目次

  1. 八戸の樹木一覧
  2. 八戸市の天然記念物 保存樹木のマップ
  3. 保存樹木について
  4. それぞれの保存樹木

 八戸の樹木一覧

 樹種名をクリックするとそれぞれの詳しい内容がご覧になれます。    

樹種名

所在地

 コウヤマキ

八戸市内丸一丁目ロータリー

 ヒマラヤスギ

八戸市内丸一丁目ロータリー

 イチョウ

八戸市大字根城字根城49

 エドヒガン

八戸市長者一丁目6-10

 イチョウ

八戸市廿六日町26-1

 イチョウ

八戸市大字田向字毘沙門平

 エゾエノキ

八戸市大字新井田字横町6-1

 ケンポナシ

八戸市大字新井田字横町6-1

 ヤマボウシ

八戸市南郷区大字市野沢字馬場瀬1-7

 オニグルミ

八戸市大字是川字土橋12-1

 イチイ

八戸市長者一丁目7-57 南宗寺

 イチョウ

八戸市長者一丁目6-59 大慈寺

 スギ

八戸市大字八幡字八幡丁3 櫛引八幡宮

 ケヤキ

八戸市大字八幡字八幡丁3 櫛引八幡宮

 キタコブシ

八戸市大字松館字牛ヶ沢3-4

 カツラ

八戸市大字新井田字前田9-1

 イヌザクラ

八戸市大字中居林字雷

 モクゲンジ

八戸市類家二丁目2-45 広澤寺

 クロマツ

八戸市大字鮫町字浜通道9 白浜聖観音

 カツラ

八戸市南郷区大字島守字下巻

 クロマツ

八戸市庁駐車場入口

 ニシキギ

八戸市内丸三丁目3-6 南部会館内

 クロマツ

八戸市大字本徒士町5-4 更上閣

 シダレヤナギ

八戸市長者四丁目4-1 八戸高等学校

 プラタナス

八戸市大字新井田字館平20 新井田小学校

 イチョウ

八戸市大字松館字岡田5-1 大館大尊寺

 ヒイラギ

八戸市類家二丁目2-45 広澤寺

 ブナ

八戸市大字市川町字坂下41-2

 カヤ

八戸市南郷区大字島守字門前27(高松寺)

 スギ

八戸市大字豊崎町字上永福寺

 アカマツ

八戸市南郷区大字大森字黒坂5-8

 イチイ

八戸市南郷区大字市野沢字黄檗16-1

 クリ

八戸市南郷区大字市野沢字林合12-1 稲荷大明神

 モミ

八戸市南郷区大字島守字内山14-2

 イチイ

八戸市南郷区大字島守字大波1-5

 アメリカキササギ

八戸市内丸三丁目3-6(南部会館)

 エゾノコリンゴ

八戸市内丸一丁目 ロータリー

 ケヤキ

八戸市大字河原木字久保

 ケヤキ

八戸市大字鮫町字住吉町(鮫八幡宮)

 イチョウ

八戸市大字湊町字館鼻20(八坂神社)

 イチイ

八戸市大字尻内町字館田2-2

 ポプラ

八戸市大字湊町字中道7-1

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 八戸市の天然記念物 保存樹木のマップ

マップをクリックすると馬淵川の北側、馬淵川と新井田川の間、新井田川の東側、南郷区のマップへジャンプします。

馬淵川の北側 馬淵川と新井田川の間 新井田川の東側 南郷区

 拡大図⇒ 

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   保存樹木のマップ 馬淵川の北側

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赤坂下のブナ 高舘蒼前神社のケヤキ 八戸駅前のイチイ 七埼神社の神の杉 七埼神社の神の杉 七埼神社の神の杉

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   保存樹木のマップ 馬淵川と新井田川の間

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南部会館のアメリカキササギ 八戸市庁前のエゾノコリンゴ 八戸市庁前のコウヤマキ 八戸市庁前のヒマラヤスギ 八戸市庁前のクロマツ 広澤寺のモクゲンジ 長者山のエドヒガン 根城跡のイチョウ 櫛引八幡宮の駒立杉 櫛引八幡宮の大欅(ケヤキ) 土橋のオニグルミ 中居林のイヌザクラ 毘沙門のイチョウ 南宋寺のイチイ 大慈寺のイチョウ 神明宮のイチョウ

