記者会見 平成18年2月23日

更新日:2020年01月07日

発表内容

  1. 平成18年度当初予算の概要について
  2. 第4次八戸市行財政改革大綱及び集中改革プランについて
  3. 平成18年3月定例会提出予定議案について
  4. 平成18年度機構改革について
  5. 館鼻公園展望塔の建設について
  6. 八戸市政策参与緊急助言について

1.平成18年度当初予算の概要等について

 平成18年3月定例会に提出する平成18年度当初予算の概要をお知らせします。

平成18年度当初予算の概要

1に関する質疑応答

Q.
マニフェストとの整合性について

A.(小林市長)
財政状況が非常に厳しい中、私なりにマニフェストに掲げた事項を最大限盛り込むことができたと思います。

Q.
子育て支援対策(第3子保育料軽減事業)に関して、保護者の負担が増えるケースがあるのではないか。

A.(小林市長)
これは県とタイアップして進めてきた事業で、県は効果が薄いということで削減するのですが、市としては踏みとどまって一定の負担割合を残したことをご理解いただきたい。

Q.
市長として力を入れたものを2、3点あげていただきたい。

A.(小林市長)
「安心・安全なまちづくりの」ための防災体制に関すること。また予算ではありませんが、「防災安全推進室」という新たな組織も設置いたします。
中小企業対策に関して。現在の中小企業対策に関する施策はスクラップアンドビルドでスクラップするのではなく、今の支援策は維持しつつ、新たに盛り込んだ形です。
行財政改革大綱及び集中改革プランを、この予算編成のなかで反映させていく、という点を厳しく査定しました。

Q.
マニフェストのなかで平成18年度当初から取り組むべきものとしてあげたもののなかで、当初予算に盛り込まれていないものについて。

A.(小林市長)
マニフェストと整合させた上で、予算措置が必要なものについて計上しました。ただ必ずしも予算措置が必要な事業ばかりではないため、予算上は見えてこないが、マニフェストで掲げた事業については実施していきます。

2.第4次八戸市行財政改革大綱及び集中改革プランについて

 この度、平成21年度までの5年間を推進期間とする「第4次八戸市行財政改革大綱及び集中改革プラン」が、パブリックコメント手続を終えて最終的に確定しましたので、その概要をお知らせいたします。
まず大綱は、改革にあたっての基本的方向性、考え方を集約したものであり、達成を目指す3つの数値目標を設定しております。

 1つめの目標である「歳出の削減」では、平成16年度普通会計決算ベースで290億円にのぼる経常的経費の2割強、62億7千万円を平成21年度までの5年間の取り組みを通じて削減しようとするものであります。
2つめの「職員数の削減」では、平成17年度当初の職員数2,225人を、平成22年度当初には2,033人へと、192人、率にして8.6%の削減を目指すものであります。
3つめの「市税徴収率の向上」では、平成21年度までに、一般市税94.0%、国保税90.0%にまで徴収率を向上させ、11億3千万円分の増収効果を目指すものであります。
いずれの数値目標もかなりハードルは高いものと認識しておりますが、持続的な財政基盤確立のため、強い決意をもって改革に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、集中改革プランについてご説明いたします。集中改革プランは、大綱の工程表と位置付けられるもので、具体的取組事項、実施スケジュール、財政効果等を取りまとめたものであります。
当市では、市場事業、下水道事業、市営バス事業、市民病院事業の個別の特別会計や企業会計の集中改革プランを4本、さらには、それ以外の事業を包括した八戸市集中改革プランと併せて計5本のプランを策定いたしました。
最も規模が大きい八戸市集中改革プランでは、歳入確保策で約13億5千万円、歳出削減策で、先ほども申し上げました約62億7千万円、計76億2千万円の財政効果を見込んでおります。
歳入確保策の主なものは、税の徴収対策に伴う税収の確保のほか、各種印刷物への民間企業広告掲載等による歳入増であります。
歳出削減策の主なものは、事務事業の見直しを始めとして、職員数の削減、給与の見直し、公の施設への指定管理者制度導入のほか、特別会計等への繰出し金の削減等であります。
個別・具体的な取組事項は全部で387件ございますが、実施スケジュール等の詳細については、プランの14ページ以降に別表として添付しております。

 次に、各企業会計等のプランの概要について、簡単にご説明いたします。
「魚市場・中央卸売市場事業」プランでは、廃棄物処理費の負担方法の見直し(中央卸売市場)や監視業務の委託化(魚市場)等ににより、総額5,700万円ほどの財政効果を見込んでおります。
「公共下水道・農業集落排水事業」プランでは、使用料の改定や施設維持管理の委託拡大等により2億5,800万円、「市営バス事業」プランでは、路線の民間移管等により8億8,200万円、「市民病院事業」プランでは、医師の増員による増収や診療材料費の削減等により32億5,000万円の財政効果を、それぞれ見込んでおります。

