平成19年度 第1回八戸市協働のまちづくり推進委員会 議事録

日時

平成19年4月16日(月) 18:35~21:00

場所

八戸市庁別館8階 研修室

出席者

委員7人 ・岩崎光宏 ・浮木 隆 ・椛沢孝子 ・北向秀幸 ・慶長洋子 ・前山総一郎 ・宮崎菜穂子
事務局 : 政策推進課長、政策推進課市民協働グループ 6名
関係職員: 防災安全推進室職員1名、健康福祉政策課職員2名

会議要旨 

  1. 「元気な八戸づくり」市民提案制度の平成19年度の事業スケジュールを確認し、市設定テーマの意見を聴取しました。
  2. 「元気な八戸づくり」市民奨励金の事業評価を実施しました。
  3. 平成19年度の協働のまちづくり事業について意見交換しました。

会議の概要 

「元気な八戸づくり」市民提案制度の平成19年度の事業スケジュールについて

 平成19年度の事業スケジュールについて説明し、意見交換を行った。
資料1 [98KB pdfファイル]

【委員意見】
  • 平成18年度提案制度の事業化協議では、予算内示後の復活要求までに時間が半日もなく、提案者と担当課が協議する十分な時間をとれなかったので、財政課と調整して、提案者に配慮してほしい。
  • 毎年7月に提案募集となるのか。
    • 予算要求の時期が決まっており、この時期から逆算すると7月の募集となる。
  • 市設定テーマについては、平成19年度事業は3月に庁内募集をしたが、なかなか集まらなかったので、新年度体制になった4月から募集した方がよいのかもしれない。
  • できるだけ早く提案募集について周知した方が、提案しやすいのではないか。
    • 広報7月号(6月20日発行)に募集記事を掲載予定だが、5月8日に市設定テーマが正式に決定される予定なので、募集チラシや要領等をできるだけ早めに作成し、周知していきたい。 
市設定テーマについて
○AEDの普及啓発推進のための講習機会の提供
【健康福祉政策課説明】
平成18年にAEDのガイドラインが改正(全年齢層対象化、使用回数等について)され、市民病院、消防本部が講習会を 開催している。改正前は約5,000名の受講実績であるが、昼間の事業所単位の講習など、時間帯が限られ、特定の方だけが受講できる現状である。担当課と して、夜の講習会や公民館等での開催の提案をしていただきたい。
資料2 [118KB pdfファイル]
【意見交換】
  • AED講習機会の提供というテーマは、市民のためになる有効なものであり、基本的には賛成だが、パートナーとなりうる団体がどれだけあるのか疑問である。
  • 消防本部や市民病院以外が講習会を開催することは非常によいが、実際にNPO等が夜間に開催できるのか疑問が残る。
  • 消防本部の応急手当指導員の講習会はだれを対象者として、どのように実施しているのか。
  • 消防本部が実施している応急手当指導員となるための講習会を増やしていく必要があるのではないか。応急手当指導員が少ないと、講習回数を増やしていくしか方法がない。
  • 講習会は何人くらいを対象とする予定なのか。また、講習会の回数はどれぐらいを目標としているのか。
    • 現時点では、そこまで明確にしていない。提案を受けた段階で協議していきたい。
  • 応急手当指導員の資格を持った個人の集まりでも提案できるのか。
    • 提案は可能である。また、個人によるアイディアのみの提案も可能であるが、審査の際の実現性の面で点数が低くなる可能性はある。
  • 応急手当指導員が何人以上必要なのかなどを明記する必要があるのではないか。
【意見のまとめ】
  • よいテーマなので、内容をもう少しつめる必要がある。
○地域安全マップづくりを活かした「子どもの安全・安心まちづくりの推進」
【防災安全推進室説明】
子どもが被害者となる事件が全国で発生している状況であり、すべての子どもをPTAだけで守る取り組みには限界があ る。市では犯罪機会論に基づく「地域安全マップ」づくりを通して、子どもたちが犯罪から自分を守る力を養うことにしており、平成20年度は1小学校をモデ ル校として、事業を試行したい。
資料3 [92KB pdfファイル]
     
     
【意見交換】
  • 良いテーマだが、現状でもたくさんのマップを作成しているのではないか。既に教育課程で行われているものと重複しないのか。
    • 犯罪機会論に基づいたマップは、白山台小学校でしか作 成していない。他で作成しているものは、マップに色々な要素を盛り込んでしまいがちであり、子どもが犯罪に対する目を養うという方法で教えていきたい。そ して生徒がその学年になったら必修していくような体制にしたいと期待している。
  • 提案制度の内容が、小学校区の地域団体を募集するということなのか。例えば、マップづくりを手伝ってほしいのか、フィールド学習に参加してほしいのか、学校と連携してほしいのかなど、具体的にどういう提案をしてほしいのか、わかりづらい。
  • モデル校は誰が選ぶのか。提案者が指示した学校となるのか。
  • 指導者養成講習会は一般市民が参加できるのか。
    • 地域の住民や関係者を対象に、1回の開催を想定している。
  • 指導者養成講習会を全市的に実施しないのか。全市的に広がるのはいつなのか。
  • 協働のパートナーが学校なのか、PTAなのか、地域団体なのか明確になっていない。
    • 地域づくりの提案を受けるために学区の地域団体等を想定している。
  • 複数の学校や地域から提案があった場合に、1校に絞るとなると審査が難しいのではないか。
【意見のまとめ】
  • テーマ自体は協働に向いていると考えられるので、もう少しわかりやすい内容に修正する必要がある。