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   保存樹木のマップ 新井田川の東側

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八坂神社のイチョウ 湊小学校のポプラ 鮫八幡宮のケヤキ 秋葉山御堂のエゾエノキ 秋葉山御堂のケンポナシ 若宮八幡宮のキタコブシ

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   保存樹木のマップ 南郷区

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馬場瀬のヤマボウシ 龍興山のアカマツ 龍興山のモミ 高松寺のカヤ 大倉のカツラ

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 保存樹木について

■八戸の樹木を見学し、歴史を感じてみよう■  

この冊子は、八戸市民や八戸を訪れる方々が、市内に存在する巨樹・古木やシンボルツリー等に興味をもち、訪ね歩く際のよきガイドになるようにと、八戸市緑の審議会【注1】が編集したものです。
 巨樹・古木は、同じ場所にあって、現在の私たちが及びもつかない幾世代にもわたる人の世を見送りながら何百年も生き続けてきた、いわば地域の生き証人です。その歴史の重みに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
 ここでは市内の数多くの樹木の中で、最近の専門家による調査で確認されたものを中心に、比較的人目にふれやすいもの、象徴的なもの、文化的あるいは生態的に意味のあるものなどをとりあげ、樹種にも配慮して紹介しています。一方で、目立っていながらも、さまざまな理由から掲載できなかった樹木もありますし、ここで市内の名木をランク付けしようという類のものでもありません。
 この冊子を手にマナーを守って樹木をめぐり、またそれをきっかけにさらに広く市内の緑と環境に深い関心と愛着を持っていただけることを祈ります。 

■樹木を観察するには■ 

 街中にある樹木は軽装で十分ですが、少し山や森に入る場合には、長靴、ザック、雨具、地図、飲み物、携行ライトなどを用意した方がよいと思います。
 写真撮影や写生など、目的に合わせて道具を用意したり、非常時(迷子・緊急)用に携帯電話を持っていくこともお薦めします。 

■見学する時のマナー■

 駐車場が無い場所もありますので駐車違反等には注意してください。
 樹木に近づくと、根元の土が踏み固められたり、根を傷つけてしまい枯れる原因となりますので、あまり近づかず、特に根は踏まないようにしてください。
 樹木の枝を折ったり、傷をつけたり、樹皮を剥いだりなどは絶対しないでください。ゴミを捨てたり、タバコの吸殻を捨てたりするのは厳禁です。
 グループで見学する場合等は、樹木のまわりで騒いだりして所有者の方に迷惑がかからないようにしてください。私有地に立入る場合は、事前に了解を得てください。
 樹木は地域の貴重な財産です。マナーを守って見学してください。

 

【注1】 八戸市緑の審議会
 八戸市みどりの環づくり基本条例(注2)に基づき、市の緑の保全及び創出の推進に関する事項について審議するための組織です。

【注2】 八戸市みどりの環づくり基本条例
 八戸市では緑の保全と創出に関わる基本理念を定め、行政・市民・事業者・土地所有者の責務を明らかにし、将来にわたり市民の財産である「緑」を育て、守り、緑と共生する豊かな都市の形成に寄与することを目的に、平成20年4月1日に「八戸市みどりの環づくり基本条例」を施行いたしました。条例の第18条には、保存樹木【注3】などの指定について明記しており、同条例施行規則には、保存樹木の指定にあたっての具体的基準を示しています。

 【注3】 保存樹木
 八戸市の指定する保存樹木は、地域の美観を維持するため、保存する必要がある樹木や、神社・寺院等の建造物や遺跡等と一体となって歴史・文化的意義を有する樹木等のうち、同規則で定める基準に該当するものの中から保存樹木を指定しています。
 平成20年度から専門家の協力を得て、市内にのこる貴重な樹木のうち規則が掲げる一定の要件を満たした樹木209本について現地調査を行い、この中から「八戸市緑の審議会」において指定の可否について検討し、市長が指定いたしました。
 その結果、平成20年度は12本(8箇所)、21年度11本(9箇所)、22年度9本(8箇所)の樹木を保存樹木に指定いたしました。

