記者会見 平成20年8月19日(臨時)
発表内容
北京オリンピックメダリストの顕彰について
皆様すでにご承知のとおり、北京オリンピック女子レスリング競技におきまして、前回のアテネオリンピックに続き、八戸市出身の伊調馨選手が見事に金メダルを、伊調千春選手が銀メダルを獲得いたしました。
オリンピックの個人種目で姉妹揃っての2大会連続のメダル獲得は、日本のオリンピック史上例がなく、しかも八戸市出身者によるその偉業は、まさに当市の誇りであります。
お二人には前回のアテネオリンピックでの功績により既に郷土の誇りとして八戸市民栄誉賞を授与しておりますが、市では、今回「八戸市民栄誉大賞」を創設し、その栄誉をたたえることにいたしました。
表彰の時期については未定でありますが、お二人の都合等も考慮しながら検討して参りたいと考えております。
なお今回、重量挙げ男子の日本代表として出場いたしました、八戸市出身の堰川康信選手は、入賞こそ逃したものの、自己の記録を上回る256キログラムをマークいたしました。市では、後日、堰川選手に八戸市スポーツ賞を授与し、その健闘をたたえたいと考えております。
質疑内容
Q.
今回あえて賞を新設したというのは、市長のお考えも反映されていると思うが、どういうお考えからでしょうか。
A.(市長)
伊調姉妹に対しては、前回のアテネオリンピックの際に市民栄誉賞を授与していますが、同じメダルではありますが、姉妹揃って2大会連続でメダルというのは史上例がないような功績を残されたということで、市民の気持ちを「大賞」という新たな賞を創設することでお二人にお伝えしたいという思いを私も持ちましたので、今回こういう決定をいたしました。
Q.
二人には電報などを打たれましたか。
A.(市長)
祝電を送りました。
Q.
4年前は市内を華々しく凱旋パレードを行ったと思いますが、今回はどのようなことを考えていますか。
A.(市長)
前回はレスリング協会の主催だったと思いますが、そういう話は当然持ち上がってくるのではないかと思いますし、そうなれば市としても全面的に協力をしたいと思っています。
Q.
大賞についてですが、賞状のほかにトロフィーなどを授与する予定はありますか。
A.(市長)
記念の盾を差し上げたいと思っております。
Q.
前回の市民栄誉賞の際は何を贈られましたか。
A.(市長)
前回も同じく盾を贈りました。
パレードを開催することになれば、できればそのゴールのところで、市民の皆さんが大勢お集まりの場所で、授与式を開いてお渡ししたいと考えております。
Q.
今後、市民栄誉大賞が顕彰制度の最高位になるということですか。
A.(市長)
これから、どんな素晴らしい功績を挙げられる市民の方がでてくるかは想像がつきませんが、今後も大賞にふさわしい方が出てこられれば、授与することになると思います。
Q.
大賞の要件はありますか。
A.(市長)
今日付けで改正する要綱に基準があります。運用としては、誰もが認める功績に対して市として判断して授与することになると思います。
Q.
堰川選手について、スポーツ賞を授与するとのことですが、いつになりますか。
A.
スポーツ賞は授与式を例年開催しておりまして、11月の中旬頃になります。
Q.堰川選手の件についての感想をお聞かせ願います。
A.
新聞報道でも見ていますが、お父さんを亡くされて、いろいろあった中で、五輪という舞台で自己ベストを出されたというのは大変素晴らしいと思っています。
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更新日:2020年01月07日