えんぶり豆知識  (正部家 種康著「えんぶり読本」参照)

えんぶり豆知識


1 えんぶりの起源

2 えんぶりの種類

3 えんぶり組の構成

4 えんぶりの舞

5 えんぶりの演目・所作

6 祝福芸

1 えんぶりの起源

伝説も含め様々な説があるが、南部氏の太祖・南部光行公が奥州下向したころに始まったというのが通説である。

【通説】
鎌倉時代の始め、後の八戸八戸藩主南部光行は、頼朝から奥州糠部郡を拝領し、甲州(今の山梨県)から当国へ下ってきた。
奥州で迎える初めての正月、光行は自分の家来達に武装させ、有力者たちの家を訪問させたが、酒の勢いのためか家来達は抜刀乱舞したため、家人たちは恐れ慄いた。

このとき、その場に居合わせた農民藤九郎という機転の利く男が、賑やかに田植歌を歌い、農具を手に持って踊ったところ、家来達は刀を納めてその様子を見物した。

鳴子板をふり、田んぼの土をならす仕種を踊り終えた藤九郎が、南部家を祝福する口上を述べたところ、それが吉例となり、えんぶりが行われるようになったという。
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