 なお、全ての集中改革プランは、「八戸市行政改革推進本部」において進行管理を行うとともに、スケジュールの前倒し、新たな取組事項の掘り起こし等について、毎年度検討していく予定であります。

2に関する質疑応答

Q.
市内部の改革以外にも、補助金の縮減や廃止など市民に痛みを伴うものがありますが、行革を実行することでどのような展望があるのか。

A.(小林市長)
今回廃止しようとしているものについては、十分検討したうえで、その施策としての役割・効果が終わったもの、非常に効果が薄いものを廃止の方向としました。
それまで恩恵を受けていた施策の対象の市民が不満を持たれることはあるとは思いますが、市民みずからのまちづくりを目指してます。協働のまちづくり条例に基づく施策も展開しますので、市民みずからの活動や、コミュニティ活動を通じて、それぞれが希望を持てるまちづくりを目指したい。

3.平成18年3月定例会提出予定議案について

 平成18年3月定例会の開会日は、平成18年2月28日(火曜日)となります。  

 提出予定の議案は67件で、そのうち当初提案が65件、追加提案が2件となっております。当初提案の内訳は、予算34件、人事2件、条例25件、その他4件となっております。追加予定の2件は、条例となっております。  

 また、報告事件は3件を予定しております。

<参考> 当初提案の内訳(単位:件)
区分 旧年度案件 新年度案件
予算 17 17 34
人事 2 0 2
条例 4 21 25
その他 1 3 4
24 41 65

4.平成18年度機構改革について

 新年度の機構改革については、政策推進や行政改革、産業の振興、防災・防犯対策の強化等の重要課題に対して、より迅速な対応と、全庁横断的な連携機能の強化を図るため、本庁の部体制を一部見直しすることにいたしました。
その内容は、企画部を「総合政策部」に、経済部を「産業振興部」に名称変更するとともに、部と同列の組織として、新たに「防災安全推進室」を設置し、現在の9部体制を新年度においては9部1室体制とするものであります。

 企画部については、政策推進と行政改革を一体的に推進していく体制とするため、これらの分掌事務等を企画部に一元化し、部の名称を「総合政策部」とします。
経済部については、企業誘致や地場産業の育成、農業及び水産業のより一層の振興を図るため、部の名称を「産業振興部」とします。
新たに設置する「防災安全推進室」は、防災、防犯、交通安全、危機管理等の市民生活の安全に関する対策を総合的に行うとともに、災害等の発生時における庁内各部局の横断的な連携を総括する役割を担う部署として設置するもので、室長には部長級職員を配置する予定です。

 以上が新年度の機構改革の概要ですが、課の体制等の詳細については、年度末の人事異動内示においてお知らせいたします。

5.館鼻公園展望塔の建設について

 館鼻公園は、昭和37年に開設した公園で、八戸港が一望できる場所にあり、桜の名所、住民の憩いの場所となっている湊地区のシンボルであります。平成11年3月には青森県景観条例に基づき、本県の優れた景観を眺望できる地点「ふるさと眺望点」として指定を受けました。
このような、館鼻公園の特性をさらに活かすため、平成8年度から公園区域を拡張し、再整備を実施しているところであり、今年度は自然石を使用した見晴し台や木製のあずまや等を整備中です。

 平成18年度は、いよいよ館鼻公園の目玉である展望塔を建設いたします。私はマニフェストの中で、新たな観光拠点構想の一つに「館鼻のビュースポット化」を掲げております。完成いたしますと、太平洋の水平線や八戸港が一望できる他、蕪島・階上岳・中心市街地・工業地帯や遠く八甲田連峰・下北の山々まで展望することが出来ますので、観光の面からも大きな効果が期待できるものと考えております。
展望塔は、1階にホール・エレベーター・トイレを設置し、だれもが利用しやすいユニバーサルデザインとなっております。高さは地上約25メートル、構造は鉄骨造で、外壁はガラス張りとし空と海の透明感を損なわないよう配慮いたしました。完成は平成18年度末を予定しております。

 今後の公園の整備予定としては、展望塔の周辺や入り口広場・駐車場を整備し、平成20年度には整備を完了したいと考えております。

 市民の皆様には、館鼻公園をこれまで以上にご利用いただくと共に、来訪者の方々には、是非お立ち寄りいただきたいと思っております。

6.八戸市政策参与緊急助言について

 八戸市政策参与である本田雅俊政策研究大学院大学助教授から緊急助言をいただきましたので報告します。

 緊急助言は、八戸市としてすぐに取り組むべき10の施策について助言いただいたもので、できうる限り新年度早々に取りかかれるよう、これから準備・検討を進めて参ります。

 今後とも政策参与の指導・助言をいただきながら取り組んで参りたいと考えております。

6に関する質疑応答

Q.
緊急助言をうけての感想について

A.(小林市長)
マニフェストを新年度実施するための要点を示していただいた。これらについては新年度から取り組めるよう、各部局と相談しながら対応していきたい。 

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