記者会見 平成29年5月19日

更新日:2020年01月07日

発表内容

日時:平成29年5月19日(金曜日) 15時~15時20分

場所:庁議室

案件:

北米訪問について

【案件に関する質疑】

  • 北米訪問について

【その他の質疑】

  • 飲酒運転撲滅のための条例について
  • 新スケート場建設にともなう国際スケート大会の誘致について

1 北米訪問について

 この度、5月29日(月曜日)から6月3日(土曜日)までの日程で、私が団長となり、アメリカワシントン州フェデラルウェイ市、シアトル市、オレゴン州ポートランド市を訪問いたします。

 フェデラルウェイ市では、ジム・フェレル市長を表敬訪問いたします。フェデラルウェイ市とは平成5年の姉妹都市提携以来、青少年交流や視察団の相互訪問など様々な交流を重ねてまいりましたが、来年度、姉妹都市提携25周年を迎えることから、記念事業に関する意見交換などをしてまいります。

 また、シアトル市では、八戸圏域連携中枢都市圏事業として、田子町、おいらせ町とともに、在シアトル日本国総領事館との共催により、地場産品の販路拡大を目的とした「シアトルプロモーション2017」を在シアトル日本国総領事公邸において開催して参ります。

 「シアトルプロモーション2017」は商談会のほか、レセプションを行いますが、八戸芽生会の御協力により、地場産品を活用した創作料理やレシピ本を提供することで、八戸圏域の食文化や食材の新たな食べ方を提案したいと考えております。

 オレゴン州ポートランド市では、ポートランド日本庭園を表敬訪問し、東日本大震災の津波により流出した大久喜にある厳島神社の笠木の返還及び鳥居の再建に多大なる御支援をいただいたことに対し、感謝の意を伝えてまいります。

 また、同時期に八戸市青少年海外派遣事業アメリカ班の中学生一行15名も同地域を訪問していることから、ポートランド日本庭園をともに表敬訪問することとしております。

配布資料

案件に関する質疑

1.北米訪問について

Q.(記者)
北米訪問についてですが、姉妹都市提携25周年の記念事業というのはどのようなことをお考えなのか。

A.(市長)
意見交換ということです。やるかやらないかも含めてざっくばらんに話し合いができればと思っています。

Q.(記者)
例えば、こちらに招きたいとお考えですか。

A.(市長)
それも相手側のご意向しだいでありますので、フェデラルウェイ市にお考えがあれば対応するということです。今の段階で事務的に協議相談をしているということではありません。

Q.(記者)
八戸圏域連携中枢都市圏事業としてシアトルのプロモーションを開催するということは、連携中枢都市圏が形成されて初めてのことになると思いますが、海外で八戸圏域のPRができるということについて市長の気持ちをお聞かせください。

A.(市長)
総領事館を使わせていただけるということで、これは外務省が、近年公邸等を自治体等に開放することを行っています。それを受けて八戸市としては昨年のロサンゼルス以来2回目になりますが実施するものです。総領事館でありますので、お招きする方は我々がPRするにあたって効果的な方を呼んでいただけるということで、例えば地元のレストラン関係の皆さんでありますとか、地元メディアの皆さん、邦人の関係団体などを総領事館にお招きしやすいですから、我々としてもPRに非常に手ごたえを感じられることがあります。今回で2回目になりますし、また八戸圏域連携中枢都市圏事業として2団体と一緒に行けるということに意味があると思っています。これを継続的に続けていければそれなりの効果がうまれるのではと期待しているところです。

Q.(記者)
ポートランド市では厳島神社の笠木の返還に感謝の意を伝えたいということですが、震災という大きな苦難を乗り越えてこのようなつながりができたわけですが、感謝の意についてどのような気持ちを伝えていきたいか。

A.(市長)
本当に奇跡のような出来事だったと思っています。まず日本庭園という存在がこの返還プロジェクトの鍵になったと思います。こちらから流れ着いた瓦礫の中でそれが意味あるものとしていただいたのは日本庭園のスタッフの皆さんで、しかも日本に来て探して突き止めていただいて、なおかつ浄財を募って返還、再建までしていただいたということですので、非常に言葉で尽くせないくらいのありがたいことだと思っています。子どもたちも十分にそのことについて学んだ上で訪問して、お礼を伝えたいと思っています。またポートランドという街が、アメリカで最も住みたい街といわれている場所なので、その街づくりについても視察できればと思っています。

その他の質疑

飲酒運転撲滅のための条例について

Q.(記者)
飲酒運転の撲滅のための条例を考えておられるということですが、どういう思いで考えたものでしょうか。

A.(市長)
非常に不本意なことでありますが、24年間県内の飲酒運転検挙率は八戸市が一番だという不名誉な記録があります。交通事故防止活動を通じて関係団体とも連携し八戸警察署と呼びかけをしていますが、なかなか減らないということもありまして、制度化して撲滅・根絶に取り組むということを今回6月議会に条例として提案させていただきたいと思っています。

新スケート場建設にともなう国際スケート大会の誘致について

Q.(記者)
スケート場の関係ですが、こけら落としにスケートの国際大会の開催を目指して、市長が進められていたと。スケート推進室から伺ったところ、これまで一つの大会でベラルーシと競っておられるようですが、二つの大会を一緒にやるという案が急に浮上し、他の4か国も参加してきて全部で6か国ということで、市長がスケート連盟の会長に会いに行ってお願いしてきたとのことですが、話せる範囲で直近の経過と誘致に対する市長の思い、今回の誘致が成功できるかの感触などもあればお聞かせください。

A.(市長)
橋本聖子会長ですね。アドバイスもあってこけら落としとしてオールラウンド大会が望ましいのではないかと。日本の選手も活躍できるような大会で、それから規模的にも最初に国際大会をやる上でいいのではないかということで、国内では八戸と決めていただき、国際連盟に申請していただくことになりました。やや寝耳に水でしたが、まだ決まっているわけではないですが、大会を統合していく方向が打ち出されて、6月もしかすると来年になるかもしれないという話ですが世界スプリントと同時開催という方向がかなり確実だという状況にあります。そういうことになったがためにトリノやソルトレイクなどこれまでオリンピックを開催した都市も立候補してきているという状況で、非常に厳しい誘致合戦に突入したと感じています。そういうこともありまして改めて状況の変化に応じて、橋本会長に挨拶に行かせていただきました。状況等を伺う意味もあったわけですが、橋本会長からは、さらに強力に取り組んでいきますというお言葉を頂きましたので、いい結果が出ることを心待ちにしているという状況です。

Q.(記者)
仮定の話で恐縮ですが、万が一今回の大会が誘致できなかった場合、他の大会を目指すという考えはありますか。

A.(市長)
結果が出てから考えます。

Q.(記者)
目指しているこの大会の誘致に全力を注ぐということですか。

A.(市長)
橋本会長からは、日本で開催することについてはおもてなしの面で日本は優位性があると。非常に素晴らしいと評価を得ていると。ですから仮に八戸で開催する場合でもその面については十分に対応するということを伝えながらやっていきたいというお話は頂いています。

Q.(記者)
八戸市の特色として議員さんへの説明でも出ましたが、中心部に近い、街中にあるという点が一つのメリットだと思いますが。

A.(市長)
完成予想図や地理的なことについての優位性は、説得に使っていただきたいと思います。

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