【八戸特派大使通信】第16回 工藤 忠良

更新日:2020年01月07日

工藤 忠良(くどう ただよし)/財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター 住宅紛争処理支援センター長

工藤 忠良さんの写真

昭和21年南部町生まれ。昭和40年八戸高校卒業。

昭和44年東京大学法学部卒業。 日立化成工業入社。平成10年譛ベターリビング住宅部品PLセンター長、平成12年譛住宅リフォーム・紛争処理

私の職場では住宅に関する相談を電話で受け付けています。床が傾いている、上階の音がうるさい、目がチカチカするがシックハウスではないかなど色々な相談が寄せられます。その中で最近特に気になるのは、悪質訪問販売業者によって不必要な住宅リフォーム工事契約を次々と結ばされる事件が多発していることです。これは首都圏に限った被害ではありません。

「近くで工事をするのであいさつに来ました」、「浴室の床が腐っているようです。無料点検してあげましょう」 などと、なんとか家に上がりこもうとします。そして言葉巧みに契約を取り、次々に追加工事をし、気が付いたらとんでもない金額になっていることがあります。こんなことが身近にいつ起こらないとも限りませんので、訪問販売ではすぐに契約をしないで、まずは周りの人に相談するようにしてほしいものです。

何となく説教じみた話になりましたが、日々起きていることです。心配なことがありましたら、身近な消費生活センターに遠慮なく相談されることをお勧めします。 もちろん私の職場への相談でも結構ですが、東京1か所にしかないのが難点です (相談専用電話:03-3556-5147)。

ところで、八戸のPRをするのが大使の仕事ということから、職場の仲間や知り合い、マンションの居住者などに機会あるごとに「いちご煮」、「せんべい汁」を勧めています。旅行から帰ってきた大阪出身の部下が「あんな美味いものを初めて食べました。感動しました。」といってくれたときは、正直こっちもうれしくなりました。

また先日、大学4年の子供の友達10人が泊まりに来たときには、せんべい汁を作りご馳走しました。箸をつけるまで怪訝な顔をしていましたが 、食べ始めると中々好評です。料理の名前と中身、味に想像できない隔たりがあるのが面白く、印象に残るようです。飯田橋の北彩館でせんべいやらなにやら、食材一式を売っているので助かっています。

(「広報はちのへ」平成18年 8月号掲載記事)

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