記者会見 平成26年2月20日

更新日:2020年01月07日

発表内容

  1. 平成26年度当初予算の概要等について
  2. 平成26年3月定例会提出予定議案について 
  • その他の質疑応答
    • 中心街での再開発構想について
    • 新産業都市指定50年について
    • 大雪への対策について

1.平成26年度当初予算の概要等にについて

案件1に関する質疑

Q.(記者)
厳しい財政事情の中で、増額予算を編成なさったということですが、ご自身の予算に対する評価を聞かせてください。

 A.(市長)
まず復興面で、これまでも復旧・復興について努力をしてきましたが、今現在10年間の復興計画の中で再生期を迎えていると認識していますので、さらに復興を加速させるということで、できるだけ復興に向けた予算付けをさせていただいたと思っております。それから、経済的にも安倍政権になって少し上向いてくるような全国的な状況が見受けられますが、当地域はまだそこまで実感できるような状況にない中で、地域を再生していくという思いで必要な予算付けをさせていただいたと考えています。

Q.(記者)
ある程度納得のいく予算編成ができたということですか。

A.(市長)
そうですね。ある程度市税の増加も見込みました。交付税はその分減るわけですが、歳入も必要な事業をやる上で十分とまでは言えないまでも確保の見通しが立っていますので、有効に活用しながら元気づくりにつなげていきたいと考えております。

Q.(記者)
復興分の予算についてですが、表面上は1億円増となっていますが、平成25年度予算にあった廃棄物処理分がなくなり、実質14億円が増額ということになりますが、その分はどこに力を入れるのか教えてください。

A.(市長)
復旧・復興の中でかなりウエイトを占めていたがれき処理分について、今回はなくなりましたので、見かけ上微増の復興分予算ではあります。例えば避難タワーや避難ビルのように、より強いまちづくりに向けた新たな事業に取り組める環境になってきているので、そういったところに財政資金を回して、強いまちをつくっていくということです。その復興分の枠の中で復興加速という意味合いを持たせながら、事業を進めていければと思っています。

Q.(記者)
昨年の市長選で掲げられた政策公約の新規事業ですが、市長の中でこういう理由で優先順位をつけたというのがあれば教えてください。

A.(市長)
政策公約に掲げた事業については、かなりの部分を今回は盛り込ませていただいていると思っています。何が優先かというのはいつものとおり難しい質問なのですが、やはり災害に強いまちをつくっていく、安全安心な地域づくりに全力で取り組むというのが、私の思いとしては一番強いです。あとは市民の福祉、教育といったところに力を入れさせていただいたと考えています。

Q.(記者)
道路の維持補修や公民館の建て替え、耐震診断も始まるといった、公共施設の老朽化が進む中で、維持管理費がこれから財政を圧迫しているのではないかというところがあると思います。復興財源とのからみがあると思いますが、今後の財政運営で気を配る財源確保がありましたら教えてください。

A.(市長)
道路等につきましては非常に市民要望も強いものがあります。これまで、当面の補修的な対応でやってきたのですが、少し根本的な見直しを図った、長寿命化ですね、橋梁もそうですが、道路に関してもそういった観点から、しっかりやっていかなければならないと思います。道路は市民生活の中で基本中の基本でありますので、それで今回かなりの増額をさせていただきました。これは、今年限りではなくて、少し計画的に中長期のターム(期間)で継続して道路の老朽化対策をやっていきたいと考えています。ただ新たな計画という形ではまだ公表していませんが、内々にはできるということで、どういう形でどういう場所を優先するかという内容も含めた計画を作って、重点的に予算を投入していきたいと思っており、その初年度であると認識していただきたいと思います。
それから、多くの市民が利用するような公共施設につきましては、安全性確保のためにできるだけ早期に耐震のための対策をとっていきたいと思います。建て替えが必要なものについては、できるだけ早く建て替えますし、補強しなければならないものについても、対応していきたいと考えております。
財源が大変だ、圧迫するだろうということですが、これらについてはお金の投入という面からすると、やはり優先するべきだと考えております。他の面で必要な事業というのもたくさんありますが、それらについてはできるだけ有利な財源を確保しながら、市民生活のサービスレベルが低下しないように、さらに向上するようにいろいろな形で努力をしていきたいと思っています。

