実施日時:平成26年11月23日(日) 午前9時30分 ~ 午後1時(八戸グランドホテルにて)

出席者

  • 新成人代表者(敬称略) 
    荒木亮太、石橋将大、加藤翼、小泉美沙、小渡千秋、佐々木拓真、澤村和也、島田鈴夏、関口綾乃、高橋侑佳、中村太郎、和野恵理香
  • 八戸市 小林眞市長、伊藤博章教育長
  • 司会 金入康二(公社)八戸青年会議所副理事長(当時)

将来の夢・今の八戸について感じること

中村 工業高校の先生になってものづくりの面白さを伝えたいと考えている。高校生の頃、自転車のトレーニングで種差海岸を走ったときに目にした景色がとても美しかった。八戸の海岸線を通るたび、このまちに生まれてよかったと感じる。

小渡 将来はバイオ関連の研究者を志望している。八戸に就職し、地域活性化へ貢献したい。三社大祭、花火大会といったイベントでは観光客も多く集まる魅力的なまちだと感じている。

荒木 車が好きなことがきっかけで自動車設計の勉強をしている。ハイブリットカーやエコカーといった自動車の設計に携わり、人に夢を与えるような技術者になりたい。成人を迎えたのを機に、八戸のことを知り、八戸をもっと好きになっていきたい。

高橋 就職場所は八戸市内にこだわらずに県外・海外も視野に入れて考えたい。私の周りの友人を見ると、書道、絵画、音楽といったさまざまな分野で特技をもつ人がいて、八戸は文化レベルが高いまちだと感じている。

石橋 将来は父が経営している店を手伝いたい。今は経済的に両親に依存しているが、ゆくゆくは自立して生活したい。三社大祭の楽しさに触れながら育った。これからは山車作りに参加してみたい。

加藤 小学生の頃から現在までサッカーを続けていて、将来はサッカーの指導者になりたいと考えている。成人を迎え、みろく横丁でお酒を飲んだことがあったが、初対面の人とも自然と会話が弾みとても楽しい経験だった。人の優しさは八戸の魅力だと感じている。一方で、八戸駅前が閑散としているのを寂しく感じている。

関口 来年春から障がい者支援施設へ就職することが決まっている。八戸は三社大祭をはじめ、お祭りが多いという印象がある。蕪島、種差海岸といった自然の豊かさは他のまちに誇れる八戸の良さだと感じている。

小泉 今は実家暮らしをしているが、就職を機に一人暮らしを体験したい。八戸の印象はイベントがあるときは活気があるが、日常の生活ではあまり活気がないと感じている。

和野 将来は看護師となり市内への就職を希望している。今年はじめて山の楽校に行く機会があり、ひまわり畑をはじめて見た。八戸にもすごい場所があるのだということを知るいい経験だった。

島田 将来は看護師を志している。二十歳を迎えたことで、自分のことは自分でやろうという気持ちを持った。これからは社会人としての責任を持ち行動をしたい。

佐々木 新成人としての抱負はいろいろなことにチャレンジをして知識・経験を得ること。八戸駅近くに住んでいるが、駅周辺には観光客が立ち寄るような場所が少ないと感じている。

澤村 自動車関連の企業への就職が決まり、来年には就職で八戸を離れる。仕事を通して技術を身につけ、日本の自動車開発を引っ張っていくような存在になりたい。私は八戸の人の気さくさ、優しさが好き。

市長 私が生まれ育った頃は、海岸線には砂浜が広がり、今のような工業港がない時代だった。八戸はこれまでチリ地震津波や白銀大火、十勝沖地震といったさまざまな災害を経験してきたが、その都度たくましく立ち上がってきた。これまで八戸のまちづくりに情熱を持って取り組んできた先人に感謝したい。

八戸に対する意見

中心街・交通

荒木 若い人の中には八戸ではカラオケに行くか、街中で食事をすることぐらいしかないという意見もある。若者が遊べる場所が少ないと感じている。

石橋 若者が中心街に立ち寄るのは、お酒を飲みに行くときぐらいだと思う。日中は郊外へ出て遊ぶことが多いので、レジャー施設があればいいのでは。

金入 民間のレジャー施設を八戸にほしいという意見が出ているが、これは行政の努力で誘致できるようなものではない。余暇の過ごし方として、お酒を飲んだり、カラオケへ行くといったことだけでなく、八戸には種差海岸や蕪島といった素晴らしい自然があるので、これまでと違った楽しみ方もみつけてほしい。屋内スケート場ができるのをきっかけに、八戸にもさまざまなイベントが来ることが期待できるので楽しみにしてほしい。

小渡 交通アクセスを改善し、施設と施設をつなぐための交通機関を充実させ、観光客や家族連れをうまく循環させることを考えてはどうか。

関口 私は種差海岸の近くに住んでいるが、バスの本数が少なく、中心街へのアクセスがよくないと感じる。郊外からでもバスを利用しやすくしてほしい。

和野 八戸公園や白浜海水浴場といった観光地へは車を持っている人はアクセスしやすいが、車を持っていない人にとっては交通の便が悪いと感じている。年齢ごとに市民からの要望を聴きとって、効果的にバスを運行させてどうか。