《本誌のデータについて》

  • このデータは、1.3メートル部分の幹周を測定しました。
  • 国内最大級とは日本全国で10位以内。青森県最大級とは、県内で10位以内を指します。
  • データは、平成22年度の環境省の全国巨樹・巨木林データベースに登録済みの全国の巨木と対比した結果で記載しています。
  • 樹木のデータは、平成20年から平成22年度に調査した測定結果を表示しています。

《本誌制作参考文献》

  • 環境省巨樹・巨木林調査データベース
  • 青森県古木(青森県)
  • 糠部三十三ヶ所観音(デーリー東北)
  • 青森県の巨樹・古木を訪ねて(東奥日報社)
  • ふるさとの古木(田名部清一)

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   八戸市中心街エリア

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南部会館前のアメリカキササギ 八戸市庁前のエゾノコリンゴ 八戸市庁前のコウヤマキ 八戸市庁前のヒマラヤスギ 八戸市庁内のクロマツ 広澤寺のモクゲンジ 長者山のエドヒガン

 


 

 八戸市庁前のヒマラヤスギ (写真下)

  1  八戸市庁前のヒマラヤスギ ※青森県最大級
幹周 (南側)3.40m (西側)3.25m (北側)2.75m
樹高 (南側)25.00m (西側)24.50m (北側)21.50m
推定樹齢    80年
所在地    八戸市内丸一丁目ロータリー内
   周辺の略図⇒
撮影    2010年12月

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広澤寺のモクゲンジ

モクゲンジの花、開花時期:7月中旬から8月中旬

    広澤寺のモクゲンジ
幹周 2.52m
樹高 14.60m
推定樹齢 不明
所在地 八戸市類家二丁目2-45 (広澤寺)
   周辺の略図⇒
撮影 2010年12月

 ■ モクゲンジは、中国原産の植物であり、日本では本州から九州の日本海側の海岸に分布しています。黄色の小ぶりの花を咲かせる比較的珍しい木で、県や町の天然記念物に指定されているほどです。このモクゲンジも幹周が2メートルを超え、まれに見る立派な木です。
 このモクゲンジのある広澤寺は、八戸御城下三十三観音霊場の2番札所となっています。 

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  長者山のエドヒガン

 

■ 推定樹齢200年以上のこのエドヒガンの大木は、おとぎの桜と名付けられ、夏休みにはその大木の下で、市内の小学生たちが集まる「おとぎ会」が開催されています。
 新羅神社は、長者山の名で地域住民から親しまれ、2月には八戸地方に春を呼ぶ「八戸えんぶり」の奉納舞、また8月に行われる「八戸三社大祭」の中日(2日)には県無形民俗文化財に指定されている「加賀美流騎馬打毯(かがみりゆうきばだきゅう)が開催されています。

   3  長者山のエドヒガン(おとぎの桜)
幹周  4.00m
樹高  12.00m
推定樹齢  不明
所在地 八戸市長者一丁目6-10(長者山新羅神社)
   周辺の略図⇒
撮影 2010年 5月

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南部会館のアメリカキササギ

 アメリカキササギの花
 開花期:6月中旬~7月中旬

 ■ 八戸市庁前の南部会館の敷地内にあるアメリカキササギは、幹周が3メートルを超えており、国内では最大級の巨木です。近くの三八城公園内にも2本のアメリカキササギが確認されており、6月中旬には写真のような美しい花がたくさん咲きます。

   4  南部会館のアメリカキササギ ※国内最大級
幹周   3.18m
樹高  17.00m
推定樹齢  100年
所在地 八戸市内丸三丁目3-6 (南部会館)
   周辺の略図⇒
撮影 2010年 6月

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 八戸市庁前のエゾノコリンゴ (写真右側)

   八戸市庁前のコウヤマキ (写真左側)

