個人所蔵の文化財 1
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- 個人所蔵の文化財 -

国重要美術品:徳川家康自筆日課念仏

 ■徳川家康自筆日課念仏(とくがわいえやすじひつにっかねんぶつ)
 戦国の世を勝ち抜き、江戸幕府を開いた徳川家康が、たくさんの人を殺した
 罪滅ぼしにと天台宗の僧天海(てんかい)の勧めで晩年に書き綴ったものです。
 市内には、家康が亡くなる四年前の慶長十七年(1612)のものが、
 下斗米家(しもとまいけ) - 県立郷土館に預託中 - 、鈴木家、山本家に
 各一通が伝えられ、いずれも国の重要美術品に指定されています。
 これらは、明治三十八年に光竜寺の住職が、
 東京の知人から割愛されたものを信者に配ったものです。 



県重宝:日本刀 銘「奥観寿藤原吉廣』

 ■日本刀 銘「奥観寿藤原吉廣(おくかんじゅふじわらよしひろ)
 小中野(こなかの)の音喜多家(おときたけ)に八戸藩お抱えの鍛冶士
 藤原吉廣がつくった刀が伝えられています。藤原吉廣とは、
 八戸藩お抱え鍛冶であった小笠原氏十代吉廣(宇吉)のことです。
 小笠原氏は、延宝五年(1677)以来、幕末まで十四代にわたって藩の  
 鍛冶棟梁・鍛冶頭を勤めており、なかでも吉廣は藩命で京都に遊学した、
 優秀な刀工です。この刀は吉廣の作品の中でも優れた出来で、
 刀の裏に「天保五年八月  日」の銘があり、郷土の刀工の技術を伝える
 貴重な資料です。



県重宝:湊家文書

 ■湊家文書(みなとけもんじょ)
 湊家文書は、戦国時代末期から安土桃山時代にかけて、東北地方各地の
 豪族達が津軽安藤氏(安東)の末裔(まつえい)である湊殿などにあてた十一通
 の書状です。後に湊氏の一族がこれを携えて三戸南部氏に仕官し、
 八戸藩創設の際、八戸藩士になりました。
 北奥羽の中世史を解説するうえで極めて貴重な資料です。 



県重宝:棟 札「明徳五年」銘
 ■棟 札(むなふだ)「明徳五年」銘
 この棟札は、松館(まつだて)の宮内(みやうち)観音堂で
 御堂の棟札とともに発見されました。
 明徳五年(1394)十二月二十一日に平朝臣守長(たいらあそんもりなが)が
 新山宮(にいやまぐう)を造営した時の棟札で、市内最古のものです。
 大きさは、長さ115センチ、幅が上13.5センチ、下12.5センチで
 杉材が使われています。
 根城南部氏の菩提寺である松館の大慈寺(だいじじ)と関わりも考えられる
 貴重な資料です。現在は、県立郷土館で展示公開されています。 
 

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