| 南宗寺の文化財 |
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南宗寺が所有する算額(さんがく)は、八戸藩の和算の大家で、 測量術にも長けた神山由助の孫の神山久明が、由助の三十三回忌 にあたる明治二十五年(1892)に祖父の追善供養のため 南宗寺に献じた額です。算額の中には、由助の遺作と思われる 設問も紹介されています。算額は、算術家が自分が解明した 数学の解法を神社仏閣に掲げ自分の解法発見を世間に知らせる役割 をもっており和算発達の歴史を知ることができるものです。 |
算木(さんぎ)とは、正数をあらわす赤色と負数をあらわす黒色 の木片百六十本づつからなっており、西洋数学が入ってくる 以前の物の計算に使われたものです。南宗寺にある算木は、 八戸和算の祖といわれる真法恵賢(しんぽうえげん) の弟子であった神山由助が、弟子の浅山運蔵に伝えたもので、 現在、南宗寺のほか八戸市博物館 * にも一組残されております。 |
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●市指定:杉戸・桐戸● 南宗寺のくり庫裏に「瀧に鯉」や「孔雀」など華麗な絵が 描かれた戸があります。これらは、杉や桐で作られた板戸で、 八戸城大広間に使われていたとも伝えられています。作者は 不明ですが、江戸時代初期の狩野派(かのう)の絵師の作品と いわれ、前途のほか、梅・鷺・龍・虎などを題材として 色鮮やかに描かれています。これらの杉戸・桐戸は、 廃藩置県後は八戸文武学校に移され、明治二十六年に 同行ゆかりの中里寿男氏邸が南宗寺の庫裏として 移築された際、杉戸十五枚、桐戸二枚も移されました。 |
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