「元気な八戸づくり」市民奨励金の事業評価について

【事務局説明】
平成18年度「元気な八戸づくり」市民奨励金の活動成果発表会次第(案)の説明をしたあと、委員からの評価(書類評価)を取りまとめた結果を説明し、意見交換を行った。
資料4 [46KB pdfファイル]
【初動期支援コースの意見交換】
  •  すべての団体が活動成果をあげていたので、今後も継続して頑張っていただきたい。ただし、あまり無理をしすぎずに活動を持続していってほしい。
  • いろいろなはぐくみの会が実施した講演会には、当初に予定した以上の出席者があったほか、いのちの輪、あいの手は現在の人数、予算規模の中でよく頑張っている。
【事業拡大支援コース№1 非営利活動法人ACTY】
  • 一度のイベントで完結するのではなく、その後の地域に携わることが、団体の成長に不可欠である。
  • 地域とNPOの連携は難しいところがある。地域の活性化にはつながったが、まだ地域住民自らが取り組むという動きにはつながっていない。今後、継続して行うことで、地域の意識が変わってくると思う。
  • 団体が長く活動を続けるためには、地域とNPOの信頼関係が必要である。
  • 事業規模が大きいので、かなりの労力が必要であると思うが、経費の使い方に工夫が必要である。
  • 集客、資金のバランス等を考えると、毎年続けていくための適正な規模があると思う。
【事業拡大支援コース№2 市川地域ふれあい大運動会準備委員会】
  • 大変な苦労をしながら、地域をひとつにまとめたことがわかり、今後のさらなる発展が期待できる。
  • 他の地域の参考になる事例がたくさんある。
  • 地域の合同運動会(楽しいもの)を契機として、地域づくりにつなげていったノウハウや手法は参考になる。
  • 新しい連合町内会には、できることからコツコツと頑張っていってほしい。
  • 他のモデルケースとなるようなすばらしい取り組みであり、報告書も緻密である。
  • 市川地域の取り組みは、地域コミュニティ計画づくりにつながるので、維持していくことを期待する。
【事業拡大支援コース№3 市民参画実行委員会まつりさかだり隊】
  • 市民参加型のお祭りの起爆になったと思う。
  • 今回は共同浴衣の作製を断念したとのことであるが、再度チャレンジしてほしい。
  • お祭りの時期をはずして、「座談会」を開催したのは非常に良かった。
  • お祭りのソフト面の充実は、おもてなしの心につながる。
【事業拡大支援コース№4 はちのへ子ども劇場】
  • このNPOが小中野地域で果たす役割は非常に大きい。
  • NPOのネットワークの構築により、3,000人規模のイベントを成功に導いたことは評価できる。
  • 子どもネットワークの維持や今後の展開に期待したい。
  • 子どもネットワークとワークショップのつながりがわかりづらい。
  • 子どもネットワークに係る内容がもう少しあっても良いと思う。発表会でもう少し確認したい。

【総評のとりまとめ】

【初動期支援コース】
  • 初動期支援コースでは、すべての団体が非常に頑張っているという高い評価である。市民奨励金を活用することで、今後の活動の方向性を見いだし、ノウハウ、土台を構築できたことは、市民奨励金制度の趣旨にかなった非常に意義のあるものであったと思う。
【事業拡大支援コース】
  • 各団体が市民奨励金の活用を突破口として、まちづくりの視点を踏まえた新しい取り組みにチャレンジできたと感じる。今 回の取り組みによって、地域の力を呼び起こし、大いにまちづくりに貢献したと評価する。今後は今回の取り組みが地域にどれくらいの効果や影響を与えたの か、たとえばアンケートをするなどの検証をし、継続した活動にしていっていただきたい。中でも、市川地域の取り組みは地域コミュニティの活動につながるも のとして大変意義があったと高い評価である。今後も持続して取り組まれることを期待する。
平成19年度協働のまちづくり事業について 
平成19年度は地域コミュニティ施策を重点に実施していく旨を説明し、意見交換を行った。
資料5 [105KB pdfファイル]
【公民館機能強化について】
  • 住民が使いやすいことは公民館の機能として重要である。
  • 南郷公民館には若者・婦人コーナーを設置できるようにしたい。
  • 全市的に公民館機能が強化できるようになるのか。
    • 全市的に公民館機能が強化される予定だが、あくまで、地域住民の主体的な活用や取り組みが必要になる。
  • 第5次総合計画の策定時の議論でも、公民館によって温度差があるといった話がでていた。
【コミュニティ出前講座と地域づくりアドバイザーの派遣について】
  • 昨年度は出前講座や地域づくりアドバイザーの活用がほとんどなかった。
    • 現状ではこの制度が浸透しなかったので、具体的なメニューを提示するなど、制度の見直しを検討していく必要がある。
    • 連合町内会長へアンケートを実施するなど、ニーズの把握に努めている状況である。
  • 南郷区では、地域コミュニティ計画を策定したので、積極的に出前講座や地域づくりアドバイザーを活用できればと思う。
【推進委員会の位置づけについて】
  • 協働の施策に関して、推進委員会はどのように関わっていくのか。
    • 今年度は、奨励金の地域コミュニティ支援コースの検討や、現在策定中のボランティア協働手引書(案)に対する意見をお願いしたい。
  • 協働の施策に関して、市民と議論する場はこの委員会だけなので、各種施策について、随時、情報提供をお願いしたい。
  • 徐々に、協働のまちづくり基本条例の策定過程で検討していたことが、現実のものになっていると感じる。
  • この委員会に携わることで、さまざまな団体の企画書に触れることができ、各委員と話し合うこともできるので、非常に勉強になる。
【懸案事項】
  • 市設定テーマ(案)の内容の修正。事務局と担当課で内容を詰めて、eメール等にて意見交換をすることにする。
  • 平成18年度奨励金事業に対する総評の取りまとめ、および実施団体への質問事項の通知。