観づくりに寄与している事例を表彰し、市民のみなさまに周知することにより、景観づくりに対する関心を高めていただき、魅力あるまちづくりを進めていくことを目的に、昭和62年度から実施しており、これまでに85件を表彰しております。
募集部門といたしましては、これまで「まちなみ空間部門」と「景観づくり部門」の2つの部門でありましたが、今回より、応募しやすいように部門を細分化し、「建築物部門」、「広告物部門」、「公共施設・公共空間部門」、「景観づくり活動部門」、「生きた景観部門」の5つの部門で募集を行いました。
今年度の応募総数は23件で、審査は重複応募等を除いた、21件を対象に、8月24日と9月29日の2回にわたり「八戸市景観審議会」において審査を行いました。
その結果、「建築物部門」において、「グランフォート別館LUMO(ルモ)」、「清水寺(せいすいじ)観音堂(かんのんどう)」、「AG(エージー) Design(デザイン)オフィス兼自宅」の3件
「景観づくり活動部門」において、「糠塚・大慈寺(だいじじ)と周辺地」 1件
「生きた景観部門」において、「私の街を学ぶ~多賀台小学校・通学路で見つけた景観」 1件 の合計5件を景観賞として決定いたしました。
受賞された方の表彰式は、来る12月3日金曜日の10時半から市庁別館2階会議室Bにおいて行うこととしております。
受賞者及び選定理由の詳細につきましては、お配りしている資料をご覧いただきたいと思います。
今回の受賞施設が、これからも周辺の景観に良い波及効果を及ぼし、市民のみなさまに親しまれていくことを期待するとともに、引き続き良好な景観形成を推進してまいります。
質疑内容
案件に関する質疑
・第32回八戸市景観賞の決定について
Q.記者
過去に85件の受賞があってずいぶんたくさんの数が受賞されているという事でしたが、八戸市の景観で従前から、特徴とか風情とかどういう点を市長は注目されてましたか。
A.市長
街並みの景観に関しましては、今回も選定されている歴史を感じるところ、あるいは自然の豊かさを感じるようないいところを私自身、意識して見てたところです。今回の選定に私は関わっておりませんけれども、一般論としてはそのように考えております。
Q.記者
今回、すばらしい景観が表彰の対象になったという事ですが、こうした景観を街の資産としてどういう風に活かしていくか施策的にお考えをお持ちでしょうか。
A.市長
具体的施策としてまだお答えはできないところがありますけれども、せっかく景観賞の選定をされたわけですから、これらをより多く市民の方、あるいは市外の方々に周知していく事を考えていく必要があろうかと思います。
Q.記者
着任したばかりなので、今回の第32回景観賞の選定には関わっていないという事ですけれども、熊谷市長御自身が八戸市内の景色だとか、建物の風情で好きなところとかございますでしょうか。
A.市長
好きなところはたくさんあります。もちろん海の景観は好きですし、中心市街地のよく言われておりますけれども、新しい建物の景観も私は好きです。あるいは南郷の方に行きますと、田園空間の景色でありますとか、青葉湖も非常に素晴らしいと思っています。
Q.記者
今年はこの5件が表彰という事ですけれども、毎年表彰する対象が変わっていくということですか。景観というのは何かこう一定期間あるものかなと思うんですけれども、特に清水寺は今年度改修の事業がありましたが、何かそういう話題性みたいなのを加味して審査がなされてるという事になるんでしょうか。
A.担当部局
景観賞の選定にあたっては、基本的に皆さまからの応募に基づいて審査をしております。したがって毎年、話題性があるところが応募されますし、また、新しい建物が応募されるような傾向があると思っております。
Q.記者
資料にあるのかもしれませんけど、応募自体はどの程度の数、例えば今年度は寄せられたんでしょうか。
A.担当部局
今年度は23件、重複除いて21件が審査対象になっております。過去5年間では大体20件から30件の間で推移してきてますので、例年並みの応募件数であったと認識しております。
Q.記者
同じところが何回もチャレンジするケースは見受けられますか。それとも、毎年毎年、新しいところがチャレンジするんですか。
A.担当部局