エゾノコリンゴの花
開花期:5月下旬

■ エゾノコリンゴは、別名サンナシ、カラフトカイドウ、カラフトズミなどと呼ばれています。アイヌでは7月のことをマウタチップともいい、その意味は「エゾノコリンゴの花咲く月」とのことであり、この花がたくさん咲く年には、鮭が大漁になるとの言い伝えがあります。
 中国原産のバラ科リンゴ属で、これほどの大木は大変珍しいようです。格闘の木ともいわれ、アイヌは山で熊の穴をみつけたとき所有権争いで、この木で棍棒を作り争ったといいます。
■ コウヤマキは、一科一属一種の日本にのみ産する樹木です。古墳時代より棺材として使用され、水に対して強く、腐りにくい特質を持っています。日光東照宮では神木として崇められています。

 

  6  八戸市庁前のコウヤマキ(左)
          ※青森県最大級
  5  エゾノコリンゴ(右)
幹周  3.92m 幹周  2.40m
樹高  25.50m 樹高  12.00m
所在地 八戸市内丸一丁目ロータリー
   周辺の略図⇒
所在地 八戸市内丸一丁目ロータリー
   周辺の略図⇒
推定樹齢  250~300年 推定樹齢  250年
撮影  2010年12月 撮影  2010年12月

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八戸市庁前のクロマツ

 

   7  八戸市庁前のクロマツ
幹周   1.00m
樹高  3.80m
推定樹齢  50~100年
所在地  八戸市庁舎駐車場入口
   周辺の略図⇒
撮影 2010年12月

 ■ クロマツは、防風林としてよく植えられる木です。アカマツに比べて幹は曲線的で葉は厚く、さわると痛いほどです。
 このクロマツは、市庁別館南側の道路沿いにあり、枝は約17メートルもあります。

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   南郷エリア

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大倉のカツラ 高松寺のカヤ 龍興山のモミ 龍興山のアカマツ 馬場瀬のヤマボウシ

 


 馬場瀬のヤマボウシ

ヤマボウシの花 開花時期:6月初旬

 

   8  馬場瀬のヤマボウシ
幹周   2.27m
樹高   11.00m
推定樹齢   350年
所在地

 八戸市南郷区大字市野沢字馬場瀬5
 周辺の略図⇒ 

撮影 2010年 6月

 ■ このヤマボウシは、春先には花びらのように見える葉が変化した白い総包(そうほう)というもので美しく咲き乱れ、癒やしの空間を作り出しています。
 八戸市南郷区馬場瀬の南部バス馬場瀬停留所付近道路脇にあります。

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大倉のカツラ

■ このカツラの大木は「大倉のカツラ」と呼ばれ、樹齢は400年以上といわています。根元の湧水は、かつては霊泉として崇められ、この水で入浴すると万病に効くとされ、遠くからも水を運ぶための牛車が訪れたといわれています。


 

   9  大倉のカツラ
幹周   6.00m
樹高  26.50m
推定樹齢  400年
所在地  八戸市南郷区大字島守字下巻(熊野神社)
 周辺の略図⇒
撮影 2010年 3月

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高松寺のカヤ

カヤの実




■ カヤの木は、イチイ科の木で実の果実はミントのような香りがします。
 カヤの木のある瑞雲山高松寺は1449年の建立で、それ以前は小松寺と称しました。
 小松内大臣平重盛が島守の郷に至って小松寺を建立した際に、その記念樹として、重盛が植えたと伝えられています。


   10  高松寺のカヤ ※青森県天然記念物
幹周   3.72m
樹高   20.00m
推定樹齢  700年
所在地  八戸市南郷区島守字門前27-1(高松寺)
 周辺の略図⇒
撮影 2009年 4月

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 りゅうこうさん

  龍興山のアカマツ

 

   11  龍興山のアカマツ
幹周   不明
樹高   12.00m
推定樹齢  不明
所在地  八戸市南郷区島守字内山14-2
 周辺の略図⇒
撮影 2010年 7月

 ■ 島守の虚空蔵様(こくぞうさま)から龍興山神社杉根の参道を登ると平重盛の碑があり、その後ろ側に樹形の珍しいアカマツがあります。主幹から分かれ断崖に伸びた幹は、山から吹きおろす風雪により、地に這うように太い支幹が下方に突き出ています。

