記者会見 平成23年6月28日

更新日:2020年01月07日

発表内容

  1. 美術館とマチナカ連携事業の実施について
  2. 八戸小唄誕生80周年記念事業の実施について 
  3. 「しらせ」の入港について
  4. 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館の開館について

1.美術館とマチナカ連携事業の実施について

 平成23年7月16日(土曜日)から平成23年8月28日(日曜日)の間、美術館で開催される特別展「赤塚不二夫展」に関連し、中心商店街でイベントを実施することといたしましたので、お知らせいたします。
特別展期間中、中心商店街で関連イベントを開催し、特別展を盛り上げるとともに、特別展にいらした方にまちなかへ足を運んでいただき、まちなかの活性化を図ることを目的として実施します。また、特別展のPRを図ることを目的として、プレ事業も実施いたしました。
このプレ事業は、6月26日(日曜日)の「はちのへホコテン」において、赤塚不二夫のキャラクターである「秘密のアッコちゃん」に因んだ「秘密のアッコちゃんコーナー~お姫さまにな~ぁれ~」を実施いたしました。
この「秘密のアッコちゃんコーナー」は、来場者がドレス姿などに変身して写真を撮るという企画で、114名にご参加いただきました。この時、撮影した写真は、特別展期間中、まちなかに展示する予定であります。
合わせて、現在、赤塚不二夫のキャラクターである「イヤミ」の「シェ~」のポーズの写真「私のシェ~」と「ニャロメ」に因んだ「我が家のニャロメ自慢」と称し、猫の写真を募集しており、こちらも特別展期間中、まちなかに展示する予定であります。
また、特別展の初日である7月16日(土曜日)は、竹箒をもった赤塚不二夫のキャラクター「レレレのおじさん」に因んだ、浴衣の着付け教室とまちなかクリーンアップ行進を実施します。
この日は、八戸七夕まつりによる中心商店街の歩行者天国が実施されますので、午後6時の歩行者天国スタートと同時に、いさばのかっちゃでおなじみの十日市秀悦氏も参加して、まちなかクリーンアップ行進をスタートします。
この行進には、着付け教室の参加者に続いていただき、七夕まつりにいらした皆さんに、ゴミを持ち帰っていただくよう呼びかけるものです。
はちのへホコテンや七夕など、これまで進められている事業との連携により、特別展「赤塚不二夫展」への関心を高めるとともに、まち全体を盛り上げていけるものと考えております。

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2.八戸小唄誕生80周年記念事業の実施について

 今年、八戸小唄誕生80周年を記念するとともに、市民へのより一層の浸透を図り、八戸小唄による市民の一体感醸成の一助とすることを目的として、八戸小唄誕生80周年記念事業が、小中野新丁から湊橋周辺及び鮫の蕪島海浜公園周辺で開催されますので、お知らせします。
まず、平成23年7月23日(土曜日)18時から21時、湊橋及び湊側川端、小中野新丁を会場に、湊橋八戸小唄まつりが実施されます。
この事業は、湊橋八戸小唄まつり実行委員会(会長:湊まちづくり促進協議会駒井庄三郎会長)が実施するものであります。
湊橋八戸小唄まつりでは、八戸小唄の歌詞に出てくる、「湊橋」での八戸小唄流し踊りのほか、新丁夜店、川端夜店の設置などが企画されております。
この湊橋を中心にしたイベントでは、80年以上の歴史を誇る夏の風物詩「小中野新丁夜店」との連携により、小中野から湊にかけて、生演奏による八戸小唄の調べとちょうちんの灯りで、鮮やかに彩られることと期待しております。
翌日、7月24日(日曜日)10時から15時、蕪島海浜公園周辺において、鮫町復興元気まつりが開催されます。
これまで地元で親しまれてきたイベント「さめ浜まつり」を、今年は、復興イベントとして、東日本大震災で被害を受けた地域の方々と力を合わせ鮫を盛り上げるとともに、八戸小唄まつり発祥の町鮫町で、その生誕80周年を祝い、復興の力添えにすることを目的に、鮫町復興元気まつり実行委員会(委員長:鮫町振興会西野陽一会長)が実施するものであります。
鮫町復興元気まつりでは、地元幼稚園や保育園、学校の生徒による演技や演奏のほか、八戸小唄の舞の披露が企画されております。
また、例年好評の浜なべの販売による売上金と来場者による募金は、災害義援金とする予定と伺っております。
会場となっております小中野地区及び湊橋周辺、蕪島周辺は、今年3月11日(金曜日)に発生しました、東日本大震災の被災地でもありますが、一刻も早い復興を願うとともに、八戸小唄誕生80周年のイベントを被災地の復興につなげていくためにも、今回のイベントにより、八戸小唄誕生80周年を大いに盛り上げていきたいと考えております。

