【八戸特派大使通信】第69回 鳥谷部 哲三郎
鳥谷部 哲三郎(とりやべ てつさぶろう)/ 星高工業株式会社代表取締役社長
昭和7年生まれ(81歳)。
昭和26年八高卒。昭和30年日大理工学部卒。
昭和32年東大総合技術研究所卒。昭和33年会社起業。
現在、星高工業株式会社代表取締役社長を務める。
そのほか、青森県人会会長、在京八高同窓会会長、キャタピラー三菱協力会会長を務める。
故・秋山元市長と八戸への思い
甲子園出場の八中球児、故・秋山元市長!
当社のシベリア開発のミーティングの最中に、女子社員から、八戸市東京事務所の所長T氏からの電話ですと取りつがれ、会議は中断。電話に出たとたん、T氏は秋山市長が折り入って相談したいとの事で、都合はどうでしょうとのこと。時間を約束し、訪問していろいろお話をした結果、八高野球部の指導コーチに、先輩・大下常吉氏、その実弟・大下健一氏を送り込みたいとの要旨。それに伴い、身分保障の方向性等、相談を受けた。結果として3年間、当社の顧問として八高に野球部コーチとして派遣することになったことが、秋山市長との交際のはじまりで、以後、八戸経済人会の立ち上げ、企業誘致問題、新幹線早期着工問題等を進めながら、次の中里市長にバトンを繋ぐお仕事、ご苦労さまでしたと申し上げたい。
近年の高校野球では、青森県勢は甲子園に「出ると負け」はなくなった。青森山田、八戸学院光星高校、八工大一高の頑張りによるものであり、各高校のレベルが向上していることを称える。
八戸市は、他にも熱心なスポーツとして、レスリングが挙げられる。オリンピックの金メダル、銀メダルも八戸にもたらしてくれ、喜びでいっぱいだ。
冬のスポーツでは、スケート。長根リンクでは国体、インターハイ、県大会等たくさんの大会が開催される。その長根リンクは何故、県立のリンクにならんのか?疑問に思う。
東京青森県人会会長を6期12年間の長い期間務めたが、その間、県南出身の私にとって大変いやな体験もした。東京銀座商店街組合で、弘前市のねぷたか、または八戸市の三社大祭の山車の運行の打診があり、協議の結果、弘前市に決まったことが苦い思い出のひとつになっている。
県人会の活動として、昭和30年~昭和50年頃までは、津軽県人会からは高校同窓会連合会の協力を得つつ、また、県南地域の方々にも多数入会をしてもらった。今後もオール青森として、県勢の発展のために頑張りたいものだと思っている。
(「広報はちのへ」平成25年10月号掲載記事)
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更新日:2020年01月07日