個人所蔵の文化財 6
はちのへ文化財ガイドブック
表紙にもどる

- 個人所蔵の文化財 -

御拝領鏡

 ■御拝領鏡(ごはいりょうかがみ)
 この鏡は、八戸藩二代南部直政が五代将軍徳川綱吉から拝領した鏡です。 
 直政が御側衆(おそばしゅう)の時、朝鮮から幕府に詩文を添えた
 箱入りの屏風が献上されましたが、誰も箱の開け方がわからず
 困っていたところ、直政が詩文を解読して箱を開けました。
 綱吉は功を誉めオランダから献上されたビイドロ製の鏡と
 唐織(からおり)の能装束(のうしょうぞく)ほかを賜りました。
 この鏡は、その時の鏡です。



海有鞍、両咲鐙及び障泥

 ■海有鞍、両咲鐙及び障泥
 (うみありくらりょうさきあぶみおよびあおり)

 寛文四年(1664)、南部直房が幕府から二万石を拝領し、
 初代藩主になったのを記念して作らせた馬具と伝えられています。
 寛文五年十二月六日辻山城守政直(つじやましろのかみまさなお)の作者名が
 ついています。海有鞍(うみありくらは)、木製漆塗で金梨子地(きんなしじ) 
 に橘の模様が付いています。両咲鐙(りょうざきあぶみ)は、
 鉄製漆塗で金梨子地に燕が入っています。障泥(あおり) -泥障とも書きます-
 は、皮製に漆塗となっています。これらには、作者に子孫の辻山城守政信の
 折紙(証明書天保三年銘)二通がついています。



千両箱

 ■千両箱(せんりょうばこ)
 八戸藩主が代々お手元金入れとして使用したといわれるものです。
 ケヤキの木目を生かした千辺摺塗といわれる漆塗りが施され、
 細かい模様が刻まれた真鋳の金具が付けられています。
 普通の千両箱よりは少し大型です。制作年代は、はっきりしていません。 
 ●大きさ 縦  20センチ
       横  47センチ
       高さ 11センチ



河内屋橋本合名会社

 ■河内屋橋本合名会社
 (かわちやはしもとごうめいがいしゃ)

 旧河内屋橋本合名会社は、大正十三年の八戸大火の後、
 仮事務所として建てられました。失われていく近代建築物が多い中で、
 大正時代の貴重な建物として国の登録有形文化財に指定されました。   
 現在は、移築され、当時の外観を保ちながら
 飲食店として活用されています。



*画像をクリックすると、別窓に拡大写真が表示されます。