八戸工場大学とは

 
八戸工場大学は、自分たちのまちの工場について、文化的、社会的な視点からとらえ、その魅力を知り、体験し、また、アートと結びつけて新たな価値の創造と発信を試みる、大学形式のプロジェクトです。
 
八戸は工場のまちと言えど、工場は遠い存在で私には縁がない、なんて思っていませんか。
朝起きて手に取る新聞。ハンバーグにはフォークとナイフ。おやつには氷とサイダーを注いでシュワッと飲み干す。夜更かしもほどほどに部屋の電気を消してお休みなさい。
こんな何気ない一日は、工場日和。
私たちは、思いのほか、工場と近しい毎日を暮らしています。
 
工場を楽しむ新たな視座を手に入れてみませんか。
工場大学に参加すると、日々の暮らしの中で、八戸に工場があることにちょっぴり優越感を感じる、そんな毎日がやってくるかもしれません。
  

カリキュラム

講義

会場   八戸ニューポート(十三日町フラワーエイトビル3階) / デーリー東北ホール
講義時間 19時~21時
 
●第1回 8/19(水) (八戸ニューポート)
オリエンテーション、これまでの八戸工場大学の歩み
工場の話(1) 「フォークとナイフの素を探る」 講師=大平洋金属
 
●第2回 9/2(水) (デーリー東北ホール) 
工場の話(2) 「真夜中だけの印刷工場」 講師=デーリー東北
 
●第3回 9/16(水) (八戸ニューポート)  
工場の話(3) 「三島の湧水からはじまる氷のはなし」 講師=八戸製氷冷蔵
「八戸にもある!?産業遺産」 講師=古舘光治(歴史”楽”者)
 
●第4回 9/30(水) (八戸ニューポート) 
工場の話(4) 「電気は、どうやってつくるの?」 講師=東北電力八戸火力発電所 
 
●第5回 10/3(土) 
アートワークショップ(1)「針孔から工場を見る」 講師=佐藤時啓(写真家)  
 
●第6回 10/21(水) (八戸ニューポート)
アートワークショップ(2) 「電子工作×手芸!? まばたきキツネをつくる」 ナビゲート=かすやきょうこ(テクノ手芸)
 
●課外活動 9月~10月を予定

 (1)工場バスツアーと船上工場夜景見学
日 時   10月17日(土)15:00-19:00
内 容   バスでの臨海部の工場見学、はやぶさ号からの船上工場夜景見学
ナビゲート 近畿大学理工学部教授 岡田昌彰氏

 (2)工場見学 ・・・詳細未定

 
●サークル活動
来年度に予定しているアートプロジェクトに向けての準備とリサーチのほか、工場景観マップを制作。講義時間外に準備と作業を進めます。
 
講師・工場のご紹介

■大平洋金属

1957年5月、砂鉄銑の生産を開始。その後、臨海工業地帯の好条件を活かし、フェロニッケルの生産を主体とする製造業への転換を図る。1970年、世界最大のフェロニッケル用40,000KVA電気炉を新設し、エルケム方式大型電気炉による創業技術を世界に先駆けて確立した。今日、60,000~80,000KVAのフェロニッケル用大型電気炉3基を有し、独自開発した製錬技術は世界第一級の評価を受ける。フェロニッケル国内シェア60%、単一工場としては世界第3位を誇る世界有数のフェロニッケル製錬工場。

 
   

■デーリー東北

終戦直後の1945年12月創刊で、今年で70周年を迎える。青森県南、岩手県北の北奥羽地方をエリアとする朝刊単独紙で、発行部数は約10万5千部。共同通信社加盟。北奥羽と仙台、東京、大阪に計15の支社総支局を構える。2008年7月には、最新悦のカラートップ・オフセット輪転機を備えた新印刷工場が八戸市の本社隣接地に完成した。資本金7千万円、荒瀬潔代表取締役社長、従業員199人。

 
   

■八戸製氷冷蔵

1921年、酒造業を営んでいた六代橋本八右衛門が、水揚げした魚の保存に使用する氷の製造のため、「八戸製氷株式会社」を創業。翌年、清涼飲料事業に着手、その後、製氷機械の余力を利用した冷凍冷蔵業務を活かした冷凍冷蔵業務を活かした冷蔵事業に着手し、「八戸製氷冷蔵株式会社」となる。八戸の名水「三島の湧水」を使用し、創業当時から変わらない製法で、水産氷・食用氷のほか、三島シトロンやバナナサイダー等の炭酸飲料を製造販売している。

 
   

