記者会見 平成22年10月21日

更新日:2020年01月07日

発表内容

  1. 第5次八戸市総合計画後期推進計画について
  2. 新市建設計画後期計画について
  3. 「北緯40度ナニャトヤラ連邦」ロゴマークデザインの決定について
  4. 姉妹都市フェデラルウェイ市訪問団派遣について
  5. 第22回八戸市景観賞の決定について
  6. まちなかイルミネーションの実施について

1. 第5次八戸市総合計画後期推進計画について

 今年度策定を進めて参りました第5次八戸市総合計画後期推進計画について、この度、当計画を取りまとめましたので、ご報告いたします。
第5次八戸市総合計画後期推進計画は、全国的な雇用情勢の悪化などの社会経済情勢の変化や、第5次八戸市行財政改革大綱の策定、定住自立圏の形成等の新たな取り組みなど、前期推進計画の策定時には想定していなかった状況に対応するため、前期推進計画の構成を基本に、1年前倒しをして策定を進めてきたもので、計画期間は平成23年度から平成28年度までの6年間であります。
前期推進計画からの主な変更内容としては、まず戦略プロジェクトとして、「雇用支援プロジェクト」と「広域連携・自立促進プロジェクト」の2つのプロジェクトを新たに追加いたしました。
また、戦略プロジェクトの施策として、
「八戸港の機能強化」、「地場産品の販路の拡大」、「農業の担い手の育成・強化」、「雇用支援の充実」、「新たな文化の創造」、「持続可能な公共交通の確立」、「教育環境の充実」、「暮らしの相談体制の充実」、「救急医療体制の強化」、「危機管理体制の強化」、「広域連携・自立促進」
の11施策を、新たに追加いたしました。
その他、戦略プロジェクト、自治基盤整備計画及び分野別計画に、新たな事業を追加するなどの変更を行いました。
後期推進計画の体系は、前期推進計画と同じく、「第1戦略プロジェクト」、「第2自治基盤整備計画」、「第3分野別計画」で構成されており、まず、戦略プロジェクトについては、「地域活力の創出のためのプロジェクト群」などの4つのプロジェクト群、並びに16の戦略プロジェクト、及び187事業で構成されており、そのうち新規事業が111事業、拡充事業が7事業となっております。
次に、自治基盤整備計画は、「住民自治の推進」、「自治体経営の強化」の2つの分野、76事業で構成されており、そのうち、新規事業は37事業となっております。
また、分野別計画は、「人かがやくまちづくり」から「安全・安心なまちづくり」までの5つの分野、503事業で構成されており、そのうち、新規事業は114事業となっております。
最後に、計画の進行管理についてですが、毎年度、施策や事業の進捗状況調査を実施し、市民で構成する委員会から意見を聴取して、事業の見直しや新たな事業の具体化につなげるなど、適切な進行管理を行うこととしております。

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2. 新市建設計画後期水推進計画について

 次に、今年度策定を進めて参りました新市建設計画について、この度、当計画を取りまとめましたので、ご報告いたします。
後期計画の策定にあたりましては、合併時に策定した新市建設計画を基本に、社会経済情勢や住民ニーズの動向をふまえ、前期計画を多角的に検証し、また、第5次八戸市総合計画後期推進計画や八戸市過疎地域自立促進計画との整合性を確保しながら、策定を進めて参りました。
計画期間は平成22年度から平成26年度までの5年間となっております。
後期計画は、「地域の個性を活かした交流都市づくり」など5つの都市づくりの基本方針、並びに13の新市の施策、及びそれらの施策に掲げる事業で構成されております。
新市の施策に掲げる事業は、前期計画から継続している事業を引き続き登載するとともに、第5次八戸市総合計画後期推進計画に掲げる戦略プロジェクト事業等を新たに登載しております。
計画の推進にあたっては、少子高齢化や地方分権の進展、厳しさを増す財政状況など、当市を取り巻く社会経済情勢の変化に的確に対応しつつ、効率的な行政運営の推進、安定した行財政基盤の確立及び住民参加型行政の推進に努めながら、着実な推進を図って参ります。

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3. 「北緯40度ナニャトヤラ連邦」ロゴマークデザインの決定について

 県境を越えて古くから密接な関係にある、八戸・久慈・二戸の「三圏域」の名称である「北緯40度ナニャトヤラ連邦」のロゴマークデザインが決定いたしましたので、お知らせいたします。
三圏域それぞれの地域資源をお互いに最大限活用し合い、圏域全体の振興発展に結びつけるため、三圏域連携懇談会では、平成18年7月の設立以来、相互に連携・協力の取組みを行っております。
その一環として、昨年度には、三圏域を広く内外に周知し、今後さらに親しみやすい地域とすることを目的に、三圏域の名称を「北緯40度ナニャトヤラ連邦」と決定したところであります。
これを受け今年度は、この名称の定着と、今後いっそう三圏域を広く内外にPRしていくために、ロゴマークを制作することとし、本年7月上旬から8月下旬まで、デザインの公募を実施したものであります。
募集の締め切り後、当懇談会の投票による審査を経て、採用作品である最優秀賞及び優秀賞を決定し、また、小中学生からの応募作品を対象とした努力賞を決定いたしました。
採用作品である本ロゴマークを制作されたのは、三沢市在住の小倉緑(おぐらみどり)さんです。小倉さんによりますと、「ナニャトヤラ」という不思議な語感に寓話的な世界観を見出し、働き者で仲良しの「ナニャトヤラ人」をイメージされたとのことで、三圏域の連携を、その3体のシルエットのつながりで表現されたとのことであります。
「北緯40度ナニャトヤラ連邦」の世界観に生まれた広がりが、見る人の興味を惹きつけ、また、デザインの持つやわらかなイメージが、幅広い年代の方に親しみを感じていただける、素晴らしいロゴマークが出来たと、私も懇談会座長として、非常に嬉しく思っております。
このロゴマークは、今後、当懇談会が開催する各種イベントに使用するほか、三圏域内市町村の開催するイベント等にも、広く使用していただきたいと考えております。
ロゴマークの当面の使用予定としましては、当懇談会において、東北新幹線全線開業に合わせて本年12月4日から開催する、「北のコナモン博覧会」のガイドブックやポスター等に掲載することとし、同イベントの盛り上げに一役買ってもらおうと考えております。

