【八戸特派大使通信】第2回 天摩 義信

更新日:2020年01月07日

天摩 義信(てんま よしのぶ)/ 八戸高校同窓会京阪神地区支部長

天摩 義信さんの写真

明治大学政経学部を卒業後、松下電器産業株式会社、松下電子部品株式会社に勤務。現在、八戸高校同窓会京阪神地区支部長を務める。社団法人八戸観光協会天摩正行会長は実兄。

大阪から八戸をみて

大阪に住みついて44年が過ぎた。

八戸で生まれ育った歳月より遙かに永い間、大阪のおっさん、おばちゃん相手に面白おかしくいろんな経験をした。

大手家電メーカーで働き、6年前に定年退職、人は悠々自適と言うけれど、けっこうちょこまか走り回っている。京阪神地域にも県人会や八高同窓会支部があり、また「青い森特派員」と「八戸特派大使」の委嘱を受け、故郷を離れても津軽弁や南部なまりが抜けない多くの仲間と郷里への貢献を旗印に語り合い、飲む機会を作っている。

在阪八戸経済人懇話会を中里信男前市長の提唱で組織化、京阪神在住の八戸出身者数十名が参画、実家の父、兄が八戸観光協会会長をやっている関係で代表世話人を仰せつかり、企業誘致活動と共に、八戸の知名度を上げるためには観光面の強化充実こそが先決と、会合の度に要請してきた。

懇話会、大使のメンバーには、八戸の絵柄入り名刺を作ってもらい、いろんな機会に配って八戸を知ってもらうことに注力、また、友人知人の希望者を募って「みちのく青森八戸ツアー」を企画し、添乗員として同道案内をした。

行って来た人々の感想は、「祭りがこんな豪華とは知らなかった。すごい!」、「食べ物・お酒がおいしい」、「湊の市場や八食センターは新鮮で格安」、「街行く人たちが親切だった」と喜び、褒めてくれる。ひとつ残念なのは、伊丹~三沢間の航空運賃が、北海道ツアー等に比べてかなり割高感があるのは否めない。東北新幹線八戸開業も、いかんせん6時間余りの旅はちょっとしんどい。何とかならないものだろうか。

一昨年、京都祇園祭と三社大祭山車組町内会の交流が始まり、全国ネットのテレビで紹介された。京都在住八戸特派大使の尽力の賜(たまもの)である。

今年もまた、八戸からツアーを組んで暑い京都へ山鉾(やまほこ)を曳きに来てくれる。

それと、昨年6月、大阪心斎橋近くに青森・岩手・秋田県合同の物産販売店舗「じぇんご」がオープンし、地元のせんべい、いちご煮、一夜干しイカ等の食品、八仙等の地酒を気軽に買い求めることができ、八戸の味を楽しんでいる。

 (「広報はちのへ」平成17年 6月号掲載記事)

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