【八戸特派大使通信】第70回 十日市 秀悦

更新日:2020年01月07日

十日市 秀悦(とおかいち しゅうえつ)/ タレント

十日市 秀悦さんの写真

昭和34年映画館が軒を連ねる長横町生まれ。 

八戸北高校演劇部入部。喜劇役者に憧れ日本大学芸術学部に進み在学中に梅宮辰夫氏の付き人になり修行後、渡辺プロダクションのお笑いオーディションに合格。 

フジテレビ「ひょうきん予備校」でデビュー。 

現在シグマセブンに所属、幅広い分野で活動し15年前からひとりコントライブを始める。イサバのカッチャはこのライブから生まれたキャラクターです。

南部弁の日

NHKの「お国なまりで川柳」に出演した時、20代の若者に行ったアンケート結果に驚いた。「あなたにとって津軽弁、南部弁ふるさとの言葉、方言は大切ですか?」と聞いたところ、イエスと答えた津軽の若者は68%、南部の若者は27%、ショックだった!信じられないので、八戸の大学に番組内で取材に行った。男女10名に集まってもらい、本当に南部弁が必要ないのか色んな八戸弁をしゃべってみた。その中で、「こだつサあだれ」と言ってみたところ、みんな首を傾げる。意味が通じていない!「じゃあ、想像して何と言ってると思う?」と聞いたところ「こだつはコタツですよね…あだれは…うーん…わかった!コタツが懸賞で当った!」…だず!重症だ!!

そこでもうひとつ質問してみた「俺、君の事好きなんだよ」という愛の告白を八戸弁で言える人?…誰も言えない…そこで私が「わァんがのごど好ぎだじゃあ」と言ったら、女子学生の顔がパッと明るくなった。「どっちで告白されたい?」と聞いたら「八戸弁の方」「どうして?」と聞くと「何だかとっても温かくて胸に伝わってきます」まだ間に合う!と思った。

そこで若者達に少しでも八戸弁を聞いて、しゃべってほしくて、12月6日、はっちでずっぱど南部弁のステージをやります。南部弁の日です!11年前、新幹線八戸開通の日、イサバのカッチャに扮した私は八戸駅に着いて、テレビカメラに向かい「あ~ヘソのげぇぐり痛え」と言ったら、年配のスタッフの方が「今時、誰もげぇぐり(周り)って使わないよ」幸運にも私の八戸弁は36年前東京に出た時のままらしいのです。南部弁が大好きな方々の力をお借りして楽しい南部弁の日にしようと張り切っています。御来場、心からお待ちしております。イサバのカッチャコンテストも今年で11回目を迎え、テレビ、ラジオ、イベント等で八戸の皆様には応援して頂き心から感謝しております。毎週放送ビーエフエムの番組で、東京で頑張っている八戸出身の方々をゲストに迎え、話の最後に「あなたにとって八戸とは?」と聞くと誰もが「大好きで大切な所」と答えます。都会に出たからこそ見える、ふるさと八戸の素晴らしさ!八戸ってほんとにいいなあ~ へばなす!

(「広報はちのへ」平成25年12月号掲載記事)

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