発表内容

貨物列車と路線バスの衝突事故について

奈良岡副市長コメント(市長出張中のため、市長代理としてコメント)

  本日、八戸臨海鉄道の踏切で市営バスと貨物列車が衝突事故を起こし、乗客6名が負傷し、バス乗務員が逮捕されるという事故が発生しました。

 重大な事故を引き起こしたことに対し、怪我をされました皆様並びご家族の皆様及び関係者の方々に深くお詫び申し上げます。

 怪我をされた皆様には、一日でも早く回復できるよう誠意をもって対応してまいりたいと考えております。

 今後は、このような事故がないように、再発防止に向けて、より一層乗務員に指導・教育することはもとより、信頼回復に向け、

交通部一丸となって取り組んでまいります。

 なお、逮捕された職員の処分については、今後の事実関係を把握の上、厳正に対処してまいります。 

資料

【質疑内容】 
Q.
事故になった原因、きっかけ等があれば教えてください。

A.(交通部長)
被害者優先ということで、被害者への対応を奈良岡副市長はじめ現場で対応しており、職員が逮捕されている状況ですので、今の段階では原因についてはわかりません。今後、本人と接見する機会があると思いますので、そのとき聞いてみたいと思っております。

Q.
逮捕について、警察から何か説明はありましたか。

A.(交通部長)
直接聞いたわけではありませんが、自動車運転過失傷害ということを聞いております。

Q.
現場は非常に見通しのいいところなのですが、どういう原因が考えられますか。

A.(交通部長)
日頃の教育からしますと、踏み切りでございますので、一旦停止、そして左右確認して通るのが当然で、例えば警報機が鳴っていないとしても左右確認すれば当然事故は起きないものと思っておりましたが、このような事故になってしまい、大変申し訳ございませんでした。

Q.
今、交通部長が基本的な一旦停止、左右確認がなされていれば事故が起きなかった事故だったとおっしゃいましたが、逆に言うとなされていなかったから起きた事故だということですか。

A.(交通部長)
それはやはり警察の見解と、本人と会えるのであれば本人からも聴取して、そこではっきりすると思います。現時点では以上のコメントしかできません。

Q.
乗務員は、例えば急に発作が起きるとか、手足がしびれたりするというような持病などはありませんか。

A.(交通部長)
職員に関しては健康管理には徹底しておりまして、特段健康上の問題はありませんし、始業時の点検においてもアルコールチェッカーでチェックしていますが、全くアルコールが入っていない状況でした。

Q.
乗務員の出勤は何時からでしたか。

A.(交通部長)
早番ですので、5時台になります。

A.(交通部次長)
最初の乗務は6時29分から運行しています。6時29分に大杉平営業所から三日町(Be-FM)に行ったのが1回、その後六日町から多賀台団地まで2回目の乗車、多賀台団地から三日町(Be-FM)まで3回目の乗車、4回目の乗車がラピアから多賀台団地を通って今回事故が発生したところを通過して大杉平に行く、ということで4回目の乗車中の事故になります。

Q.
この乗務員は、かつて事故経験などはありますか。

A.(交通部長)
基本的にありません。

Q.
乗務員は今日の事故現場付近を通るのが初めてということではないですか。

A.(交通部長)
初めてではありません。決してこの路線に対して経験不足ということはありません。

Q.
普段からもこの時間帯も含めて通っているということは、当然電車が走っていることも知っているわけですね。

A.(交通部長)
踏切の場所については所属の営業所がどこであるかを問わず、皆知っています。

Q.
踏切を渡る際にはどういう手順を踏むように市営バスでは指導されているのですか。

A.(交通部長)
基本的には停止線がありますので、一旦停止、それで左右確認して渡るわけです。現場は遮断機がございませんが、警報機が鳴っていれば当然停止した状態です。

Q.
かつて市営バスの運転手でこのような事故などで逮捕されたというケースはありますか。

A.(交通部長)
私の知る限りではないはずです。

Q.
健康管理は徹底していたということですけども、持病とかではなくて今日たまたま薬を飲んでらっしゃるとか、そういうことはないでしょうか。

A.(交通部長)
基本的には朝の点呼の際に薬の服用状態等も点呼で受けるようになっておりますので、今後再度確認はしますが、運行管理者からは特段異常が見られたなどの報告はございません。

