基調講演では、「若手が活躍する高山自治会に学ぶ~若い人との関わり方、育て方、私たちシニア世代の役割とは?~」と題し、横浜市高山自治会会長井上 晴彦氏にお話いただいました。

また、事例紹介では、「町内会運営の新たな試み」をテーマに、ボランティア役員の導入、ごみ集積所の全住民による当番制、未加入者の寄付制度などの取組みを八戸市高館ニュータウン町内会事務局長白濱 光雄氏にお話いただきました。そのほか、町内会だよりコンクール表彰式、会場みんなで座談会を行いました。

当日は、町内会長、町内会関係者など113名の参加があり、町内会運営について見識を深めました。

基調講演

演題 若手が活躍する高山自治会に学ぶ~若い人との関わり方、育て方、私たちシニア世代の役割とは?~

  今回の基調講演では、役員の8割が若手で構成されている横浜市高山自治会会長 井上 晴彦氏をお招きし、ご講演いただきました。

高山自治会の役員は1年交代の輪番制。役員16人の平均年齢は30歳から40歳です。特に子育て中の若いお母さんが多いことから、仕事や子育てに支障がないよう配慮しています。

*高山地区では賃貸住宅に住む世帯が全体の7割以上、住人の多くが現役世代や子育て世代。

(1)会合は原則として、第一日曜日の午前中に行う。夜間の定例会は行わない。

小さなお子さんを抱えたお母さん役員が多く、ご主人が休みの時であれば、子どもを見てもらえること、子ども連れの役員会出席を奨励していたこと、夕方は、夕食の支度で忙しいことなどからルール化しました。他の自治会でよくある会合が終わった後の「一杯会」に抵抗があったことも午前中にしている理由の一つです。

(2)日常の連絡は、パソコン、携帯のメール等その時の最善の連絡手段を使う。

若い役員の提案により取り入れました。現在は自治会役員には、メーリングリスト方式で、パソコン、携帯共に情報を一括発信する方法を取り入れています。

従来の慣習にこだわらず、個人の事情をみんなで思いやり、地域住民の特性に応じた町内会・自治会運営をすることが、町内会・自治会の活性化につながっていくと思います。

事例紹介

テーマ 町内会運営の新たな試み

 事例紹介では、八戸市高館ニュータウン町内会事務局長 白濱 光雄氏に、「町内会運営の新たな試み」をテーマに、運営にかかる実践的な事例を紹介していただきました。

*高館ニュータウン町内会 加入率74.7%(180/241世帯)

平成20年頃から「役員が自分の番に来る前に脱会してしまうケースの増大」、「加入者の未加入者に対する不満」などの問題があったことから、平成23年から次の運営改善に取り組みました。

(1)ボランティア役員体制の実施(輪番制による役員選出から有志によるボランティア役員へ)

(2)町内会会費の引き下げ(月500円から400円に)

(3)「ごみ集積所」の全住民による輪番制掃除活動

(4)未加入者の『町内会活動支援協力金(寄付金)』の実施

*退会者対策として(1)(2)を実施。(3)(4)のように未加入者にも協力をしてもらっている。

町内会費の引き下げやごみ集積所の輪番制、未加入者の寄付金制度などにより、会員と未加入者との距離が縮まり、2~3年脱会者は出ていません。

住んでいる人全員が町内会の会員だという気持ちで今後も取り組んでいきたいと思います。

町内会だよりコンクール表彰式

町内会だよりコンクールは、地域住民の皆さんに町内会活動を理解してもらい、参加を促すのに有効な手段である「町内会だより」の奨励及び情報発信力の向上を目的に実施しました。
各賞の受賞は次のとおりです。

★最優秀賞

・東大平町町内会

★優秀賞

・岩渕町内会

・下長町町内会

★秀作

・藤子新町町内会

・山ノ手町内会

・南田面木町内会

※表彰作品の詳細はコチラから

この講座は、公益財団法人青森県市町村振興協会の地域づくり推進ソフト事業助成金を活用して実施しています。