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3.「しらせ」の入港について

 南極観測船砕氷艦「しらせ」八戸入港歓迎行事について、お知らせいたします。
「しらせ」は、地球環境を調査し、南極地域の観測を行うことにより、未来の地球環境を予測するという壮大なプロジェクトに参加しており、市民の皆様には、是非その姿に触れていただきたいと思います。
この事業を円滑に実施するため、6月9日に南極観測船砕氷艦「しらせ」八戸入港歓迎実行委員会を設立いたしました。
会長は八戸地区自衛隊協力会会長の福島哲男様、構成団体は八戸地区自衛隊協力会、自衛隊青森地方協力本部八戸地域事務所、八戸商工会議所、八戸市外4団体、事務局は八戸商工会議所となっております。
入港日時は、平成23年8月27日(土曜日)午前9時を、また入港場所は、八戸港八太郎4号埠頭P岸壁を予定しております。
入港後の日程ですが、入港歓迎式典を同日、10時15分から10時45分まで、同所で行います。
その後、実行委員会・報道関係者等の特別公開を同日、10時45分から11時45分まで行います。
一般公開は、同日27日と28日を予定しており、27日(土曜日)は13時から15時まで、28日(日曜日)は9時から14時までとなっております。
出港は、29日(月曜日)の16時を予定しております。
なお、これらの行事の時間につきましては、気候その他の条件により、変更になることがあります。
現在の「しらせ」は2代目で、八戸入港は初めてであります。
先代の「しらせ」は、昭和61年、平成9年、平成15年の3回、八戸に入港しております。

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4.八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館の開館について

 八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館の開館についてお知らせいたします。
是川縄文館の開館日時は、平成23年7月10日(日曜日)、12時といたします。
通常の開館時間は午前9時から午後5時、休館日は第一月曜日を除く月曜日で、八戸市博物館などと同じになります。
是川縄文館は、国宝の合掌土偶を始め、是川遺跡や風張遺跡から出土した当市の優れた縄文遺産を紹介するとともに、埋蔵文化財の調査・研究、保存・活用を行う施設であります。
常設展示の内容は、是川遺跡などから出土した秀逸品を展示する「縄文の美」のほか、縄文時代の秋の一日を体感できる「くらしシアター」、縄文の不思議を映像や実物資料により解説する「縄文の謎」などで構成されております。
また、常設展示の最後の「国宝展示室」では、合掌土偶1点だけを展示し、じっくりと鑑賞できるようにいたしました。
開館記念の企画でありますが、まず、開館日当日の7月10日から9月25日まで、開館記念企画展「八戸の埋蔵文化財」を開催いたします。
この企画展は、八戸市で本格的な発掘調査が始まった昭和49年から今日までの調査の歴史を振り返るとともに、その調査の出土品の中から、選りすぐりのものを展示するという内容であります。
次に、開館記念講演会ですが、平成23年7月17日(日曜日)、午後2時から奈良文化財研究所名誉研究員の岡村道雄氏を講師に、「是川遺跡の現在と未来」を開催いたします。
講師の岡村道雄氏は、元文化庁記念物課の主任文化財調査官を務められ、これまで是川縄文の里整備基本構想の策定から、基本計画、設計業者選定のためのプロポーザル審査など、是川縄文館の建設に深くかかわってこられた方であります。
このほか、7月30日、8月6日、20日の3日間、企画展考古学講座も開催する予定であります。

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