ミニボートプログラムってなに?
なぜ八戸市なの?
日米プログラム参加校
ミニボート製作の様子
入魂式(平成29年12月19日)
進水式(平成29年12月20日)
ミニボートはいまどこに?
はっちにて展示中!

ミニボートプログラムってなに?

GPSを搭載した小型の無人ボートを海に放流し、そのボートの漂流状況を観測することで海洋に関する関心を高める海洋教育プログラムです。大西洋で盛んに行なわれており、ミニボートの漂流状況は常時ウェブサイトで閲覧することができます。

今回のプログラムはアメリカ・オレゴン州にあるコロンビア川海事博物館が企画しました。アメリカと日本の太平洋両岸からミニボートを放流し、両地域の小学生が漂流状況を観測しながら国際交流を図ります。

ミニボートのスペック

全長 1.4m
重量 16kg
エンジン なし
その他

グラスファイバー製、GPS搭載

なぜ八戸市なの?

2011年の東日本大震災の津波により、八戸市の大久喜漁港弁天島にある厳島神社の鳥居が流出。約2年の歳月を経て2本の笠木がはるか太平洋を越えアメリカ・オレゴン州に漂着しました。

この笠木は、その後たくさんの奇跡と、オレゴン州ポートランドの方々の思いやりによって、大久喜の厳島神社へ返還され、2016年5月に鳥居が再建されました。この奇跡の物語は「笠木物語」として知られています。

コロンビア川海事博物館は、「笠木物語」の舞台となったオレゴン州のアストリア市にある州立の博物館です。コロンビア川の河口に位置し、川と海に挟まれたこの地域特有の気候、地形、生物と街の歴史に関する展示などがあり、東日本大震災の津波により同じく日本から漂着した船も展示されています。

プログラムの実施にあたり、コロンビア川海事博物館から日本側の協力校を探したいと、在ポートランド日本国領事事務所へ要請がありました。「笠木物語」によってオレゴン州とのつながりがあった八戸市に、領事事務所を通じて打診があり、八戸市と連携してプログラムを進めることとなりました。

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 コロンビア川海事博物館               日本から漂着した船「斎勝丸」

日米プログラム参加校

八戸市側から3校、アメリカ側から5校の計8校がこのプログラムに参加します。それぞれの学校にはパートナー校があり、パートナー校と製作・放流したミニボートの漂流状況の観測を通じて、相互交流を図ります。

八戸市側(3校) アメリカ側(5校)

種差小学校(2隻)

(船名1:East Ocean Friends)

(船名2:種差丸)

Hilda Lahti Elementary School

(船名:Boat-a-Lahti)

Otto Petersen Elementary School

(船名:Red, White & Blue Crew)

大久喜小学校(2隻)

(船名1:大久喜丸)

(船名2:ドリーム大久喜)

Astor School

(船名:Lil' Big Boat)

Ceder Park Middle School

(船名:Pacific Lotus)

金浜小学校(1隻)

(船名:Go!Go!金浜丸)

Richmond Elementary School

(船名:Nishikaze)

ミニボート製作の様子

12月18日から20日にかけて、このプログラムの企画者であるコロンビア川海事博物館のネイト・サンデル氏とそのご家族が八戸市を訪れ、3つの小学校を訪問して児童と一緒にボートを製作しました。また、サンデル氏の娘のハドソン・サンデルちゃんと児童との交流も行なわれました。

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オレゴン州について教えるサンデル氏(中央)  ミニボートの帆に皆で絵を描きました。

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「Go!Go!金浜丸」が完成!           その後ハドソンちゃん(中央)と折り紙で遊びました。

  • 種差小学校 学校ホームページ(外部リンク)
    (East Ocean Friends、種差丸)
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    ミニボートの製作を教わりました。       皆でミニボートに絵を描きました。

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    サンデルちゃん(席中央)と遊びました。    種差丸(左)とEast Ocean Friends(右) 
  • 大久喜小学校 学校ホームページ(外部リンク)
    (大久喜丸、ドリーム大久喜)
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    ミニボートの作り方を教えるサンデル氏(中央)            子どもたちは真剣です。

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    「大久喜丸」製作チーム                       こちらは「ドリーム大久喜」製作チーム

入魂式(平成29年12月19日)

平成29年12月19日に、ミニボートの航海の安全や、アメリカにたどり着くよう願いを込める「入魂式」が大久喜小学校で行なわれました。プログラムの参加校である種差小、金浜小、大久喜小の3校の児童・教職員が集まり、ネイト・サンデル氏も参加しました。

3校の児童により、ミニボートを製作した感想や、ミニボートの名前、ミニボートに込めた想いが発表されました。児童は「ボートを作るのは難しかったけど楽しかった」「無事アメリカに着いて欲しい」「アメリカの小学生と友達になりたい」と話していました。発表を聞いた伊藤教育長は「アメリカの学校との交流が深まってほしい」と述べ、サンデル氏は「子どもたちの想いが伝わってとても感動した。Amazing!」と話していました。

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進水式(平成29年12月20日)

平成29年12月20日に、大久喜漁港にてミニボートの進水式が行なわれました。南浜漁協所属の第58大勝丸の協力により、八戸沖約12マイル(約20km)沖合でミニボートが放流されました。 

大久喜小学校の児童により、大久喜漁港までミニボートが運ばれ、「Bon Voyage!(よい航海を!)」の掛け声で大久喜漁港を出港しました。海上は1~2mの波で、乗船したスタッフ10名のうち2名が船酔いでダウンするという過酷な環境でしたが、北緯40度34分・東経141度53分のポイントで5隻のミニボートが放流され、大海原へと進んでいきました。

「笠木物語」の笠木のように、太平洋の荒波を乗り越え、アメリカまでたどり着くことができるでしょうか。ミニボートの壮大な冒険が始まりました。

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ミニボートはいまどこに?

ミニボートの漂流状況は以下のウェブサイトで閲覧できます。

https://www.nefsc.noaa.gov/drifter/drift_crmm_2017_1.html(外部リンク)

はっちにて展示中!

はっち2階でもミニボート航海の様子を紹介するボードを展示しております。
ぜひ見に来て下さい! 
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