■東北電力八戸火力発電所

東北電力(株)火力発祥の地である八戸火力発電所(1958年営業運転開始)は、現在、石油を燃料とする3号機とLNG(液化天然ガス)を燃料とする5号機2基があり、合計で最大66万6千kwの発電能力を有している。2015年7月(予定)にLNG(液化天然ガス)での営業運転を開始する最新鋭の5号機は、高効率の発電方式であるコンバインドサイクル方式を導入しており、二酸化炭素の排出量が少なく、環境負荷を低減した発電設備となっている。

 
   

■佐藤時啓(美術家・写真家・東京藝術大学美術学部教授)

長時間露光により、風景や物事の間に光を掘り込んでいくような写真作品の制作や、カメラの構造による公共的な場や空間、装置を各地に展開している。「第6回ハバナ・ビエンナーレ」(1997)「第9回バンクラディッシュビエンナーレ」(1999)ほか多くの国際展に参加。シカゴ美術館(2005)ナッシュビルFirst Center for the Visual Arts (2010)、東京都写真美術館(2014)などで個展を開催。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

 
   

■かすやきょうこ(株式会社オブシープ代表)

金沢市出身。2008年によしだともふみ(高崎出身)とともにアートユニット『テクノ手芸部』を結成。電子技術と手芸を組み合わせた工作を『テクノ手芸』と名づけ、新しいものづくりを提案。手芸的な造形、ソフトウェア開発、電子工作などのデバイス開発をするなど分野にとらわれずにものづくりを行う。各地でワークショップ、展示等を展開。主な展示に『デジタル』(東京都現代美術館)、著書に『テクノ手芸』(ワークスコーポレーション)。

 
   

■菊地拓児(クリエーター/八戸工場大学アドバイザー)

東京藝術大学美術研修科大学院先端芸術表現専攻終了。北海道教育大学岩見沢校芸術文化コース非常勤講師。炭鉱をはじめ鉱山や工場をテーマに創作活動を行う。室長を務めるコールマイン研究室は各地でアートプロジェクトや展示を行い、学生や参加者とともに、新しいアートのあり方、可能性を実践的に探っている。企画編集に『アートプロジェクト 芸術と共創する社会』(水曜社2014年)。工場群に惹かれ、八戸に通ってかれこれ6年目。

 
 

募集概要 (受講生の募集は終了しました。聴講生は受け付けています)

受講生の募集は終了しました。聴講生は受け付けていますので、参加を希望する講義開催日の前日までに、下記まで、お申込みください。

※聴講生とは・・・講義を単独で受講できます。課外活動には参加できません。受講生に編入も可能です。

八戸工場大学事務局(八戸市まちづくり文化推進室文化推進グループ)
住所 〒031-8686 八戸市内丸一丁目1-1
電話 0178-43-9156 FAX 0178-41-2302
 
 募集人数
30人(定員を超えた場合は選考を行います)
※選考結果は、合否を問わず Eメールまたは郵送などでご連絡します。
 
受講制度
以下の2つの方法があります。
受講生
八戸工場大学のすべての活動(講義、課外活動、サークル活動)に参加していただけます。3分の2以上の出席で修了証を授与、皆勤賞の方には工場グッズをさしあげます。
聴講生
いずれかの講義を1回だけ受講することができます。課外活動には参加できません。受講生への編入もできます。
※毎回3名限定、参加を希望する回の前日までに電話かメールでお申し込みください(多数の場合抽選)。 
 
参加料
無料 ※ワークショップの材料や課外活動にかかる経費など、実費の負担があります。
参加資格
工場またはアートに興味があり、工場を文化的に楽しみたいと思う方。
アートの経験や技術は全く問いません。
備考
課外活動(工場見学)への参加は、講義の出席率の高い受講生を優先することもありますので、積極的に講義へご参加ください。
申し込み方法
申込書に必要事項とアンケートを記入、または、申込書にある情報を、Eメール、FAX、郵送で下記までお送りください。
 
 
 
八戸工場大学事務局(八戸市まちづくり文化推進室文化推進グループ)
住所 〒031-8686 八戸市内丸一丁目1-1
電話 0178-43-9156 FAX 0178-41-2302
Eメール machi@city.hachinohe.aomori.jp
 
締め切り
平成27年7月31日(金)必着
 
 

企画運営:八戸工場大学プロジェクト事務局、八戸市
協力:株式会社デーリー東北新聞社、東北電力株式会社八戸火力発電所、八戸製氷冷蔵株式会社、大平洋金属株式会社
アドバイザー:菊地拓児 


アサヒアートフェスティバル2015参加プログラム
特別協賛:アサヒビール株式会社 
助成:公益財団法人アサヒビール芸術文化財団

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