(仮称)みなと体験学習施設整備事業について

更新日:2020年01月07日

  市では、当市が進める「公園・緑地の整備」として、館鼻公園内に海に近い立地特性を活かした新たな施設となる体験学習施設の整備を進めています。

(仮称)みなと体験学習施設整備事業の概要

館鼻公園に隣接する八戸測候所が平成19年10月から無人化となったことに伴い、市では旧八戸測候所の土地・建物を取得し、湊地域の歴史・文化と東日本大震災の津波被害を伝える学習の場として、また、災害時の防災機能を備えた施設として建物の改修を進めています。

整備概要

  • 建物の所在 八戸市大字湊町字館鼻67-7
  • 敷地面積 約1,764平方メートル
  • 全体事業費 約6億6千万円
  • 整備内容 体験学習施設
    (1階)防災学習展示、多目的室
    (2階)湊地域の歴史・文化学習展示、軽飲食スペース
    (屋上)オープンテラス
    (その他)エレベータ棟新設、施設外構
  • 延床面積 約840平方メール

事業全体の基本方針

  • 地域の歴史、人、文化、産業を情報発信することにより、地域の魅力を再発見する。
  • 東日本大震災の記憶を後世に伝えるとともに、災害時の防災機能を強化し、安全・安心なまちづくりに寄与する。
  • 「グレットタワーみなと」等の公園施設と一体的な広場の整備を行い、世代を超えて語らう交流が生まれる場を目指す。

展示の基本方針「防災学習展示」

  • 海(自然)の怖さを視覚的に伝える。
  • 過去の災害の記録とじっくり向かい合える空間づくりをする。
  • 災害への備えについて分かりやすく学べる。
  • 1階内観イメージ

 

【3.11タイムトンネル】のイメージ写真

【3.11タイムトンネル】

災害アーカイブのイメージ写真

【災害アーカイブ】

展示の基本方針「地域の歴史・文化学習展示」

  • 海からの恩恵を受けて発展してきた地域の歴史・文化を伝える。
  • 海から拓けた八戸市の歴史を紐解く玄関口としての役割を担うとともに、より深い学習ができる市内の類似施設への橋渡し的な機能を持たせる。
  • 湊地域の魅力を最新の映像手法や体験手法を用いて大型ワイドスクリーンを使いダイナミックに紹介する。
  • 2階内観イメージ
湊ワイドスコープのイメージ写真

【湊ワイドスコープ】

地域のあゆみ、のイメージ写真

【地域のあゆみ】

事業経過と今後の整備スケジュール

  • 平成19年度 八戸測候所無人化
  • 平成21年度    「湊地区連合町内会」「湊地区再生まちづくり促進協議会」の連名で八戸市へ要望書提出
  • 平成23年度 東日本大震災(館鼻公園に沿岸部の住民が避難)
  • 平成24年度 八戸都市計画公園の変更(館鼻公園)
  • 平成25年度 「旧八戸測候所」の利活用に関するアンケート調査の実施
  • 平成26年度 土地・建物取得、実施設計(庁舎改修・展示・外構)
  • 平成28年度 庁舎改修工事(1期)、工事監理・展示意図伝達業務
  • 平成29年度 施設展示業務(1期)、外構工事(1期)、調査検討業務(樹木調査等)
  • 平成30年度 施設展示業務(2期)、庁舎改修工事(2期)、外構工事(2期)
  • 平成31年度 供用開始

 

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 公園緑地課 公園整備グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁別館6階
電話:0178-43-9437 ファックス:0178-41-2302

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