Q.
10時10分に多賀台団地を出て、大杉平営業所に向かうルートだと大体10時20分くらいに事故発生現場にいるというのは、時間帯的に特別遅れているとかはありませんか。

A.(交通部長)
特別遅れてはおりませんが、5分程度遅れておりました。

Q.
発生日時が10時20分で、第一報が10時40分とありますが、どこがどういう風に受け取った第一報なんですか。見ようによっては、20分も差があるのですが。

A.(交通部長)
乗務員から旭ヶ丘営業所に入ったのが第一報です。

A.(副市長)
ちなみに救急車が出動したのが10時35分ですので、当然それ以前に通報はなされていると思っております。事故の報告も大事ですが、やはり負傷者対応を優先したと我々は思っています。

Q.
5分程度遅れていたということですが、その遅れで乗務員が多少焦っていたというか、早めに運行したいという気持ちを持っていたという可能性についてはいかがでしょうか。

A.(交通部長)
本来は遅れないのが一番でしょうけども、5分の遅れによって焦るということはないと思います。ただ、原因に関しては先ほどから申し上げておりますとおり、本人との接見はしておりませんし警察の見解も聞いてませんので、はっきりしたことはわかりません。

Q.
踏み切りにおける安全指導について詳細を教えてください。

A.(交通部長)
今年は来週、鮫の駅の構内で実施する予定です。常に営業所においても実施しておりますが、現場では年に1回実施しております。

Q.
貨物列車が踏み切りを通るまで何分かかるかわかりますか。

A.(副市長)
はっきりわかりませんが、現場にいた臨海鉄道の方から聞きましたら、通常時速35kmくらいで走るそうですが、事故現場付近については特に注意を要するということで、18kmくらいまでダウンして走るというお話でした。

Q.
交通部では、現場の踏み切りは特に気をつけなければならないポイントであるとか、そういった認識はあったんでしょうか。

A.(交通部長)
踏み切りは全てそうです。踏み切りに限らず危険箇所、いわゆるヒヤリハットというのがありますが、そのほかに踏み切りの走行についても、春夏秋の交通安全週間に合わせてやっています。

Q.
踏み切りの走行について気をつけるようにという指導を再三してきた中で、こういう事故が起きたというのは考えられないという気持ちはございますか。

A.(副市長)
そうですね。ただ、本人からまだ聞き取りをしていない状況ですから、本人から聞けば、状況はよくわかると思っています。今の段階で推測するのは難しいと思います。現場検証の結果と合わせて考えていく必要があると思います。

Q.
踏み切りの通行に関しては、一般の乗用車もそうですけども、一時停止、左右確認と音の確認の3点で全てやられているということなんですけども、乗務員がインカムなどをしていて聞き取りにくいというケースはあるのでしょうか。

A.(交通部長)
両方の耳がふさがっているわけではございませんので、基本的にそれはないと思います。

Q.
バスの遅れに対してペナルティーなどはありませんか。

A.(交通部長)
それはございません。道路状況による場合もありますので、ペナルティーはございません。

Q.
現時点で、再発防止に向けた具体的な対策などがあれば教えていただきたいのですが。

A.(交通部長)
この事故に限らず事故防止というのは反復練習だと思っております。それを更に強力に指導していきたいと思っています。

Q.
新たに研修を増やす等の対策は考えておりますか。

A.(交通部長)
いわゆる踏切事故に関しては再度強力に指導していくというのが当然でございます。

Q.
市として3つの病院を回られたそうですが、乗っていた6人の方々はそれぞれなんとおっしゃっていましたか。

A.(副市長)
重傷の方は言葉がうまく発せられる状況ではございませんでした。付き添いの方がようやく到着した段階でこちらから今回の事故を起こしたことや、相当な痛みを伴う結果を招いたことに対してお詫び申し上げました。そのとき市に対しての抗議はありませんでしたが、お怒りの気持ちは十分あっただろうと察しています。
ある程度軽症の方に対しても同じようにお詫び申し上げましたけども、その場で市に対して抗議とかそういうことはありませんでした。しかし、先ほど言ったように、気持ちの中でやはり怒ってらっしゃるのかなという風には思っております。
病院に交通部の職員をつかせましたので、いろいろな面で世話するように、申し出があればよく聞いて対処するように指示しました。
事故当時の状況については、ちょうど警察の方々の事情聴取を受けられておりましたので、私のほうから状況を質問することはしませんでした。

Q.
乗務中に携帯電話を見たりするという状況は考えられませんでしょうか。

A.(交通部長)
個人の携帯電話を持っておりますが、常時電源を切っており、不測の事態に備えて緊急時のみ営業所に通報するように指導しておりますので、考えられません。