Q.(記者)
当初予算に屋内スケート場の設計費が盛り込まれました。実際、国や県とやり取りしながらここまできたと思われますが、改めて今回予算に盛り込まれた内容についてのご所見をお伺いしたいと思います。

A.(市長)
昨年の12月に県と合意することができて、それから事業主体が市になるということが決まったわけであり、市として年明け早々に体制整備もして、積極的に国と相談や協議を続けてきたところであります。いろいろな形でご指導、あるいは示唆、方向性についてのアドバイスもいただきながらここまで来て、きょう県の予算も発表させていただいていると思います。当初予算に合意した枠組みの中での具体的な予算としてのスタートが切れたということで、私としては、大変感慨深いものがあるというか、もちろんこれがまさにスタートですから、いろんなハードルはあると思いますが、最終目標に向かって着実に進めていきたいと考えております。

Q.(記者)
予測した範囲というか、国のほうも使える事業と使えない事業がありますけれども…

A.(市長)
知事との合意の直後、国土交通大臣のところに県知事と一緒に伺って、支援の約束をしていただきましたので、そういう国の大方針を出していただいた中で、各所管の部署の皆さまも、大変好意的に対応していただいていると思っています。

Q.(記者)
午前中に新年度の説明会がありました。平成26年度は基本設計で1年間掛かるということで、平成27年度で実施設計をして、平成28年度から平成30年度に建設可能という予測はできると思いますが、その辺、今の段階でお話しできることはありますか。

A.(市長)
今の段階では、当初予算に盛り込んだ部分のところしかお答えできないのですが、できるだけスケジュールというか、その辺を国や県との関係の中でも詰めていきたいと思っています。前にも申し上げましたが、国際大会を誘致したいものですから、こけら落としがいつできるかということで、誘致活動もスタートできますので、そういうことも含めてスケジュールについてはできるだけ固めていきたいと思っています。

2.平成26年3月定例会提出予定議案について

平成26年3月定例会の開会日は、平成26年2月25日(火曜日)を予定しております。

提出予定の議案は68件、そのうち当初提案が61件、追加提案が7件となっております。
当初提案の内訳は、予算32件、条例17件、その他12件となっております。
追加予定の7件は、予算4件、条例1件、その他2件となっております。

また、報告事件は3件を予定しております。

<参考>当初提案の内訳
  件数:旧年度案件 件数:新年度案件 件数:計
予算 16 16 32
条例 2 15 17
契約      
その他 1 11 12
19 42 61

案件2に関する質疑

特になし

その他の質疑応答

大雪への対策について

Q.(記者)
14日に大雪が降りまして、雪が降った直後はこうなるのはしょうがないと思うのですが、今でもまだ除雪とかで、市民から苦情が出ていると思いますが、その辺りはどのようにお考えでしょうか。

A.(市長)
気象台の発表で61センチメートルということで観測史上5番目の記録であります。平成に入ってから5年位前に大雪があったのですが、この時は3月でありまして比較的に気温も高かったことで溶けるのも早かったものです。今回は2月のこの時期ということで気温も非常に低い中でなかなか除排雪が進んでいないということで、市民生活にいろんな影響が出ているということにつきましては大変申し訳なく思っています。
幹線道路については、早期に2車線確保と、生活道路に関しては1車線確保ということを、できるだけ早く達成するという目的で初動からスタートいたしました。車等が埋まっているものがないかとかいった安全面も含めてパトロールしながら進めてきたのですが、いかんせんやはり雪の量が多くて思うように目標を達成できていないということであります。それから、気温が低い中で、圧雪したり凍ってしまったりで進んでいないということであります。バスの運行でも運休が出たり1時間を越えるような遅延がでたり、また、ごみの収集でも、今日と明日は出さないように呼びかけてお願いしていますが、できるだけ全力で引き続き取り組んでいきたいと思っています。
今後は排雪も考えていきたいと思います。いまは道路の中の除雪だけですが、排雪についても対応していきたいと考えています。以前は昭和の記録ですが、平成になってある意味で一番の雪害の状況になっていますので、我々としても全力でがんばりたいと思いますが、今しばらく市民の皆様には我慢していただきたいと思っております。できる限り市民の皆様でできることについては、ご協力いただきたいと思っています。

