日時 平成28年4月1日(金) 午前11時15分
場所 市庁別館2階 会議室C

 平成28年度の年度始めに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

  今日から平成28年度がスタートいたしました。多くの皆さんが、配属も変わったり、組織も変わった中での新たな船出ということであると思いますけれども、気持ちも新たにして、それぞれの所掌する事務の推進のために全力を尽くしてほしいと思います。今年は特別な年です。平成29年1月1日の中核市移行に向けて、しっかりと準備をする年になります。今までやらなかった仕事をやるための準備でありますので、いろいろ緊張感もあると思いますけれども、手抜かりのないようにしっかりとやっていただきたいと思います。

  先月の23日に、県議会の議決を踏まえて、県知事から、総務大臣への申し出にあたる同意をいただきました。この同意をもとに、今月7日に総務大臣に、中核市移行についての申し出をすることが決まったところです。その後、夏ぐらいには閣議決定で政令公布という流れで進んでいくと思います。今のところ順調にいくと思っておりますので、スケジュールどおり進むように、関係する担当のみなさんには、しっかりと進めていただきたいと思います。そしてまたその先には、連携中枢都市圏の形成に向けて、速やかに移行を進めていくことになります。これも先月23日に、定住自立圏の構成8市町村の首長全員に集まっていただいて、八戸市が中核市に移行した後、速やかに連携中枢都市圏の形成を進めていくことについて、賛同いただいたところであります。それを踏まえて、今年度、どういった連携施策をしていくか、具体的な協議を事務レベルで相談をしましょうということについても、同意をしたところでありますのでよろしくお願いします。

 ここで改めて、いったい中核市は何かということについて、あるいは連携中枢都市圏とはなにかということについてしっかりとおさらいしたいと思います。中核市というのは、県が行ってきた保健所業務を中心とした2,000あまりの事務を基礎自治体である八戸市が行うというものであります。これは地方分権という基本的な考え方に基づく大都市制度であります、政令指定都市・中核市という仕組みであります。「補完性の原理」という考え方があります。いろんな行政事務については、できるだけ住民に近いところで、国民に近いところで意思決定がなされて、政策・事業が進められるべきだという考え方があり、それに基づいた仕組みが中核市制度であります。いくら住民に近いところで業務が進められる、あるいは施策が検討されるべきだといっても、その能力がない自治体では無理だということで、その能力があると認める自治体に業務を降ろすという形であります。ということは中核市になるということは、八戸市民にとってみれば、今まで県が県全体を考えて施策をつくり、事業を実施してきたものを八戸市が独自の頭で考えて進めて行けるということであります。中核市移行とはそういうことであります。ですから、市民目線でいろんな仕事を考えることができ、結果として、市民サービスが向上するという理屈であるということを我々がしっかり理解する必要があると思います。連携中枢都市圏については、まさに国が進めている、地方創生の大きな柱だということであります。これを活かすも殺すも、実際にどういった事業をやっていくか、圏域全体を考えながら、どういった効果的な連携施策を打ち出していくかということに尽きます。幸いにも当市は、定住自立圏という中で、実績をあげてきておりますので、その実績を踏まえて、スタートする前に考えていければと思っていますのでよろしくお願いします。

 平成29年5月1日は、八戸市が88歳の誕生日を迎える日であり、これをお祝いしたいと思っております。普通の市ではやらないと思いますが、八戸だからこそ88周年記念事業ができると思っておりますので、盛り上げるために、みんなで様々なアイデアを出してほしいと考えています。来年の予算に向けて、88につながるようなアイデアを各部で最低ひとつ考えていただければと思います。

 最後に、新採用職員への訓示でも話しましたが、頭を鍛えようという話であります。頭を鍛えるには本を読むしかないと私は思っております。いかにして、幅広く本を読んで知識を深めて、教養を深めるか。それは必ず仕事につながってくると思っています。深い知識に裏付けられた賢い頭と強靭な精神。これを持つことでいろんなことが違ってくると信じています。幸いにも、秋にはブックセンターが開設します。なかなか手にとって見られないような本が8,000冊から10,000冊揃い、手に取ることができるので、それをこれから生きていく上での糧にして、いい公務員生活を送れという話をしましたが、皆さんも今からでも遅くはないので、ブックセンターを活用していただきたいと思います。私自身、本は全然安いと思っており、教養を身につけるために、本を買って読むんだという信念を持っています。それが必ずや仕事に生きて、すばらしい施策を行っていくことにつながっていくと信じています。

 最後に、我々は八戸市民のためにある存在ですので、八戸市発展のためにみなさんと今年度もがんばっていきましょうということを申し上げ、年度始めに当たっての挨拶とします。