八戸市糖尿病性腎症重症化予防プログラムについて

更新日:2024年03月04日

糖尿病とは

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が正常より多くなる病気です。初期の頃は自覚症状がほとんどありませんが、血糖値が高いまま放置すると、徐々に全身の血管や神経が侵され、様々な合併症を引き起こします。

糖尿病の三大合併症として「糖尿病網膜症」、「糖尿病性腎症」、「糖尿病神経障害」が挙げられ、「糖尿病網膜症」は成人の失明原因の第2位となっており、また、人工透析導入患者の主要原疾患は、「糖尿病性腎症」が第1位となっています。糖尿病の重症化を予防することは、私たちにとってとても重要な課題です。

プログラムの目的

糖尿病が重症化するリスクの高い方を治療に結びつけ、糖尿病性腎症等で通院する方の人工透析への移行を防止することにより、市民の健康増進と医療費の抑制を図ります。

対象者

八戸市国民健康保険加入者

取組内容

医療機関未受診者への受診勧奨

  • 対象者
    国保特定健診・人間ドックの結果、空腹時血糖1デシリットル当たり126ミリグラム(もしくは随時血糖1デシリットル当たり200ミリグラム)以上、またはHbA1cが6.5パーセント以上の方で、医療機関未受診の方

治療中断者への受診勧奨

  • 対象者
    糖尿病に関する受診記録が6か月以上確認できない方

ハイリスク者への保健指導

  • 対象者
    尿蛋白プラスマイナス以上かつeGFR毎1.73平方メートル毎分60ミリリットル未満で、腎機能の低下が疑われる方等

保健指導

保健指導は主治医の助言を基に、八戸市の看護師・栄養士が訪問または電話により、初回・3か月後・6か月後・12か月後の計4回を基本とし1年間実施します。 保健指導にかかる費用は無料です。

この記事に関するお問い合わせ先

市民環境部 国保年金課 管理給付グループ

〒031-8686 青森県八戸市内丸一丁目1番1号 市庁本館1階
電話:0178-43-9376/0178-43-9314 ファックス:0178-44-9106

国保年金課へのお問い合わせフォーム