(平成18年5月20日撮影)

ウミネコの卵(平成18年5月19日撮影)

国指定天然記念物 蕪島ウミネコ繁殖地

ウミネコ繁殖地として全国的に知られている蕪島は、昭和十七年、十八年に旧日本海軍により埋め立て工事が行われ、今は島が陸続きになっています。

面積約1.8ヘクタールあまりの島に、約4万羽のウミネコが営巣のため春早くから来るので、ウミネコは春の訪れを告げる鳥として親しまれており、市の鳥にも指定されています。

ウミネコ繁殖地は全国に10ヵ所前後存在しますが、ほとんどが人を寄せつけない断崖絶壁や離島であり、蕪島は間近で営巣の様子を観察できる国内唯一の場所です。

蕪島でのウミネコの生活

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
  着島 営巣・産卵・抱卵 孵化 巣立ち 離島

ウミネコは、鳴き声が猫に似ていることから呼ばれるカモメの仲間で、飛んだときの尾羽に黒い帯があることで他のカモメと区別できます。

主に日本列島周辺の海岸に生息し、北はサハリン、南は朝鮮半島あたりまでの範囲を移動します。

二月の末頃から蕪島に現れ、八月の中頃には子育てを終えてこの島から旅立ちます。

この鳥は、魚の居場所を知らせ富や幸福をもたらす鳥として漁師から大切にされており、島の上に建つ「蕪嶋神社」は厚く信仰されてきました。

蕪島の「カブ」はかつてノラナタネが自生して「かぶの花」と呼ばれていたことによります。

現在は五月になるとナタネの花が島を黄色く覆い、島独特の風景になっています。

蕪島(蕪嶋神社)へのアクセス方法

JR八戸線「鮫駅」で下車、徒歩約15分

新幹線等で八戸駅まで来られたお客様は、八戸駅でJR八戸線に乗り換えてください。