市長 種差海岸遊覧向けに鮫から種差海岸駅までの区間には「ワンコインバス・ウミネコ号」が走っていて、70歳以上の高齢者向けには高齢者バス特別乗車証も活用されている。少し調べてみるだけで市の観光地や中心街へはいろいろなアクセス方法がある。これからも年齢層にあったアクセス方法の充実を図っていきたい。また、すべての停留所を対象として、バスの接近情報を表示したバスロケーションシステム「はちのへ市営バス運行情報」を公開している。スマートフォンや携帯から見ることができるので、こちらもぜひ有効利用してほしい。

文化・スポーツ

高橋 私は旅行に出かけた時に美術館に立ち寄ることがあるが、八戸市美術館は外観が古びて、常設展も寂しいと感じている。例えば十和田現代美術館のような施設が八戸にもあればいいと考えている。

市長 市民の皆さんから美術館建設の要望が出ていることは理解している。都市リノベーションの手法で、八戸市美術館と市役所前の空き地の再整備を計画しているので期待してもらいたい。

加藤 ヴァンラーレ八戸のJ3入りに向けて、ホームスタジアムの整備をお願いしたい。

市長 私はヴァンラーレサポーター第1号としてチーム発足時から応援している。ホームグランドは、J3基準を満たす5000人収容のスタジアムを多賀地区に建設予定である。

ボランティア・市民活動

島田 地震・津波などの災害に強く、災害時もボランティアが迅速に活動できるまちづくりを進めてほしい。

金入 東日本大震災の時、市が災害ボランティアセンターを開設して多くの市民が復旧に向けて活動した。こうした取り組みが礎となって八戸のボランティア意識は高まっていったと感じている。

道路整備

中村 八戸は交通マナーが悪いと感じている。高校生の頃から学校へは自転車で通学しているが、45号線沿いは道路事情がよくないこともあって、これまで何度か事故に巻き込まれそうになったことがあった。自転車や歩行者が安心して通行できるよう、道路整備を進めてほしい。

金入 45号線は大震災のときも交通の大動脈として活躍した。道路を整備していくことも重要だが、お互いのマナーの意識を持つことでより良いまちになっていくと考えている。

都市環境

佐々木 まちの玄関口として八戸駅前の整備をお願いしたい。アンケートで市民の声をひろって、まちづくりの参考にしてはどうか。

市長 八戸駅のように中心街に最寄りの駅とは別に新幹線の駅を設置している例は全国には多くある。八戸駅はまちの玄関口というよりはターミナル駅としての機能をもった駅だと考えてほしい。駅西口は八戸西スマートインターチェンジの整備で、今後、交通アクセスの改善が期待されるので、民間企業が立地していく可能性がある。

金入 駅西地区はかつて田んぼしかないようなところであったが、少しずつ住宅地が整備されている。八戸駅に立ち寄ったときには、駅西地区ものぞいて、まちの変化を楽しんではどうか。

小泉 私が住む吹上地区には人が住んでいない空き家が多く、まちの景観上好ましくないと感じている。空き家の問題は所有者が近くに住んでいないことも多く、問題がなかなか解決しないと聞いている。また、子どもたちが気軽に遊べる遊具が減っていることで、子どもたちが公園や外で遊ぶ風景が減っているように感じる。子どもたちが遊ぶ場所の整備をお願いしたい。

市長 全国的に課題となっている空き家問題に市では昨年、空き家条例を策定した。所有者が複数であったり、全国各地に散らばっているケースなどあり、難しい問題だと感じているが、一つずつ解決していきたい。公園で遊ぶ子どもの数が減っているというのは、実際に子どもの数が減っているという側面がある。若い世代が安心して子育てをして、将来の人生設計がたてられるような経済政策が大事だと感じている。

小泉 冬場、道路の除雪がよくないと感じている。

市長 建設事業全体が縮小傾向にあり、除雪の人員・重機ともに減っているという背景から、大雪が降ると除雪困難ということが起きている。地区によっては地域の皆さんで除雪をしているところもあるので、若い皆さんにも率先して雪かきをしてもらいたい。

新成人へエール

市長から 八戸で生まれ育った皆さんが八戸のことを好きでいてくれて嬉しく思う。皆さんが思う夢が実現するよう心から期待をしている。いい八戸を作るためにこれからも若い皆さんの力をお願いしたい。

教育長から 皆さんから八戸の自然の豊かさ、八戸三社大祭などの祭りを誇りに思っているという意見が多く、嬉しく感じている。これからの八戸を作っていくのは若い皆さん。一人ひとりが地域をつくっていく主人公として頑張ってもらいたい。

金入氏(司会)から これからもふるさと八戸を大事にしていってもらいたい。子どもたちに誇れるいいまち、いいふるさとを作っていきましょう。
 

お問い合わせ先

教育委員会 社会教育課
電話 0178-43-9516
FAX 0178-47-4997