八戸市のごみ事情

  市では、家庭ごみの実情(どのような素材のごみがどれだけの量出ているか)を知るため、家庭から排出されたごみの組成調査を行っています。この調査結果から、「燃やせるごみ」および「燃やせないごみ」への資源物の混入状況を確認しています。

 

(1)リサイクル率が低い!(まだまだごみに混ざっている資源物)

【家庭ごみの中の資源物の混入率】

 組成調査の結果、家庭ごみの中には分別すれば資源物としてリサイクルできるものが多く混入していることが分かりました。

 下のグラフは、家庭ごみの中に混入していた資源物の割合(平成22年度調べ)です。

 

 ○燃やせるごみの資源物混入率:全体の10.0%
 ○燃やせないごみの資源物混入率:全体の32.7%

○平成21年度の家庭系燃やせるごみ量は44,596トン、家庭系燃やせないごみ量は3,260トンです。 

                                                           

【過去5年分(平成18~22年度)の組成調査平均(重量比)】 

  

                                                                                

【リサイクル率】

  八戸市のリサイクル率は常に全国平均を下回っており、平成20年度の実績で全国平均よりも約4%ほど低い結果となっています。このことより、八戸市は全国と比較してリサイクルが遅れていることがわかります。 

 

【リサイクル率を上げるには・・・】

 リサイクル率を上げるには、ごみの量自体を減らすと同時に、まだごみの中に混入している資源物をきちんと分別する必要があります。

 そのためには、以下のような取り組みが必要です。

  •  ごみをしっかり分別し、水曜日の資源の日に出す。
  •  町内会やPTA、子供会などで、資源物の集団回収を行う。
  •  紙パックや白トレイを、スーパーの店頭回収に積極的に出す。 

 

(2)生ごみが多い!

【燃やせるごみの大半を占める生ごみ】

 家庭から出た燃やせるごみの組成を見ると、生ごみが全体の30%、およそ3分の1を占めることが分かりました。(過去5年分の平均では生ごみは約32.6%を占めています。)

 【どのような生ごみが出ているか】

 家庭から出される生ごみの特徴として、以下のようなことが挙げられます。

  • 生ごみの中にはまだまだ水分が多く含まれており、水切りが完全にされていない。
  • 未開封(手をつけない)のまま賞味期限切れとなった食品(お菓子や麺類など)がたくさんある。
  • 手をつけていない野菜がごみとして出されている。
  • 食べ残しの食品(お菓子やパンなど)がたくさんある。
【生ごみの減量に取り組もう!】

 八戸市では生ごみの減量化を推進しています。
 以下のことに注意して、できるだけ生ごみを出さないように工夫しましょう。

  • 計画的に買い物や料理をすることで、賞味期限切れの食品が出ないようにする。
  • 残ったご飯やおかずは冷凍保存。
  • 野菜くずや残飯など、どうしても出てしまう生ごみは、生ごみ処理機段ボールコンポストなどを利用して、たい肥化しよう!
  • 生ごみを出す際は、しっかりと水切りをする。

  

(3)事業系ごみが多い! 

   

  上のグラフは、八戸市と青森県、同規模都市平均、全国平均、先進都市の平均における1人1日あたりのごみ量(事業系ごみと家庭系ごみの内訳)を比較したものです。

 

グラフから分かること

  • 排出量全体では青森県平均、同規模都市平均よりは少なくなったが、まだ全国平均より多い(H19年度)
  • 項目別に見てみると、家庭系ごみは八戸市が最も少ないが、逆に事業系ごみは最も多く、全国平均と比べて82グラム多い

 

(4)事業者から出るリサイクルされていない紙ごみ!

 市では、家庭ごみの他にも、定期的に八戸清掃工場へ搬入される事業系ごみの内容検査も行っています。その結果、事業系ごみの特徴として下記のことが分かりました。

 

【事業所から大量に廃棄される段ボール】

 事業系ごみとして搬入される燃やせるごみには、荷物梱包用の段ボールを主とした大量の資源化できる紙類が入ってることが確認できました。

 ≪八戸清掃工場へ搬入された事業系ごみ(4枚)≫
清掃工場への搬入ごみ検査の様子1
清掃工場への搬入ごみ検査の様子2
清掃工場への搬入ごみ検査の様子3
清掃工場への搬入ごみ検査の様子4

 ≪事業所から出された可燃ごみ≫
事業所から出される段ボール2

 ≪八戸清掃工場のピット内の様子≫

 

【廃棄された段ボール類のゆくえ】 

 これらの段ボールは、排出事業者で分別し、リサイクル業者(古紙業者)に引き取ってもらうことにより、焼却ではなく再生紙としてリサイクルできるものです。

 しかし、現状ではこうした紙類は、事業所が意識的にリサイクルしようとしない限り、燃やせるごみとして他のごみと混ぜられてしまい、清掃工場に搬入され、焼却処分されてしまいます。 

 

事業系紙ごみ搬入規制

 市では、事業所から出る段ボールなどの紙ごみを民間のリサイクルルートに誘導するため、平成20年4月から、「資源となる紙ごみ」の八戸清掃工場への搬入を規制しました。詳しくは、下記をご覧ください。

 

≪資源となる紙の八戸清掃工場への搬入規制について≫

 

紙類の再資源化業者

地区

業者名

住所

連絡先

市川町  (株)インターセンス 八戸市市川町南大谷地5-1

28-4722

是川

(有)柏崎清掃社 

八戸市是川字田中山24-23

96-2795      

沼館 (株)北日本産業 八戸市沼館1-7-35

22-4655

小中野 (有)東司清掃管理 八戸市小中野1-2-4

43-7777

 

事業系紙ごみ搬入規制の経過について

  事業者のみなさんのご理解とご協力により、平成19年度には32,820tもあった事業系可燃ごみが、平成20年度には26,210tまで減少し(約6,600tの減少)、その結果、八戸市の一人一日あたりのごみ排出量(1,004g)は、ついに全国平均(1,033g)を下回ることができました。

 

  実効性を確保するため、搬入規制開始後は事業系ごみの収集運搬を行っている一般廃棄物収集運搬事業者の車両を対象に開放検査を実施しています。平成22年度は6回の開放検査を実施したところ、45件の不適正排出が確認されました。

 ≪開放検査で確認された不適正排出≫

 事業者のみなさん、引き続き『事業系紙ごみ搬入規制』へのご理解とご協力をお願いいたします。

   

お問い合わせ先
環境部 環境政策課 資源リサイクルグループ
電話 0178-43-2111(内線676、677、678)