Q.(記者)
きのうも清掃事務所から、なるべくごみを出すのをご遠慮くださいというような異例の依頼がありましたが、例えば、より豪雪地帯の自治体に対して除雪の技術的なことも含めて情報共有みたいなこととか、なにかお考えになっていることがありましたらお願いします。

A.(市長)
八戸市は、北国にありながら雪が比較的少ない土地柄ですので、そういった面での、熟練度というか、計画的な対応が必ずしもスムーズにいっていない、というご指摘はそのとおりだと思います。いま全力で事態に対処していますので、そういったことが済んだ後に検証しながら、また、県内にはそういう面で先進的な自治体もありますので、必要となるアドバイスがあればその辺のことも我々は勉強させていただきたいと思っています。

Q.(記者)
気象台の方の予報は出ていたわけで、それに対して想定はされていたと思うのですが、いま全力で対処しているということですが、この後、例えば来年とかその後もまたこういう気象が来ないとも限らないので、この辺の対応はどういうふうにお考えですか。

A.(市長)
今回も予報が出された土曜日から担当部局の職員が張り付いて、情報を得ながら、それから除雪を開始したのは15日の午後からですので、まだ降り積もっていない段階から出動はしていました。ただ、観測史上5番目というような状況でありましたので、なかなか、先ほど申しあげたような形で、まだぜんぜん最初に立てた目標を達成できていない状況であります。今後というお話ですが、出動態勢などについてはしっかりやらせていただいたと思っておりますが、先ほど申し上げましたように、しっかり検証しながら反省点があれば直していきたいと思います。また、先ほど質問がありましたが、もう少し先進的な自治体に学ぶべきではなかということについても検討させていただきたいと思っております。

Q.(記者)
排雪の方を考えていきたいというお話をされていましたが、具体的にはどのようなことですか。

A.(市長)
排雪というのは、押しのけているだけではなかなか交通状況を改善できないところがありますので、できるだけ幹線道路で交通をスムーズにしていくために排雪をしていくということを検討しています。ただ、排雪をするためには一定時間通行止めにしなければなりませんので、どういった時間帯にどこをやるかということを考えているところです。

Q.(記者)
排雪というのは、雪をためておくスペースを新たに見つけるような感じですか。

A.(市長)
ダンプに積んで、雪を移動させるということです。

Q.(記者)
海かどこかに捨てるのですか。

A.(市長)
雪置き場が3か所あります。実は1か所は満杯になっているのですが、その雪置き場に雪を持っていくということです。

Q.(記者)
翌日の月曜日は少し気温が緩んだ状況があって、道路が水びたしになったということがあり、その後、気温が下がり固まってしまったということがありますが、そういった溶けたときに加速的に進められるような手段や体制というのはどういったものでしょうか。

A.(市長)
除雪の車両台数が147台と決まっていて、幹線道路中心で生活道路もという形で、我々としては連携取りながら指示を出してやっているわけですが、そういう溶けた状況に応じて機動的にやれるかというとなかなか難しかったと思います。ただ、ホームページなどを通じて、あるいはビーエフエムにもお願いしていたのですが、そういった場合に市民の皆さんの自助努力でいろんな対応をしてほしいという呼びかけはさせていただき、どういう形で除雪にあたればいいかということについても市ホームページに載せさせていただいています。なかなか手が回らないというのが実情だったとご理解いただきたいと思います。