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  りゅうこうさん

  龍興山のモミ

龍興山神社への杉根の参道

   12  龍興山のモミ  ※八戸市天然記念物
幹周   4.00m
樹高   39.00m
推定樹齢  200年
所在地  八戸市南郷区島守字内山14-2
 周辺の略図⇒
撮影 2010年 7月

■ 龍輿山神社参道に入ると、まもなく3本のモミが迎えてくれます。この場所を過ぎると杉根の参道になり、かなり急な坂道を登り頂上の神社に至ります。
 体力に自信のない方は「朝もやの館」から市野沢方面に300メートルはど先の左手駐車場から道をたどると比較的ゆるやかで15分はどで登れます。

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   長者・廿三日町エリア

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神明宮のイチョウ 南宋寺のイチイ 大慈寺のイチョウ

 


南宗寺のイチイ

■ イチイは「八戸市の木」に指定されています。イチイのある南宗寺は、八戸藩初代南部直房が父利直(としなお)の菩提を弔うため、寛文6年(1666年)に類家に建立されました。
 南部家の墓の横に位置するこのイチイは、その頃植えたものとすると、樹齢は300年以上と推定されます。現在、根は地表に露出しており、枝は切られ、見るからに壮絶な姿となっています。


 

  13  南宗寺のイチイ
幹周   4.34m
樹高   13.00m
推定樹齢  300年
所在地

 八戸市長者一丁目7-57(南宗寺・南部家の墓の横)
 周辺の略図⇒

撮影 2010年 7月

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大慈寺のイチョウ

■ このイチョウのある大慈寺は、松館の地に根城南部九代長経を開基殿として応永18年(1411年)建立されました。その頃植えたとすると、樹齢は600年と推定されます。


 

  14  大慈寺のイチョウ
幹周   5.05m
樹高   19.00m
推定樹齢  600年
所在地

 八戸市長者一丁目6-59
 周辺の略図⇒

撮影 2010年12月

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神明宮のイチョウ

■この銀杏の大木は注連縄(しめなわ)をまとっており、いかにも堂守りの木としてふさわしい神木です。
 現在の神明宮は百余年の歴史がありますが、この銀杏は推定樹齢600年と云われています。

 15  神明宮のイチョウ
幹周   6.20m
樹高   27.00m
推定樹齢  600年
所在地

 八戸市廿六日町26-1
 周辺の略図⇒

撮影 2010年12月

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   鮫・湊エリア

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八坂神社のイチョウ 湊小学校のポプラ 鮫八幡宮のケヤキ

 


八坂神社のイチョウ

■ 館鼻の高台にあるこの銀杏は、根が露出して、幹は6本からの株立ちとなっており、その存在感には圧倒されます。
 周辺には、ケヤキの巨木も多くあり地域の歴史を感じさせてくれます。

  16  八坂神社のイチョウ
幹周   12.25m
樹高   24.50m
推定樹齢  600年
所在地

 八戸市大字湊町字館鼻20(八坂神社)
 周辺の略図⇒ 

撮影 2010年12月

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湊小学校のポプラ

  17  湊小学校のポプラ
所在地

 八戸市大字湊町字中道7-1
 周辺の略図⇒ 

撮影 2010年12月

■ 湊小学校では、80年以上前の校舎移転の際に、校舎近くにあったポプラの木を伐採し、幹の一部を新校舎の校門に使用しましたが、丸太から芽が出て、子どもたちがこれを祝ったことが由来で、今もポプラ祭りが続いています。
 今年(平成23年)で86年目になり、現在中庭にある3本のポプラは3代目になるとのことで、今年中に、そのうちの一本は校庭に移植が予定されているそうです。
 このポプラは中庭にあるため見学はできません。

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鮫八幡宮のケヤキ

■ 鮫八幡宮は、宝暦3年(1753年)、八戸薄御用商人下田屋利兵ヱが、村内安全祈願のため、日頃信仰していた八幡神を勧請し、現在地に社殿を建立したのが始まりです。のち天照大神と海上安全祈願の金比羅山(大物主)(おおものぬし)を合祀して今日に至っています。(青森県神社庁WEBサイトによる)
 大小2本の融合木で、下記幹周データは、それぞれの幹周を合計した数値です。