基本的には新しいものが応募されますが、ただ何度か応募があって何回目かの応募で選ばれたというものもございます。
Q.記者
今回2部門から5部門に募集部門を広げたという事ですけれども、今までと応募の傾向が変わったりとか、件数は同じという事ですがその中身について何か変わった部分はございますでしょうか。
A.担当部局
ひとつは、建築物を扱っていたこれまでのまちなみ空間部門を、民間の建築物部分と公共施設・公共空間部門の2つに分けたので、応募者は公共の施設、民間の施設、それぞれ見ながら応募していただける形になりました。また、新たに広告物部門を設けました。街中のショウウィンドウとか看板等の広告物に関しての表彰部門ですが、こちらについては今回、応募はございませんでした。更に生きた景観部門を新設しまして、これまではどちらかというと物理的な建築物だとか工作物を対象に景観賞の選定をしてきたわけですけれど、そこで営まれている人々の活動なども景観賞の対象としました。こちらは今回1件の応募があって、それが景観賞に選ばれています。
Q.記者
少し気が早いですけれど来年も景観賞の募集があると思うので、応募を検討されていらっしゃる方に何かお伝えされたいことがあれば教えていただきたいんですが。
A.市長
それぞれの部門において応募することになると思うんですけれども、是非八戸の魅力についていろいろと見ていただいて、魅力を発信するかたちで応募していただければありがたいと思います。
その他の質疑
・魚菜小売市場の改修工事について
Q.記者
協議会で陸奥湊の魚菜小売市場の改修工事が中断してリニューアル時期が遅れそうという話がありましたけれども、こちらに関して市長の所感と影響をどのように考えていらっしゃるか、あと陸奥湊では今、民間も再整備をされてるところがあって、今大きく変わろうとしていますが、この辺りに関しての影響をどうお考えでしょうか。
A.市長
まず魚菜小売市場については、しっかりと補修をした上で改修していただきたいということで、3か月くらい工期が遅れるという事です。なるべく影響が出ないように進めていかなければなりませんが、私としてはまずしっかりとした形で改修をしていただきたいと考えています。民間との関わり、影響については、今の時点ではまだ何とも申し上げられません。
Q.記者
今の民間の方も整備に動いているのが非常にいいお話なのかなと思いまして、それに関しての期待感を伺ってもよろしいでしょうか。陸奥湊が変わろうとしていることについて。
A.市長
それは八戸の魅力の一つですので、民間でそういう動きが出ている事は大変すばらしいことだと思いますし進めていただきたいと思います。
Q.記者
何か市としての支援だとかお考えのものはありますでしょうか。
A.市長
現段階で具体的にこういう支援をするという事は頭の中にありません。
Q.記者
連携はしていきたいというお考えは。
A.市長
もちろんあります。連携していく中で市として具体的にこういうことができる、あるいはやった方がいいというのが出てくれば取り組みを進めてまいりたいと思います。
Q.記者
先週の市の協議会の中で、今の陸奥湊の魚菜小売市場におきまして、24本の柱全てに切断が見つかったのであれば、費用は掛かるかもしれないけれども解体して一からやり直すべきでないかという意見がありました。それについて市長のお考えを伺わせてください。
A.市長
そういう意見があったことは報道で知っておりますけれども、今の市の考え方は、費用のことも考えて補修の上、改修をするということですので、私もその方向で考えてまいりたいと思います。
Q.記者
市の考え方は、今後の耐用年数等も考えて、今の魚菜小売市場を活用できるという話であるんですけれども、協議会では将来的な耐用年数を考えれば多少費用かかっても一からやり直すべきという意見が出ています。それでもやはり補修の方向になるという事でしょうか。
A.市長
そうですね、補修の方向で考えていきたいと思います。
会見の様子
配布資料
第32回八戸市景観賞の決定について (PDFファイル: 858.7KB)
モニター投影資料
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更新日:2021年12月09日