八戸大使ふるさとセミナー(梅内美華子氏) @ 八戸市立白鷗小学校
梅内美華子氏 / 歌人
開催日
令和4年11月15日(火曜日)10時30分~11時15分
開催校
八戸市立白鷗小学校(会場:ホール)
参加者
6学年42名
演題
「短歌の作り方」
セミナーの様子
まずは、梅内美華子氏の自己紹介からスタートです。
歌人としてご活動されている梅内さんの歌人人生の始まりは小学4年生。
何回失敗しても短歌を作り続け、初めて先生に褒められたときの感覚は、大人になった今でも忘れられないそうです。
5・7・5・7・7の五句からなる短歌ですが、なぜ「5」と「7」の数字が使われるのだろう?いつから始まったのだろう?など、短歌の起源についても学びます。
学校でも短歌の授業はありますが、プロの先生から初めて聞くことも多く、子どもたちが驚く姿や納得する姿が印象的でした。
次は、白鷗小学校の校歌を例に、5音と7音を学びます。
普段は当たり前のように歌っている校歌ですが、短歌と同じく「七五調のリズム」になっており、自分たちの身近に5音と7音がたくさんあることに驚いていました。
児童の校歌斉唱のお返しに、今度は梅内さんが母校・八戸小学校の校歌をご披露。
歌詞に古語が多く使われているため、難しさを感じますが、こちらにも七五調のリズムが入っていました。
次は、短歌の作り方を学びます。
プロの梅内さんでもいきなり短歌を作るのは難しいといいます。
普段の生活で気が付いたこと、見たこと、聞いたこと、忘れたくないことをメモすることが大切で、メモしたことが言葉としての材料となり短歌の作品につながります。
自分の感想や気持ちをプラスすることであっという間に作品が出来上がるよ、という梅内氏のアドバイスのもと、最後に子どもたちも自分たちの校歌を題材に作品づくりに挑戦します。
「とんで来い 白いかもめよ とんで来い もうすぐ下校 家に飛びたい」
登場するかもめに自分の希望や願望を馳せた作品や、
「学校の 校歌を歌う あと何回 かもめよかもめ みんなの夢を」
6年間の思い出やちょっとした寂しさを詠んだ作品など、
短時間ではありましたが、皆さん素敵な作品を作り上げていました。
梅内様、ご指導ありがとうございました。
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更新日:2022年11月18日