  18  鮫八幡宮のケヤキ
幹周   5.36m
樹高   12.00m
推定樹齢  不明
所在地

 八戸市大字鮫町字住吉町(鮫八幡宮)
 周辺の略図⇒ 

撮影 2010年 9月

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    豊崎地区エリア

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七崎神社の神の杉 七崎神社の神の杉 七崎神社の神の杉


七崎神社の「神の杉」

 

※3本とも八戸市天然記念物(青森県最大級)

 19  神のスギ(門から一番目に近い杉)
幹周

  9.54m

樹高   38.50m
推定樹齢  1000年
所在地

 八戸市

  大字豊崎町字永福寺127-2
  周辺の略図⇒ 

撮影 2010年 8月

20  神のスギ(門から二番目に近い杉)
幹周

  7.91m

樹高   35.50m
推定樹齢  800年

21  神のスギ(神社の横にある杉)
幹周

  4.90m

樹高   41.00m
推定樹齢  800年

 ■七崎神社の「神の杉」

 「神の杉」は、八戸駅西口から五戸町方面に向う454号線沿いの豊崎地区にあります。鬱蒼とした杉林の七崎神社境内にあり、八戸市では全樹種の中においても最大の木です。
 境内には杉の他にも、モミ、ヒバ、イチイ、カヤの古木などもあります。

■七崎神社の由来

 この七崎神社は、承安年間(1171年~1175年)の昔、僧行海が、諸国を巡歴しここにきて、秘法を執行しました。そのとき行海は、各地を巡ったがこれほどの霊地はないといって、境内に北斗七星をかたどり7本の杉を植えたと伝えられています。そのうちの3本が今も現存しており「神の杉」と地域の人々に敬われています。
 七崎神社は、天長元年(824年)4月、都の四条中納言藤原諸江郷が、時の天皇の怒りをこうむり、流刑の身となって海路八戸に上陸し、八太郎に居を構え漁師となって魚介を獲って暮らしていましたが、ある日、これまでに見たことのない神仏像がかかり、、小社を建立しました。その後承和元年(834年)正月にまた見た霊夢によって、ここ七崎山に本殿を改築したという由来が残っています。

■七崎姫伝説

 昔むかし、八太郎沼に大蛇が住み着いていました。この大蛇は、干ばつなどの天災を起こすので、毎年人身御供(ひとみごくう)として美しい娘を捧げなければなりませんでした。その年は長者の一人娘に白羽の矢が立っていました。長者も娘も嘆き悲しんでいたところ、都から流されてきた七崎姫という身分の高いお姫様が、この話しを聞いて身代わりになってくれるというのです。姫はありがたい観音教一巻と、守り刀を持って村人のかつぐ神輿に乗り、八太郎沼のほとりに運ばれてきました。
 やがて夜となり、闇夜の沼からものすこい音とともに波をたてて沼の主の大蛇が出現し、姫を沼の中に引きずり込もうとしたまさにその時、姫はすかさず、観音教を唱え、懐刀を目の前に置きました。するとお経の一文字一文字が刀となって大蛇に突き刺ささっていきました。姫は、苦しみもだえる大蛇に対し、もう二度と村人に悪さをしないことを誓わせ、これからは村人を守る沼の主になるよう約束させました。
 翌朝、村人たちが沼に来てみると、姫は息絶えていました。村人は不憫におもい、七崎姫を忘れぬために、豊崎の地を七崎の地と呼ぶことにしました。そして姫を七崎観音として祀り、立派な観音堂を建立し、姫の霊を弔いました。一方、八太郎沼には石殿を設けたのでした。
 昔話によると、「お浜入り」は、年に一回、姫が沼の主が悪さをしていないかどうかを確かめるために神輿に乗って見に行く神事なのだということです。

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   是川・中居林・松館エリア

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中居林のイヌザクラ 土橋のオニグルミ 若宮八幡宮のキタコブシ

 


 つちはし
   土橋のオニグルミ

   22  土橋のオニグルミ
幹周

  4.10m

樹高   17.00m
推定樹齢  120~150年
所在地

  八戸市大字是川字土橋12-1(土橋生活館横)
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撮影 2009年 4月