Q.
乗務員は昨日はお休みだったとのことですが、土曜日は出勤してますか。

A.(交通部長)
土曜日は早番勤務で、5時37分出勤で退勤が午後1時57分です。

Q.
乗務員の普段の勤務状況はいかがでしたか。

A.(交通部長)
特段悪い点があるとか、そういうことはないです。

Q.
運転の仕方とかについて乗客の方から苦情が出たりしてませんでしたか。

A.(交通部長)
現在車内には「ご利用の声」といったハガキを設置しておりますが、そういう苦情は来ておりません。

Q.
今後の対処方法といいますか、処分についてはどうお考えですか。

A.(副市長)
本人の処分は当然考えられますし、事故そのものについての過失の話ですとか、市としての乗務員に対する処分の話、それから入院されている方々に対する補償の話など、いろいろなことが考えられますが、これらに対しては、誠実に対応していきたいと思います。

Q.
臨海鉄道さんとの事故ですので、そちらの車両も壊れているわけですが、その補償の話もあるんでしょうか。

A.(副市長)
当然その話も出てくると思います。まだ今日は事故が起きたことについて、双方とも一次的な処理に追われておりましたので、今後それぞれ車両を点検したりした後に補償の話は出てくると思います。

Q.
直近で過去に市営バスさんの事故の中でけが人が出たのはいつですか。

A.(交通部長)
車内転倒事故は昨年あったと思いますが、こういう形での事故はありません。高齢者が乗った場合、ちょっとしたブレーキでも転んだりするケースがございますので、打撲とかそういうのはございます。

Q.
他の交通機関とぶつかってけが人が出るという事故はありませんか。

A.(交通部長)
私が調べた限りにおいてはございません。

Q.
そうすると、今回の事故が今までで一番大きい事故だという捉え方でよろしいですか。

A.(交通部長)
やはり列車とぶつかるというのは大きい事故だと思います。こういう事故は初めてです。

Q.
今回第一報を受けたときに、まず率直にどう思われましたか。

A.(交通部長)
私も現場は私的に通りますし路線バスに乗ったこともございますが、見通しの良い場所ですので、正直なところは驚きました。

A.(副市長)
私も第一報を受けて、事故と聞いて驚きました。そして負傷者の方が出たと聞いて大変だという気持ちがありました。その後現場に飛んで行ったわけですが、現場を見て、かなり見通しのいい場所ですし、警報機も鳴る場所ですので、えっというのが素直な気持ちです。それからバスの車体がぶつかって引きずった感じがありましたので、どうしてこうなるんだろうということが、素直な気持ちでした。

Q.
今年に入ってから水道企業団と交通部と、本庁と離れたところにある組織での不祥事や事故が相次いでいることに対しての所見をお願いします。

A.(副市長)
本庁の場合はどちらかというと事務の仕事が多いわけですが、いわゆる出先といいますけども、そちらは市民に直結する仕事、いわゆる清掃ですとか水道、下水道、バスなど市にとって重要な仕事を抱えています。そういった仕事ですので、日頃から事故のないように言っているわけですけども、本庁の場合はどちらかといいますと事務系ですのでそういう事故などが発生する可能性は少ないのかなと思います。もちろん現場だからいいんだという話ではなくて、細心の注意を持って業務に臨むように指示しております。

Q.
バスロケーションシステムの導入によって、運行の遅れに対するプレッシャーというのはかかっていたんでしょうか。

A.(交通部長)
バスロケーションシステムを3月1日に導入する以前から研修を実施しておりまして、それから本格運行していますので、プレッシャーがかかっていたということはないと思います。

Q.
自分のバスの運行が遅れているかどうかが、交通部だけではなくて市民にもダイレクトにわかるようになったことで、その分プレッシャーがかかるのではないかと想像がつきますがいかがですか。

A.(交通部長)
確かに検索サイトに入っていけばわかるようなシステムになっていますが、それが即プレッシャーや即事故につながったという風には考えておりません。

Q.
何度も通っている乗務員だというお話でしたけれども、どこかに気の緩みというか、慣れというのがなかったか言い切れますでしょうか。

A.(交通部長)
どういう状況の中で事故が発生したのか、まだ本人と接見してませんので、この場ではコメントを差し控えたいと思います。

A.(副市長)
今日はこういう形で記者会見を開きましたけども、事故を起こしたことに対して、本当に申し訳ないと思っております。あらためてお詫び申し上げたいと思います。

 

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