【八戸特派大使通信】第38回 堀切川 一男

更新日:2020年01月07日

堀切川 一男(ほっきりがわ かずお)/東北大学大学院工学研究科教授

堀切川 一男さんの写真

昭和31年八戸市生まれ。八戸高校卒。 東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。東北大学工学部助手、講師、助教授、山形大学工学部助教授を経て現職。 専門はトライボロジー(摩擦工学)。 文部科学大臣賞(科学技術振興功績者表彰)、科学技術政策担当大臣賞(産学官連携功労者表彰)、表面改質技術に関する国際会議最優秀賞などを受賞。 モットーは、地域に根差し世界を目指す研究、夢の実現を目指す研究。趣味は、妻との会話。仙台市在住。

変わりゆく八戸・変わらぬ八戸

♪さんーのーきーどから、はちのへかーけて…やわたーうーまー♪心の中でそっと唄うだけで、八戸の盆踊りの光景が鮮やかによみがえります。ふるさとに思いを馳はせるのは、そんな何気ない一瞬です。

久し振りに、幼い頃過ごした土地を訪ねてみました。 40年ほど前、高館の里山を背中にして、田んぼが一面に広がるのどかな風景だった場所は、今や商業施設や住宅が密集し、大きく様変わりしていました。私が学んだ小さな分校(下長小学校付属高館分校)は、今では立派な小学校になっています。変わりゆく八戸の姿は、成長し続け、生きている町であることを実感させます。

一方、幼い頃よく遊んだ小田八幡宮は、相変わらず美しくどっしりとした存在感でそこにありました。変わらない八戸の姿もまた、素晴らしいものを伝え残す良き町の証です。(ユートリーで販売している冷凍焼き鰈(かれい)は変わらぬ八戸の味で絶品です!)

私は、大学でこれまで行ってきた基礎研究成果を活かして、実用研究にも積極的に取り組んできています。これまで、多くの中小企業の皆さんとの連携のもとで、オリンピック日本代表チーム用超低摩擦ボブスレーランナー、米ぬかを原料とする硬質多孔性炭素材料RBセラミックス、世界初の完全無潤滑直動すべり軸受、雨や雪の日でも滑りにくい靴、世界最軽量の車椅子電動駆動ユニット、入院患者さん用の安全サンダルなど30件以上の製品を実用化させていただくことができました。これまでの体験を活かして、今後は八戸地域の企業の皆さんとも連携させていただき、新技術、新製品の実用化に向けた研究開発を進めていければと考えております。(企業の皆さん、宜しくお願いします)

八戸特派大使に就任させていただいたのを契機に、今後は八戸をどんどんPRしていきたいと思います。そのためには、まず自分自身ができるだけ頻繁に八戸を訪ね (両親がおりますので宿泊場所には困りません)、変わりゆく八戸と変わらぬ八戸の素晴らしさを新たにどんどん見つけることから始めたいと思います。皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。(特に我が良き友たちよ、宜しく!)

(「広報はちのへ」平成20年8月号掲載記事)

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