■ 国内のオニグルミで幹周りが4メートルを超えるものは、平成22年時点で南部町の「法光寺のオニグルミ」とこの木だけです。近くの是川遺跡の、泥炭層からは縄文人が食用にしていたクルミの殻が多数見つかっています。この樹にはツルマサキが絡み付いています。 

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 中居林のイヌザクラ


■ 中居林地区のこのイヌザクラは、国内では最大級の木です。イヌザクラは落葉高木であり、葉は長楕円形で先端は尾状に長くとがり、縁は波打って浅い鋸歯があります。
 毎年枝の節からブラシのように見える白色の小さな花を多数つけます。

イヌザクラの花 開花期:5月中旬

   23  中居林のイヌザクラ  ※国内最大級
幹周

  5.55m

樹高   18.00m
推定樹齢  550年
所在地

  八戸市大字中居林字雷
  周辺の略図⇒

撮影 2010年 7月

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 若宮八幡宮のキタコブシ

キタコブシの花
 開花期:4月中旬~5月初旬

若宮八幡宮

 

   24  若宮八幡宮のキタコブシ ※国内最大級

幹周

  3.47m

樹高   20.50m
推定樹齢  不明
所在地

  八戸市大字松館字牛ヶ沢3-4(若宮八幡宮)
  周辺の略図⇒

撮影 2010年12月
■ キタコプシは「田打ちザクラ」などと云われています。これほどの巨木は国内でも大変希少なものです。
 このキタコプシは市内から県道八戸大野線を久慈方面に向かい松館地区のバス停「石仏」付近にある若宮八幡宮境内にあります。
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   新井田・田向エリア

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毘沙門のイチョウ 秋葉山御堂のエゾエノキ 秋葉山御堂のケンポナシ

 


 秋葉山御堂のエゾエノキ

 秋葉山御堂のケンポナシ

ケンポナシの実

 25  秋葉山御堂のエゾエノキ(後)
               ※八戸市最大級
 26  秋葉山御堂のケンポナシ(前)
幹周  3.60m 幹周  2.03m
樹高  18.00m 樹高  10.00m
所在地 八戸市大字新井田字横町6-1
周辺の略図⇒ 
所在地  八戸市大字新井田字横町6-1
   周辺の略図⇒
推定樹齢  不明 推定樹齢  不明
撮影  2010年 6月 撮影  2010年 6月

■秋葉山御堂のエゾエノキ
 エノキ属は、日本原産の種が、4種あり、温暖な地方を中心に分布していますが、唯一エゾエノキだけは、東北や北海道にも自生しています。
 大木にはなるものの、限られた場所に数本見られる程度で、非常に貴重な木で、よくケヤキと間違われます。エゾエノキが一般的に知られるようになったのは、国蝶オオムラサキの食草になっていることです。(幼虫だけがエゾエノキの葉を食べます)
 オオムラサキという蝶は、その見た目の美しさが特に秀でているため、「国蝶」に指定されています。

■秋葉山御堂のケンポナシ
 ケンポナシは、初夏に小型の白い花が咲き、秋には直径数ミリの果実が熟し、その根元の枝は実と同じくらいの太さにふくらみ、梨のように甘くなり食べられます。これは二日酔いに効くともいわれています。また葉や樹皮を煎じて茶のように飲むこともあります。(写真・エゾエノキと一緒)

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 毘沙門のイチョウ

 ■ 昔、毘沙門の地に新田城の北方の守りを固める戦いの神として毘沙門天を、毘沙門堂に祀っていました。
 そのお堂の場所にあったこの銀杏の木は、田向地区の区画整理により、平成17年に現在の場所に移植されています。全体の重量が120トンあり、135メートルほど移動しています。

 27  毘沙門のイチョウ
幹周

  7.00m

樹高   17.00m
推定樹齢  550年
所在地

  八戸市大字田向字毘沙門(八戸市民病院裏)
  周辺の略図⇒

撮影 2009年 7月

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   櫛引・根城エリア

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根城跡のイチョウ 櫛引八幡宮の駒立杉 櫛引八幡宮のオオケヤキ