Q.(記者)
南郷は地域によってばらつきがあって、雪で道路が通れなくなったところがあったとのことでしたが…

A.(市長)
実際、南郷の積雪は80センチメートルで山沿いは1メートルを越えていましたので、場所によっては影響がさらに大きいところはありました。ただ、孤立集落があるかということについては、情報収集をしっかりやってきました。また、国道340号が不通になり、車両で取り残された方がある可能性がありましたので、南郷公民館を避難場所として開設する準備をしたところでしたが、避難された方はおりませんでした。 

新産業都市指定50年について

Q.(記者)
3月で新産業都市指定から50年になりますが、これまでの50年を振り返って、どんなふうに受け止めてらっしゃるかということと、これからの産業振興と言いますか、何を柱に振興を図っていきたいかを教えてください。

A.(市長)
昭和39年(1964年)に新産都市に指定されたということが、八戸というまちの発展に非常に大きな出来事だったと思っています。私も中学生だったのですが、あの頃すごく街が盛り上がっていたのを覚えていますし、当時の写真を見ても大祝賀会が開かれたりということがありました。以来、いろいろな形で国の投資が集中的にインフラ整備であったり、民間企業の進出であったり、その進出に対する国の支援であったり、いろいろな形で集中的に行われて、それが港湾の整備、そして道路等のインフラの整備を有利な状況で進められてきて、今日の八戸がこれだけ発展拡大してきたと思っております。多くの自治体が手を上げて誘致合戦をした中で、その誘致合戦で新産都市の指定を勝ち取った先人の皆さんに本当に敬意を表したいと思いますし、心から感謝したいと思っております。まさに今ある八戸の姿の一番大きな出来事だと受け止めています。着実に新産都市指定の効果を享受しながらここまで来たと思っていますので、今後の50年をもさらに先人が思い描いた八戸の姿が、さらによりすばらしい形で実現できるように取り組んでいかなければならないと思っています。製造品出荷額で見ても八戸市は北東北で一番であり、リーマンショックといったことで確かに上がり下がりはありますが、ずっと1位を誇っており継続してがんばっていますので、それをこれからもしっかりと行政という立場からも産業界とも連携を取りながら進めていきたいと思っています。いろいろな新しい産業の芽も出てきています。企業誘致については新年度の予算にも盛り込んでおりますが、このような新しい産業の芽も広げながら、あるいはテレマーケティングの分野では一大集積地と言えるくらいの形になってきましたので、そういった雇用を支える面での産業分野というのも広げながら、新産都市であった八戸がさらに発展するように全力を傾けていきたいと思っております。

中心街での再開発構想について

Q.(記者)
三日町と六日町にまたがる旧レックと旧マルマツの再開発の関係ですが、江陽閣が三日町側に公共的拠点整備を市に求めていて、有識者の会合などでは多目的広場の整備案というのが示されていると思いますが、市としてはどう活用を考えているかというのを教えてください。

A.(市長)
まずは江陽閣様の方で自ら取得されて再開発の計画を打ち出されたということに、私は大変敬意を表したいと思いますし、感謝したいと思います。はっちの向かい側の三日町側については公共的な形での整備ということで、相談協議させていただいています。そういう方向で中心街の方だけでなくて、いろいろな方のご意見も聞きながら、どういった整備をしていけばいいのかも含めて、これから検討していきたいと思っています。公共的な空間として、また建物になるのかどうかわかりませんが、いろいろな方の意見を聞きながら具体化をして、公共的なものとしてやっていければと思っています。

Q.(記者)
土地に関しては、八戸に買い取ってもらいたいという発言をしていますが、それに関しては…

A.(市長)
公共施設として整備するのであれば、用地を取得するのは普通のことだと思っておりますので、その方向で考えています。

Q.(記者)
機能や規模とかに関しては、これからということですか。

A.(市長)
いろいろな意見があります。まだすり合わせができていませんので、できるだけ早く、市民の皆さんにとって明るい話題になるような公共施設を考えています。

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