石綿による疾病
  • 石綿は、極めて細い繊維で、熱や摩擦などに強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、過去に石綿が大量に輸入され、さまざまな工業製品に使用されてきました。
  • このため、石綿製品を取り扱う仕事(例:建設業など)をしたことのある方や、石綿を取り扱っていた工場の近隣に住んでいた方などは、石綿を吸い込んだ可能性があります。
  • また、仕事中に石綿を吸い込んだ方が持ち帰った作業着などに付着した石綿を、そのご家族が吸い込み、病気になることもあります。
  • 石綿を吸い込むことにより発症する疾病には、中皮腫・肺がん・石綿肺・びまん性胸膜肥厚・良性石綿胸水などがあり、呼吸器系の症状がよく現れます。
  • 石綿による疾病は、石綿を吸ってから非常に長い年月を経て発症することが大きな特徴です。

 

石綿が原因で病気になった場合の補償・救済制度

  労災保険給付 特別遺族給付金 救済給付
支給対象者 (1)労働者または労災保険の特別加入者

(2)上記(1)の遺族
平成28年3月26日までに石綿による病気で死亡した労働者(特別加入者を含む)の遺族

※労災保険の遺族補償給付請求権を時効(5年)により失った場合に限ります。
(1)労災保険等の対象とならない石綿健康被害者(石綿を扱う仕事をしていたかどうかは問いません)

(2)上記(1)の遺族
対象疾病 (1)中皮腫
(2)石綿起因性肺がん
(3)石綿肺
(4)びまん性胸膜肥厚
(5)良性石綿胸水

(1)中皮腫
(2)石綿起因性肺がん
(3)石綿肺
(4)びまん性胸膜肥厚


※(3),(4)は、著しい呼吸機能障害を伴うものに限ります。

石綿にさらされる主な機会 ・石綿の吹き付け
・石綿を含む建物の解体
・石綿を含む製品の製造、加工
などを行う場合
・石綿取り扱い工場の近隣に居住していた
・石綿取り扱い工場で働く人の作業着を洗濯していた
・労災保険の対象とならない人が、石綿を取り扱う仕事をしていた
などの場合
給付内容

(1)労働者または労災保険の特別加入者
・療養補償給付
(自己負担なしで

 治療が受けられます)
・休業補償給付(注)

(2)上記(1)の遺族
・遺族補償給付(注)
 (年金または一時金)
など

(注)ご本人の賃金により給付額が異なります。

・特別遺族年金
 (原則240万円/年)

または

・特別遺族一時金
 (1200万円)
(1)労災保険等の対象とならない石綿健康被害者
・医療費(自己負担分)
・療養手当(約10万円/月)

(2)上記(1)の遺族
・特別遺族弔慰金(注)
 (280万円)
など

(注)ご本人が申請しないまま亡くなった場合。
請求期限 給付内容により異なります。

※遺族補償給付の請求権は、ご本人が亡くなった日の翌日から5年で時効により消滅します。
平成34年3月27日 給付の種類、対象疾病、死亡時期により異なります。
相談先 八戸労働基準監督署(Tel:0178-46-3311)
青森労働局(Tel:017-734-4115)

☆各給付に関する一般的なご質問については、
労災保険相談ダイヤル(Tel:0570-006031)」でも受け付けています。
(独)環境再生保全機構
(Tel:0120-389-931)

 

お問合せ

 青森労働局 労働基準部 労災補償課  Tel:017-734-4115(内線814) 

 制度の詳しい内容はこちら
  →○厚生労働省ホームページ
   (トップページ「クローズアップ厚生労働省」をクリック→雇用・労働「アスベスト(石綿)」へお進みください。)

   ○独立行政法人 環境再生保全機構(ERCA)

   ○環境省 地方環境事務所