【八戸特派大使通信】第24回 吉岡 リサ

「どうしてそんなに明るく頑張れるの？」よくそう言われます。

理由は2つ。毎年開催される首都圏での八戸キャンペーン参加で、自分が気づかなかった八戸の魅力に「ほ」の字になったから。なんと言っても食べ物がおいしい！ 私の晩酌のパターンは、最初はビール、それから焼酎か日本酒の熱かん。肴はイカの一夜干・沖漬けがいい。歌の文句じゃないけれど、 港町八戸のイカ釣り船網元の娘で育った故。でも、演歌の歌い手にあらず。 最近は、リクエストにこたえて演歌も歌ってますけどね。銭湯だって何種類もあるおふろに、たった400円で入浴できる便利さ。「当たり前」は実はとても幸せなこと。

プロダクションに所属せず、一人での歌手活動は一見華やかですが、決して甘いものではありません。しかし、八戸の冬の厳しい寒さを経験した身体は、どんな苦難をもバネにしてくれます。

もうひとつの理由は、出逢った人たちから「優しさ」を頂いたこと。心細くて涙する夜、私を支えてくれる故郷 をいつも思い出します。そんな感謝の気持ちを込めて作詞した曲が「ふるさと～心の風にのせて」です。八戸駅に 降り立つと「ほっ」とし、大きな愛に抱かれている、そう感じます。

今年で4年めを迎える八戸コンサートも6月9日（土曜日）八戸市公会堂文化ホールで開催予定。これも偏に応援して下さる皆様のおかげです。今回は、手話でも歌います。歌は自分の身体が楽器なので、 健康維持・管理が大切です。東京の割烹料理店で出逢ったミネラル豊富なお塩を使い、毎日、のどと鼻の洗浄をしています。もちろん、お料理にも。このお塩、世界大賞受賞の本物です。コンサートにおいで頂いた先着100名様にプレゼントいたします。今年も明るく一路邁進します。皆様、応援して下さいね。感謝の気持ちを忘れず、故郷の歴史と文化を誇りに、これからも八戸のPR頑張って参ります。6月9日（土曜日）八戸市公会堂文化ホールで是非お会いしましょう。

（「広報はちのへ」平成19年 4月号掲載記事）