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4. 姉妹都市フェデラルウェイ市訪問団派遣について

 八戸市では、来月11月8日(月曜日)から12日(金曜日)までの日程で、私が団長となり、姉妹都市でありますアメリカワシントン州フェデラルウェイ市を訪問いたします。
当市とフェデラルウェイ市は、平成5年に姉妹都市提携を行っており、その後、青少年の相互派遣や視察団の相互訪問など交流を重ねて参りました。
今回の訪問では、今年の1月に就任した、リンダ・コーチマー新市長を表敬訪問し、両市の今後の友好交流の継続及び信頼関係維持の確認を行うとともに、フェデラルウェイ市内の中学校訪問などを予定しております。
また、八戸市のスケート振興の参考として、フェデラルウェイ市に隣接するケント市の「ケント・バレー・ホッケー協会」や、カナダバンクーバー市のスケート施設を視察して参ります。
今回の訪問により、当市とフェデラルウェイ市との交流を深め、一層の相互理解を図って参りたいと考えております。

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5. 第22回八戸市景観賞の決定について

 第22回八戸市景観賞を決定しましたのでお知らせいたします。
「八戸市景観賞」は、景観づくりに寄与している事例を表彰し、市民に周知することにより、景観づくりに対する関心を高め、魅力あるまちづくりに貢献することを目的に、昭和62年度から実施し、今年度で22回目を迎えました。
これまでに表彰した57作品は、潤いと安らぎの感じられる景観として市民に親しまれ、また、地域の特長を活かした景観づくり活動のモデルとして、周辺の地域にも波及効果を及ぼすことが期待されているところであります。
平成19年度からは「まちなみ空間部門」と「景観づくり部門」の2つの部門に分けて募集を行っており、今年度は、44通のご応募をいただき、「八戸市景観審議会」による厳正な審査の結果を受け、次の4作品に決定いたしました。

  • まちなみ空間部門-「こどもの城保育園」
  • まちなみ空間部門-「八戸臨海鉄道株式会社」
  • まちなみ空間部門-「八戸工業大学メディアセンター」
  • 景観づくり部門 -「八戸ガス株式会社球形ガスホルダー」

であります。
選定理由につきましては、お配りしている資料をご覧頂きたいと思います。

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6. まちなかイルミネーションの実施について

 平成22年12月1日(水曜日)から平成23年2月20日(日曜日)の間、市庁前ロータリーのヒマラヤ杉に、イルミネーションを設置するイベントを実施することといたしましたので、お知らせいたします。
今回の事業は、東北新幹線全線開業をお祝いするとともに、新たな観光資源の創出による冬季観光の振興、並びに中心市街地の活性化を図ることを目的として、まちなかイルミネーション実行委員会(会長:社団法人八戸観光コンベンション協会笹垣正弘会長)が、実施するものであります。
ヒマラヤ杉へのイルミネーションは、八戸国際交流協会の主催で、8年前の平成14年12月1日、東北新幹線八戸駅開業を記念して実施したのを始まりとして、翌年の平成15年12月にも行っておりますが、それ以来7年ぶりの実施となります。
今回イルミネーションを灯す12月1日は、平成14年に八戸駅が開業した記念すべき日であり、8年前と同じ日に、同じ場所へイルミネーションを設置することで、新幹線全線開業を祝うとともに、「第2の開業」のさまざまな取り組みの弾みにしていただきたいと考えております。
今回のイルミネーションについては、電球の数が前回同様12,000球でありますが、全てLEDとなりますので、前回よりもヒマラヤ杉とロータリーを明るく灯すことで、街に賑わいをもたらしてくれるものと期待しております。
初日の12月1日(水曜日)には、オープニングセレモニーとして、カウントダウンやさまざまなアトラクションによる点灯式を開催するほか、先のB-1グランプリ in 厚木で3位となった、八戸せんべい汁研究所の活躍を讃える企画も進められていると伺っております。
また、冬の間、中心市街地において、同じくイルミネーションを飾っている十三日町商店街や、市民ワークショップによる本八戸駅通りでの活動など、これまで進められている取り組みとの連携により、ロータリーだけでなく、まちなか全体がイルミネーションの灯りで鮮やかに彩られることで、新幹線の全線開業と、冬の中心市街地を大いに盛り上げていただけるものと期待しております。

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