 


 櫛引八幡宮の駒立杉

 28  櫛引八幡宮の駒立杉
幹周

  5.82m

樹高   35.50m
推定樹齢  800年
所在地

  八戸市大字八幡字八幡丁3
  周辺の略図⇒

撮影 2010年12月

■ この杉の言い伝えでは、むかし馬に乗ったままこの境内に乗り入れられたのは南部の殿様のみであり、乗り入れた時の馬をこの杉に繋いだことから、駒立杉と呼ばれたとのことです。
 幹の内部に大きな空洞があり、百匹を超えるこうもりが棲みついています。夕方になるとそこからの出入りを見ることができます。
 また、櫛引八幡宮には国宝の「赤系威鎧(あかいとおどしよろい)・白糸威褄取鎧(しろいとおどしつまどりよろい)」を収蔵している国宝館があります。

赤系威鎧(あかいとおどしよろい)

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      おおけやき

櫛引八幡宮の大欅

櫛引八幡宮

 

 

 29  櫛引八幡宮の大欅
幹周

  4.93m

樹高   30.50m
推定樹齢  350年
所在地

  八戸市大字八幡字八幡丁3
  周辺の略図⇒

撮影 2010年12月

■ このケヤキは、櫛引八幡宮では一番大きな木で、境内西参道入口を守るかのように、雄大にそそり立っています。ケヤキの前には、庚申様や石碑がいくつか並んでおり歴史を感じさせてくれます。 

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根城跡のイチョウ

■ 根城跡は、建武元年(1334年)の南北朝時代、南部師行の居城でした。
 本丸の北方に燦然とそびえている鎮守の銀杏です。根城南部の栄枯盛衰を知っています。

 30  根城跡のイチョウ
幹周

  9.11m

樹高   24.00m
推定樹齢  650年
所在地

  八戸市大字根城字根城47
  周辺の略図⇒

撮影 2010年11月

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  市川・高舘・尻内エリア

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赤坂下のブナ 高舘蒼前神社のケヤキ 八戸駅前のイチイ

 


 赤坂下のブナ

■ ブナは白神山地や八甲田周辺に多く見られます。八戸市ではほとんど目にすることはありませんが、是川縄文遺跡からは少量ながら花粉が発見されており、太平洋側の三沢市や六ヶ所村、また洋野町では今でも見られることから、この木のある市川町周辺でもかつてはブナが生育していたと思われます。
 このブナは自生したものか人為的に植えられたものなのかは、わかっていません。いずれにしても大変貴重な木です。

 31  赤坂下のブナ(2本) ※八戸市最大のブナ
幹周

 (左)4.56m(右)3.45m

樹高   31.00m
推定樹齢  不明
所在地

  八戸市大字市川町字赤坂下41-2
  周辺の略図⇒ 

撮影 2010年12月

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  高舘蒼前神社のケヤキ

■ このケヤキの大木は昔、八戸藩と盛岡藩の藩境の木だったといわれ、「ヒャクタタキのケヤキ」と呼ばれています。
 藩政時代の軽犯罪者は、領内より所払いという刑を受けました。この刑は、藩境まで連れてこられ、尻を棒でなぐられた後、領内から追放されるというものです。

 32  高舘蒼前神社のケヤキ ※青森県最大級
幹周

  6.12m

樹高   28.50m
推定樹齢  不明
所在地

  八戸市大字河原木字久保(高舘蒼前神社)
  周辺の略図⇒

撮影 2010年 9月

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  八戸駅前のイチイ


 33  八戸駅前のイチイ
所在地

  八戸市大字尻内町字館田2-2
  周辺の略図⇒

撮影 2010年12月

■ 八戸駅前広場整備事業の一環として平成4年に三戸町の同心町から移植されました。姿形に優れ、「八戸市の木」として、八戸の玄関口にふさわしいイチイの木です。

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「八戸の樹木めぐり」は、市内の各公共施設(公園緑地課・市庁舎本館・別館、各公民館、各支所、八戸駅サービスセンター、八戸ポータルミュージアム「はっち」等)に備えつけております。また、このページからもダウンロードできます。