令和2年度年度始めの式(令和2年4月)

更新日:2021年11月16日

  • 日時:令和2年4月1日(水曜日)午前11時15分  
  • 場所:庁議室

年度始めの式にあたりまして一言ご挨拶を申し上げます。

本日4月1日から、新たな体制で41名の新採用職員を迎え、新体制でスタートを切ることになりました。これまで市として進めてきた様々な政策について、計画に基づくものもあれば、様々な形で練り上げ事業を進めてきたものがありますので、それを更に前に進めて、市民福祉の向上、また市政の発展のために全力で取り組んでいただきたいと思っております。国、県などの情報もしっかりと収集しながら、またアンテナを高くして先進的な取り組みをしている自治体の情報も得ながら、様々なアイディアを出して活発な議論を重ね、まちづくりや地域の活性化などを率先して進めていただきたいと思っております。

八戸市は今年非常に希望に満ちた年度を迎える予定でございました。まず、東日本大震災からの復興については、復旧期、再生期、そして創造的復興期という形で、国、県あるいは全国の皆様の支援をいただきながら着実に事業を進めて一つ一つ完遂をしてきたところであります。新大橋架替の事業は特殊事情により残りましたが、今月中旬に蕪島周辺にオープンを予定しております物販施設「かぶーにゃ」の整備が、10年続けてきた復興事業の一つの区切りという位置付けであると思っております。また5月には市民の要望をいただきながら構想をまとめて計画をつくり事業化してきた市民病院の緩和ケア病棟を開設します。6月1日には、市民の健康を守る拠点として、総合保健センターがオープンします。さらに10月には全国から市長さん方や市議会議員の皆様、市の担当の皆様を含め2,000名余りをお迎えして都市問題会議も予定をされているところであります。そして年が明けると長根屋内スケート場において八戸での最初の国際大会でありますジュニアのスピードスケート世界選手権大会、さらにはジュニアのワールドカップも予定されている状況で、非常に明るい話題が続く希望に満ちた年度になる予定でございました。

しかしながら現在国難ともいえるコロナウイルスの感染拡大が続いております。世界的に見ますと、まさに人類の危機とも言えるような状況でもあるかと思っています。八戸市でも感染者が発生し、その対応のために健康部保健所も対応に追われているところであります。今後どのような形でこれが推移していくかというのは、見通せません。感染の状況がどうなっていくのか、専門家の意見も様々ありますし、10日過ぎた時点でさえもどうなっているのかが見えないぐらいの状況だと認識しております。我々は、市民の安全安心を守るまさに地域の危機管理対応の責任者であるという認識を改めて皆さんと共に共有したいと思っております。市民の皆様から不安の声をいただいておりますし、不確実な情報が流れているということも認識しておりますが、常に正しい情報を市民の皆様にお伝えしながら、しっかりとした対応をやっていかなければならないと思っております。年度始めがこのような状況だということは、大変厳しいものではありますけども、皆さんとしっかりと連携をしながら、市民を守るという立場でこの新たな年度が始まるということを改めて確認させていただければと思っております。

若い職員も入ってまいりました。また異動もかなりあった中でまずはしっかり通常業務のスタートをさせていくということに力点を置きながら、先程申し上げたことにも対応せざるを得ないということも心に留めていただき、新たな年度を一緒にスタートしていきたいと思います。

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